FAMLog


Bento 2

October 16, 2008

ファイルメーカー社が、Mac用パーソナルデータベースの新バージョンである「Bento 2」を2008年11月上旬に日本国内で発売すると発表しています。

Bento 2では、Apple MailのメッセージやRSS配信が、Bentoに格納されている情報と直接リンクさせることができるようになっています。Microsoft ExcelやNumbersのスプレッドシートを直接インポートできるようになると共に、ExcelやNumbersのフォーマットへのエクスポートも可能となっており、その他にも数多くの新機能が追加されています。

Bento 2の利用には、Intelプロセッサー、PowerPC G5またはPowerPC G4(867MHz以上)プロセッサーを搭載したMacで動作するMac OS X Leopard(バージョン10.5.4以降)、そして512MB以上のRAMと1GBのディスクスペースが必要です。

Bento 2の価格は税込5,040円で、ファミリーパックの価格は税込10,290円です。

Tag: Mac

ClamXav 1.1.1

September 02, 2008

Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.1.1」が公開されています。

バージョン1.1.1では、安定性が向上し、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.93.3が搭載されています。IntelベースのMacでも利用可能なUniversalアプリケーションとして、Mac OS X v10.4 TigerおよびMac OS X v10.5 Leopardに対応しています。

なお、Mac OS X Server v10.5 Leopardではテストされていないので、その環境での利用には注意が必要です。

(2008/10/16追記:ClamXav 1.1.1 with ClamAV 0.94 backendが2008年10月上旬に公開されていました。)

Tag: Mac

Mac OS X LeopardではDTraceが利用可能

August 27, 2008

Mac OS X LeopardのDarwinカーネルには、Solaris 10およびOpenSolarisに搭載されているシステム情報取得機能であるDTraceが組み込まれています。

DTraceを使用すると、Mac OS X Leopardのシステムやアプリケーションの情報を収集し、動作を調べることができます。例えば、あるソフトウェアの性能の問題を追跡したり、異常動作の原因を突き止めることが可能になります。

Java、Ruby、Python、PerlもDTraceをサポートするための拡張が行われており、各言語のパフォーマンス特性の情報に簡単にアクセスできるようになっています。

Tag: Mac

Mac OS X Server Leopardの管理アプリケーション

August 26, 2008

Mac OS X Server Leopardの標準構成およびワークグループ構成では、「サーバ環境設定」および「ディレクトリ」アプリケーションを管理アプリケーションとして使用します。

詳細構成の場合には、「ワークグループマネージャ」および「サーバ管理」アプリケーションを使用します。「サーバ管理」は、「サーバ環境設定」に表示されないサービスを管理する目的で標準構成およびワークグループ構成で使用できます。

ただし、「サーバ管理」を使用して「サーバ環境設定」に表示されるサービスをカスタマイズすると、意図しない影響が出ることがあるので注意が必要です。

[関連]Mac OS X Server version 10.5: サーバ構成に正しい管理アプリケーションを使う(アップル)

Tag: Mac

Mac OS X Leopardではディスクパーティションのサイズ変更が可能

August 21, 2008

Mac OS X Leopardでは、ディスクユーティリティでディスク全体を初期化せずにパーティションのサイズ変更ができるようになっています。

あらかじめ削除してよい予備のパーティションを用意しておけば、ディスク全体を初期化せずに任意のパーティションのサイズを増やすことも可能です。Mac OS X Leopardでは、マスターブートレコード(MBR)パーティション以外、どのディスクパーティションの大きさでも変更できます。

ただし、パーティションの大きさを変更するには予備のパーティションが必要になったり、パーティションに含まれるデータを消去しなければならない場合があるため、影響のあるパーティションに含まれるデータを事前にすべてバックアップする必要がある、といった重要な注意点があります。

[関連]Mac OS X 10.5: ディスクパーティションの大きさを変更する(アップル)

Tag: Mac

Mac OS X Leopardは自動バックアップ機能を標準搭載

August 07, 2008

Mac OS X Leopardには、非常に使いやすい自動バックアップ機能である「Time Machine」が新機能として組み込まれています。

別売の外付けドライブをMacにつなぐだけでTime Machineの準備が完了し、後はこのドライブをバックアップに使うかどうか決めるだけです。システムファイル、アプリケーション、アカウント情報や環境設定だけでなく、各種文書ファイルもバックグラウンドで自動的にバックアップされます。

ただし、Time MachineとFileMaker Serverを同時に利用する際には注意が必要であり、FileMaker Serverのフォルダをバックアップ対象から除外するように設定しておくことが推奨されています。

[関連]Mac OS X Leopard Sneak Peek:Time Machine(FAMLog)

Tag: Mac

Mac OS X LeopardでCUPSデーモンの自動起動を無効にする

August 04, 2008

Mac OS X LeopardでCUPSデーモンの自動起動を無効にするには、ターミナルで次のように入力します。

sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/org.cups.cupsd.plist
(実際には1行で入力します)

CUPSは、UNIX系OS用の印刷システムであり、Mac OS Xでも標準的に利用されています。CUPSは、2007年にAppleに買収され、現在はAppleが保守を担当しています。

[関連]CUPS Purchased by Apple Inc.(Common UNIX Printing System)

Tag: Mac

Mac OS X Leopardの辞書アプリケーションは日本語を標準サポート

July 31, 2008

Mac OS X Leopardでは、小学館の「大辞泉」国語辞典と「類語例解辞典」が標準搭載され、辞書アプリケーションが標準で日本語をサポートしています。

テキストエディットやSafariなどのアプリケーションを使用しているときに、単語を選択して、controlキーを押しながら選択部分をクリックして表示されるメニューから[辞書で調べる]を選択すると、辞書で単語を調べることも可能です。

辞書アプリケーション、またはその言葉の下に表示される辞書パネルに内容が表示されますが、表示方法については辞書アプリケーションの環境設定で指定することができます。

Tag: Mac

Mac OS X LeopardでBluetoothデーモンを無効にする

July 30, 2008

Mac OS X LeopardでBluetoothデーモンを無効にするには、ターミナルで次のように入力します。

sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.blued.plist
(実際には1行で入力します)

元の状態に戻す場合には、次のように入力します。

sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.blued.plist
(実際には1行で入力します)

なお、上記の方法はMac OS X v10.4 Tigerでは使用できません。

Tag: Mac

Mac OS X Leopardで赤外線レシーバーを無効にする

July 29, 2008

Mac OS X Leopardでは、システム環境設定の[セキュリティ]パネルでリモートコントロール赤外線レシーバーを無効にすることができますが、CLI(コマンドラインインターフェース)でも無効化の操作が可能です。

Mac OS X Leopardにおいてコマンドラインインターフェースで赤外線レシーバーを無効にするには、ターミナルで次のように入力します。

sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.driver.AppleIRController DeviceEnabled -bool no
(実際には1行で入力します)

Tag: Mac

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