FAMLog
Thunderbolt 3(USB-C)ポートを搭載したiMacが登場
June 07, 2017
アップルが、iMacの製品ラインを刷新し、Kaby LakeマイクロアーキテクチャーのIntel Core i5 プロセッサーやThunderbolt 3(USB-C)ポートを搭載したiMacを発表しています。
新しいiMacは、Retina 4Kおよび5Kディスプレイモデルにおいて新たに10億色をサポートした他、21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデルの上位モデルと27インチiMac Retina 5KディスプレイモデルではFusion Driveが標準になっています。3.5GHzもしくは3.8GHzクアッドコアのIntel Core i5 プロセッサーを搭載した27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルではオプションでメモリーを16GB、32GBもしくは64GBに変更可能です。
21.5インチiMacの価格は120,800円(税別)、21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデルの価格は142,800円(税別)から、27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルの価格は198,800円(税別)からとなっています。
macOS High Sierraが2017年秋に登場予定
June 06, 2017
Appleが、macOS Sierraの後継バージョンとなるmacOS High Sierraを今秋提供する予定であると発表しています。
macOS High Sierraでは、強化されたパフォーマンス、セキュリティそしてデータの信頼性を特長とするファイルシステムである「Apple File System(APFS)」が採用されます。業界標準であるHEVC(High-Efficiency Video Coding/H.265)のサポートや、機械学習からバーチャルリアリアリティのコンテンツ制作まであらゆるものを実現するグラフィックステクノロジーであるMetalのアップデートが提供されるなど、数多くの機能追加や改良が予定されています。
macOS High Sierraは今秋、無料のソフトウェアアップデートとしてMac App Storeから提供される予定です。なお、macOS High Sierraと同時にiOS 11も発表されており、iOS 11も今秋正式に提供が開始される予定となっています。
Cyberduck 6.0が公開
May 09, 2017
オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 6.0」が公開されています。
Cyberduck 6.0では、Microsoft OneDriveやクライアントサイドの暗号化手法であるCryptomator等が新たにサポートされています。また、ブラウザーウインドウでローカルファイルシステムを閲覧できるになっています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、Mac版についてはOS X Lion v10.7以降、Windows版についてはWindows Vista以降で動作します。
Bashのバージョン確認方法
March 16, 2017
GNU Bashのバージョンを確認するには、bashコマンドで--versionオプションを使用します。
macOS Sierra 10.12.3では、Bashのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ bash --version
GNU bash, version 3.2.57(1)-release (x86_64-apple-darwin16)
Copyright (C) 2007 Free Software Foundation, Inc.
なお、現時点におけるBashの最新版はバージョン4.4です。
macOSで省エネルギーのスケジュール設定を確認する
March 15, 2017
macOSにおいて、省エネルギーのスケジュール設定を確認する方法の1つにpmsetコマンドを使用する方法があります。
コマンドラインインターフェースでスケジュール設定を確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ pmset -g sched
Repeating power events:
wakepoweron at 6:00AM every day
pmsetコマンドはmacOSで電源管理関連設定の変更と読み込みを行うツールであり、設定を変更する場合には管理者権限を持つユーザーで実行する必要があります。
[関連]pmset(FAMLog)、Mac OS Xで省エネルギーのスケジュール設定を変更する(FAMLog)
ターミナルでMacのハードウェア情報を取得する
March 03, 2017
macOSにおいてCLI(コマンドラインインターフェース)でハードウェア情報を取得する方法の1つにsystem_profilerコマンドを使用する方法があります。
system_profilerコマンドを使用してハードウェア情報を取得するには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
system_profiler SPHardwareDataType
system_profilerコマンドを使用することで、Macの機種情報やCPU情報、メモリーサイズなどを確認できますが、それ以外にもMacのハードウェアやソフトウェア、ネットワークに関する概要情報も確認できます。
[関連]Mac のシステム情報について(Apple サポート)
macOSでPower Napを無効にする
February 24, 2017
macOSにおいてCLI(コマンドラインインターフェース)でPower Napの機能を無効にするには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
sudo pmset -a powernap 0
Macがスリープ状態のときでもさまざまな操作を実行可能にするPower Napの設定は、システム環境設定の[省エネルギー]パネルで確認および変更することができます。[省エネルギー]パネルにある[Power Nap を有効にする]チェックボックスを使ってPower Napの有効/無効を切り替えることができます。
Power Napに対応しているMacは、MacBook(Early 2015 以降)、MacBook Air(Late 2010 以降)、MacBook Pro(Retina ディスプレイ搭載の全モデル)、Mac mini(Late 2012 以降)、iMac(Late 2012 以降)およびMac Pro(Late 2013)です。
[関連]Mac の Power Nap の機能について(Apple サポート)、Mac OS Xで省エネルギーの設定を確認する(FAMLog)
Apple Remote Desktop 3.9が配布開始
February 22, 2017
Mac App StoreでApple Remote Desktop 3.9の配布が開始されています。
Apple Remote Desktop 3.9のMac App Storeにおける価格は9,800円です(2017年2月現在)。Touch Barのサポートが追加されたApple Remote Desktop 3.9を利用するにはOS X Yosemite v10.10.5以降が必要であり、OS X Mavericksはサポート対象外となっています。
バージョン3.9では、OS X Yosemite v10.10.5以降のクライアントと通信する際のセキュリティが向上し、コンピューターおよびユーザーの資格情報の暗号化されたリストを書き出したり復元できるようになっています。また、OS X Mountain Lion v10.8、OS X Mavericks v10.9またはOS X Yosemite v10.10.4以前のすべてのバージョンのクライアントと通信するためのオプションの互換モードが追加されます。
ターミナルでmacOSのGatekeeperが有効になっているか確認する方法
January 10, 2017
macOSでGatekeeperが有効になっているか確認するには、ターミナルで次のように入力します。
spctl --status
[実行例]
$ spctl --status
assessments enabled
Gatekeeperが無効になっている場合には、上記のコマンド実行結果は「assessments enabled」ではなく「assessments disabled」と表示されます。
[関連]OS X:Gatekeeper について(Apple サポート)
OS X El CapitanおよびmacOS SierraのApache HTTP ServerではLibreSSLを利用
December 22, 2016
OS X El Capitan v10.11およびmacOS Sierra 10.12に搭載されているApache HTTP Server 2.4はSSL/TLSライブラリとしてLibreSSLを利用するようになっています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。OS X Yosemite v10.10まではOpenSSLの古いバージョンであるOpenSSL 0.9.8系統をベースにしたものを利用していましたが、OS X El CapitanでOpenSSLからLibreSSLに変更されました。
現時点でのLibreSSLの最新安定バージョンはバージョン2.4.4です。LibreSSLはバージョン2.5系統の開発も進められており、現在開発版のバージョン2.5.0が公開されている状況です。