FAMLog
FileMaker 15で非推奨になった機能
June 10, 2016
ファイルメーカー社が、2016年5月にFileMaker 15で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker Pro 15およびFileMaker Go 15において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです。
・一部のレイアウトテーマ(濃淡、コントラスト、FileMaker ミレニアム、ガラス、四角形、角丸、半角丸、特殊ファミリーのテーマ)
・画像フォーマット: FPX、QIF、EPS
・32ビットアーキテクチャ
・FileMaker Pro ランタイム
・[許可される向きの設定]スクリプトステップのサポート
上記の内容は今後サポートされなくなる可能性がある項目であり、別のAPI、技術または代替機能を利用するようにソリューションを変更したり、利用環境を更新することが推奨されています。
[関連]FileMaker 14で非推奨になった機能(FAMLog)
FileMaker Pro 15とFileMaker Go 15はFileMaker Server 12に接続不可
June 09, 2016
FileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedおよびFileMaker Go 15は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン13.0.5およびそれ以前のFileMaker Serverには接続できません。
FileMaker 15の各ソフトウェアがホストされているFileMakerデータベースに接続する際、ホスト側のFileMaker ServerやFileMaker Proのバージョンは13.0.9以降(13.0.9、14および15)である必要があります。
なお、FileMaker Server 12に接続できるFileMaker Go 13は近日中にApp Storeから削除される予定となっています。
[関連]FileMaker Pro 15 および FileMaker Pro 15 Advanced の動作環境(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 14.0.6 アップデータが公開
June 08, 2016
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 14.0.6 および FileMaker Pro 14.0.6 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 14またはFileMaker Pro 14 Advancedをバージョン14.0.6に更新するものです。バージョン14.0.6では、PDFファイルの作成に使用するPDFエンジンが置き換えられています。
なお、現時点におけるFileMaker Proの最新バージョンは2016年5月に発売されたバージョン15(15.0.1)です。
FileMaker Pro 12とFileMaker Go 12はFileMaker Server 15に接続不可
June 07, 2016
FileMaker Pro 12、FileMaker Pro 12 AdvancedおよびFileMaker Go 12は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン15のFileMaker Serverには接続できません。
FileMaker Server 15に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン13.0.9以降となっています。FileMaker Pro 15のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン12のFileMakerソフトウェアからFileMaker Server 15に接続することはできないので要注意です。
なお、FileMaker 12 製品ラインのテクニカルサポートは2016年9月23日をもって終了する予定となっています。
[関連]FileMaker Server 15でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、FileMaker 12 製品ラインのサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 15でサポートされるクライアントアプリケーション
June 06, 2016
FileMaker Server 15でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。
・FileMaker Pro(バージョン15、14および13.0.9)
・FileMaker Pro Advanced(バージョン15、14および13.0.9)
・FileMaker Go(バージョン15、14および13.0.9)
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアントアプリケーション
・Web公開エンジンを経由してデータにアクセスするWebブラウザーや他のアプリケーション
FileMaker Go、FileMaker WebDirectおよびFileMaker Pro(ユーザ接続ライセンスクライアント)からFileMaker Server 15にアクセスするにはFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。逆に、有償のFileMaker ProやFileMaker Pro Advanced、カスタムWeb公開(CWP)そしてODBC/JDBCを利用する場合にはFileMaker Server 接続ライセンスは不要です(2016年6月現在)。
[関連]FileMaker Server 15のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)
OS X版FileMaker Server 15の動作環境
June 03, 2016
OS X版のFileMaker Server 15はOS X Yosemite v10.10とOS X El Capitan v10.11をサポートしています。
RAMの最低要件は従来と同様に4GBであり、FileMaker Server 14でサポートされていたOS X Mavericks v10.9はFileMaker Server 15ではサポートされなくなっています。
また、FileMaker WebDirectの同時接続ユーザー数が7以上の場合には、サーバーを2台構成にすることが推奨されています。バージョン14と同様、推奨されるWebサーバーの搭載RAMおよびCPUは下記のようになっています。
・同時接続ユーザー数 7-25:RAM 8GB、CPU 4-Core
・同時接続ユーザー数 26-50:RAM 12GB、CPU 8-Core
・同時接続ユーザー数 51-100:RAM 16GB、CPU 12-Core
[関連]OS X版FileMaker Server 14の動作環境(FAMLog)
2016年5月「INTER-Mediator勉強会2016-#3」発表資料
June 02, 2016
2016年5月30日に行われた「INTER-Mediator勉強会2016-#3」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker Server 15の新機能と改善点(PDF形式/ファイルサイズ:約1.4MB)
「FMS15_NewFeatures.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
f5c95e4436930ecd9a9902b1ee87c473b84a438e590b37ad131c2bd86c225578
■関連リンク
・FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
http://filemaker-jp.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/12130
・FileMaker Server 15 ヘルプ(FileMaker)
https://www.filemaker.com/help/15/fms/ja/
・FileMaker Licensing for Teams - ファイルメーカー ソフトウェア ライセンス プログラム(FileMaker)
https://www.filemaker.com/jp/purchase/license/flt.html
・チーム向け FileMaker ライセンス FAQ(FileMaker)
https://www.filemaker.com/jp/purchase/store/faq-teams.html
・ボリュームライセンス製品のご購入に関するFAQ(FileMaker)
https://www.filemaker.com/jp/purchase/license/qa.html
(2022年5月8日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker カンファレンス 2016が2016年11月上旬に開催
May 31, 2016
ファイルメーカー社が、2016年11月9日(水)から11月11日(金)までの3日間、JPタワーホール&カンファレンスで「FileMaker カンファレンス 2016」を開催すると発表しています。
本カンファレンスでは、今月新バージョンが発表されたFileMaker 15 プラットフォームを用いてカスタムAppを開発するためのヒントやベストプラクティス、テクニックを学べます。入場無料および事前登録制で、昨年同様、3日間の会期で50以上のセッションが予定されているとのことです。
事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス情報ページにて2016年8月下旬より開始される予定です。
FileMaker 15に対応した日本語版のFileMaker Training Series: 基礎編が提供開始
May 27, 2016
ファイルメーカー社がFileMaker 15 プラットフォームに対応した公式トレーニングカリキュラム「FileMaker Training Series: 基礎編」(日本語版)の無料提供を2016年5月中旬に開始しています。
「FileMaker Training Series: 基礎編」は、iBooks Storeで無料でダウンロードすることができ、FileMaker 15を用いてカスタムAppのサンプルを構築する方法を学ぶことができます。ファイルメーカー社のWebサイトでPDF形式のファイル(アクティビティファイルを同梱)としても配布されています。
なお、FileMaker 15 プラットフォームに対応した「FileMaker Training Series: 応用編」は今夏発売される予定となっています。
[関連]FileMaker 15に対応した日本語版のFileMaker Training Series: 応用編(FAMLog)
(2016/07/28追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Pro 15の動作環境
May 26, 2016
OS X版FileMaker Pro 15およびFileMaker Pro 15 Advancedの動作環境は、OS X Yosemite v10.10もしくはOS X El Capitan v10.11となっており、OS X Mavericks v10.9が動作環境の対象から外されています。
Windows版FileMaker Pro 15およびFileMaker Pro 15 Advancedの動作環境は、Windows 7 SP1(Professional EditionおよびUltimate Edition)、Windows 8.1(Standard EditionおよびPro Edition)もしくはWindows 10(ProおよびEnterprise Edition)となっています。バージョン14と同様、Windows版では32ビットバージョンと64ビットバージョンの2つのバージョンが用意されています。
なお、OS X版は32ビットアプリケーションとして実行できなくなっています。OS Xにおいて、32ビット専用のプラグインやODBCクライアントドライバ、オーディオ/ビデオコーデックを使用する場合には、64ビットバージョンを利用しなければならない点に注意する必要があります。
[関連]FileMaker Pro 14の動作環境(FAMLog)