FAMLog


FileMaker Go 15の提供終了予定日

May 29, 2018

FileMaker Go 15は2018年9月21日にApp Storeから削除される予定となっています。

FileMaker Go 15はFileMaker Server 13に接続できますが、FileMaker Go 16やFileMaker Go 17はFileMaker Server 13に接続できません。FileMaker Server 13を利用している場合には、削除されるまでにApp StoreからFileMaker Go 15をダウンロードしておく必要がありますが、FileMaker 13 プラットフォームは2017年9月にメーカーサポートが終了しています。

なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 15が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。

[関連]サポート対象製品(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Go 15 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 17 AdvancedはFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲

May 24, 2018

FileMaker Pro 17 Advancedのデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。

同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、FileMaker Pro 17 AdvancedおよびFileMaker Go 17はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。

ただし、FileMaker Pro 17 Advancedでは新しい機能や関数が追加されています。FileMaker 17の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12、13、14、15および16)で開いた場合には、適切に動作しない部分が出てくる場合があるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Pro ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 17でサポートされるクライアントアプリケーション

May 23, 2018

FileMaker Server 17でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。

・FileMaker Pro(バージョン16および15)
・FileMaker Pro Advanced(バージョン17、16および15)
・FileMaker Go(バージョン17、16および15)
・iOS App SDK(バージョン17、16および15)を使用して作成されたiOSアプリケーション
・FileMaker WebDirect、カスタムWeb公開 with PHP、およびカスタムWeb公開 with XMLを使用したFileMaker Server Web 公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebユーザー
・FileMaker Data APIを使用して共有ソリューションのデータにアクセスするWebブラウザーまたはアプリケーション
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアント

FileMaker 17 プラットフォームの発売に伴い、新しくFileMaker ユーザライセンスプログラムが導入されています。FileMaker ボリュームライセンスプログラムは、2018年5月にFileMaker ユーザライセンスプログラムに移行されているので、FileMaker 17にバージョンアップする際には注意が必要です。FileMaker ユーザライセンス以外のオプションとして、同時接続ライセンスおよびサイトライセンスも引き続き提供されています。

なお、FileMaker Server 17でカスタムWeb公開(CWP)およびODBC/JDBCを利用する場合には接続ライセンスは不要です(2018年5月現在)。

[関連]FileMaker Server 16でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化

May 22, 2018

FileMaker 17 プラットフォームではFileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化されています。

FileMaker Pro Advancedには、より迅速に、より効率的に開発するのに役立つ多くの機能が搭載されています。新しいバージョンのFileMaker Proは提供されないため、バージョン17の新機能を利用したい場合にはFileMaker Pro Advancedを利用する必要があります。FileMaker Pro 17 Advancedのアップグレード版は22,800円(税別)に値下げされていますが、FileMaker Pro 17 Advanced フルバージョンの価格は57,600円(税別)であり、FileMaker Pro 16の38,000円(税別)と比較すると、新規個人ユーザーにとっては値上げとなっています。

なお、FileMaker Pro Advancedに含まれる高度なツール(Developer ユーティリティ、データベースデザインレポート機能、スクリプトデバッガ、データビューア、カスタムメニュー機能、カスタム関数ユーティリティ等)を使用するには、[環境設定]ダイアログボックスの[一般]タブで[高度なツールを使用する]を選択した後にFileMaker Pro Advancedを再起動する必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 14のテクニカルサポート終了予定日

May 21, 2018

FileMaker社が、FileMaker 14 プラットフォームのサポートを2018年9月21日に終了すると発表しています。

2018年9月にテクニカルサポートサービスが終了する予定のFileMaker製品は下記の通りです。

・FileMaker Pro 14
・FileMaker Pro 14 Advanced
・FileMaker Server 14
・FileMaker Go 14

FileMaker ナレッジベースやFileMaker Communityは引き続き利用できますが、FileMaker 14 プラットフォームのテクニカルサポート、紛失時のメディアやダウングレード用ライセンスキーの販売等は2018年9月に終了する予定となっています。

[関連]FileMaker announces the end of support for FileMaker 14 Platform(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Go 14の提供終了予定日(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker 17 プラットフォームが登場

May 16, 2018

ファイルメーカー社が、FileMaker 17 プラットフォームを2018年5月16日から販売を開始すると発表しています。

FileMaker 17 プラットフォームのソフトウェア製品が日本国内では下記の価格にて販売され、FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化されました。また、FileMaker Go 17についてはApp Storeから無料で入手可能です。

・FileMaker Pro 17 Advanced フルバージョン:57,600円(税別)
・FileMaker Pro 17 Advanced アップグレード:22,800円(税別)
・FileMaker Pro 17 Advanced アカデミック:34,560円(税別/学生・教職員限定)
・FileMaker ユーザライセンス 5 ユーザ接続:96,000円(税別/年間利用料金の場合)
・FileMaker 同時接続ライセンス 5 同時接続:294,000円(税別/年間利用料金の場合)
・FileMaker サイトライセンス 25 シート:240,000円(税別/年間利用料金の場合)

なお、FileMaker Pro 17 Advancedでは、OS X El Capitan v10.11はサポート対象外となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16の新機能:fmsadmin WPEコマンド

May 15, 2018

FileMaker Server 16では、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理するためのfmsadminコマンドにおいて新たにWPEコマンドを利用できるようになっています。

WPEコマンドを使うことで、ワーカーマシンの追加や削除、および一覧を表示することができます。

[使用例]
$ fmsadmin wpe add 192.168.1.15 192.168.1.16
$ fmsadmin wpe list
$ fmsadmin wpe remove 192.168.1.16 -y -u USERNAME -p PASSWORD
WPE Removed: 192.168.1.16

なお、ワーカーマシンを追加するADDコマンドはワーカーマシン上で実行する必要があり、ワーカーマシンの一覧を表示するLISTコマンドとワーカーマシンを削除するREMOVEコマンドはマスターマシン上で実行する必要があります。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker WebDirectで500同時接続をサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16の変更点:Windows版におけるオブジェクトの座標

May 14, 2018

Windows版のFileMaker Pro 16では、マルチドキュメントインターフェース(MDI)からシングルドキュメントインターフェース(SDI)に変更されたことに伴い、GetLayoutObjectAttribute関数で取得できるオブジェクトの座標が変更されています。

FileMaker Pro 15以前では、起点の座標はFileMaker Proメニューバーもしくは表示されている場合はツールバーの左下端までの相対距離で示されていました。バージョン16では、メイン画面のデスクトップ領域の左上端までの相対距離に変更されています。GetLayoutObjectAttribute関数で影響を受ける属性は、bounds、left、right、top、bottom、startPointおよびendPointです。

なお、Windows版のFileMaker Pro 16では、GetLayoutObjectAttribute関数だけでなく次の取得関数の動作が旧バージョンと異なる場合があります。

・Get (ウインドウ左位置)
・Get (ウインドウ上位置)
・Get (ウインドウデスクトップ幅)
・Get (ウインドウデスクトップ高さ)

[関連]FileMaker Pro 16の改善点:Windows環境で一新されたユーザーインターフェース(FAMLog)、マルチドキュメントインターフェース (MDI) とシングルドキュメントインターフェース (SDI) の概要(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16の改善点:設定可能なファイルキャッシュサイズの拡大

May 10, 2018

FileMaker Pro 16では、設定できるファイルキャッシュのサイズが2048MBに拡大されています。

FileMaker Proでは作業時に行った変更は自動的に記憶され、変更内容は一時的にキャッシュとしてRAM(メモリー)上に保存されます。キャッシュのサイズは、[環境設定]ダイアログボックスの[メモリ]タブにある[ファイルキャッシュの変更]で変更します。ファイルキャッシュのサイズ変更を反映させるには、FileMaker Proを一度終了してから再起動する必要があります。

バージョン15で設定できるファイルキャッシュのサイズは64MBから512MBまでの範囲でしたが、バージョン16では64MBから2048MBまでの範囲に拡大されています。

[関連]環境設定: メモリ(FileMaker Pro 16 ヘルプ)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16の改善点:AVPlayer関連のスクリプトステップと関数

May 07, 2018

FileMaker Pro 16では、AVPlayer関連のスクリプトステップと関数の機能が拡充されています。

バージョン16では、[AVPlayer オプション設定]スクリプトステップでビデオのズーム設定とオーディオのボリューム設定を変更できるようになった他、[AVPlayer 再生]および[AVPlayer オプション設定]スクリプトステップでメディア表示用の追加オプションとして[埋め込みのみ]を使用できるようになっています。

さらに、GetAVPlayerAttribute関数において、新しい属性名としてzoom、pictureInPicture、volumeおよびexternalPlaybackがサポートされるようになっています。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)、FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

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