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Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドの活用 (1)
March 07, 2005
Apple Remote Desktop 2には「networksetup」と「systemsetup」の2つのコマンドラインツールが含まれています。
networksetupはクライアントのネットワーク設定に使用します。ネットワークの場所の作成や変更、IPアドレスの変更、ネットワークサービスのプロキシの設定などの操作ができます。
systemsetupはネットワーク以外のシステム設定に使用します。時間帯、ネットワークタイムサーバー、スリープ設定や省エネルギー設定などに関する設定を確認、変更できます。
cscreen
February 25, 2005
Mac OS Xでコマンドラインからディスプレイの解像度を変更したい場合には「cscreen」というツールを利用できます。
(使用例)
$ cscreen -x 1024 -y 768 -d 32
上記例の場合、次のように設定が変更されます。
・解像度を1024×768に変更
・カラーを約1670万色(32bits/pixel)に変更
cscreenの使い方は下記のコマンドで参照することができます。
$ cscreen -h
Common Criteria Tools 1.0
February 17, 2005
Appleから「Common Criteria Tools 1.0」が配布されています。また、Common Criteria Tools 1.0を適用したMac OS X v10.3.6およびMac OS X Server v10.3.6が、Common Criteria EAL3の認定レベルを取得したことが判明しました。
Common Criteriaは、情報関連システムや情報関連製品について必要なセキュリティ要件に基づいて評価するための国際規格の名称です。
Common Criteria Tools 1.0はMac OS X v10.3.6以降もしくはMac OS X Server v10.3.6以降で動作し、設定や管理について記載された「Common Criteria Configuration and Administration Guide(PDF)」も配布されています。
Mac OS X Update 10.3.8
February 10, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.3.8」および「Mac OS X Server Update 10.3.8」がリリースされています。
Mac OS X v10.3.8の主な改良点は下記の通りです。以前に単体で実施された最新のセキュリティアップデートも含まれています。
・OpenGLテクノロジーの改良、ATIおよびNVIDIA対応のグラフィックスドライバのアップデート
・MacとPCが混在するネットワークでのファイル共有機能、およびディレクトリサービスの改良
・他社製アプリケーション、デバイスとの互換性の改良
また、「省エネルギー」環境設定オプションの「停電後に自動的に再起動する」が選択されていても、停電後にコンピュータが必ずしも自動的に再起動していなかった問題を解決しているとのことです。
1.67GHz PowerBook G4
January 31, 2005
アップルが、新しい「PowerBook G4」を発表しています。
今回発表されたすべてのPowerBookには、512MBのメモリ、AirMac Extreme 54Mbps 802.11gおよびBluetooth 2.0ワイヤレスネットワーク機能、そしてアップルの新しい技術である、スクロールトラックパッドと緊急モーションセンサー(SMS:Sudden Motion Sensor)などが標準搭載されています。
8倍速のSuperDriveを搭載した、新しいPowerBookの15インチおよび17インチモデルでは、最大1.67GHzで動作するPowerPC G4が搭載されています。
新しい12インチおよび15インチのPowerBook G4各モデルは2005年2月1日より、17インチモデルのPowerBook G4は、2005年2月上旬より出荷開始されます。
Mac mini
January 12, 2005
アップルがこれまでで最もコンパクトなMacとなる「Mac mini(マックミニ)」を2005年1月12日に発表しています。
Mac miniは、高さ2インチ(約5cm)、重さ2.9ポンド(約1.3kg)で、1.25GHzまたは1.42GHzのPowerPC G4プロセッサを搭載しています。1基のFireWire 400および2基のUSB 2.0ポート、10/100BASE-T Ethernet等を内蔵しています。メモリは標準構成で256MBで、1GBまで拡張可能です。
価格は1.25GHzモデルが税込58,590円、1.42GHzモデルが税込70,140円となっています。米国内では2005年1月22日(土)より、その他の国々では2005年1月29日(土)より販売されます。
デュアル2.3GHz Xserve G5
January 06, 2005
アップルが1Uラックマウント型サーバー「Xserve(エックスサーブ)」をアップグレードしたことを発表しています。
デュアルプロセッサモデルには2.3GHz PowerPC G5が搭載され、最大3基の400GBシリアルATA Apple Drive Moduleを内蔵可能で、最大1.2TBの内蔵ストレージを実現します。
シングルプロセッサモデルは税込346,290円、デュアルプロセッサモデルは税込461,790円、そしてクラスタノードモデルは税込346,290円で2005年1月下旬より販売されます。
Xsan
January 05, 2005
アップルが、エンタープライズクラスのストレージエリアネットワーク(SAN)ファイルシステム「Xsan(エックスサン)」の出荷を開始し、2005年1月5日から1システム税込102,900円で販売されることを発表しています。
XsanはXserve G4、Xserve G5、Power Mac G4、Power Mac G5、Xserve RAIDおよびApple Fibre Channel PCI-Xカードで動作することが確認されています。
Xsanの使用にはMac OS XまたはMac OS X Serverバージョン10.3ソフトウェアがインストールされていることが必要で、XsanはBrocade、QLogicまたはEmulexなどから発売されているXsan対応ファイバーチャネルスイッチをサポートします。
Mac OS X Update 10.3.7
December 16, 2004
Appleから「Mac OS X Update 10.3.7」および「Mac OS X Server Update 10.3.7」がリリースされています。
Mac OS X v10.3.7の主な改良点は下記の通りです。以前に単体で実施された最新のセキュリティアップデートも含まれています。
・「Apple ファイル共有」を使用して長い名称のファイルを保存したときにファイル名が短くされる不具合の修正
・OpenGLテクノロジーの改良、ATIおよびNVIDIA対応のグラフィックドライバのアップデート
・FireWireデバイスとの互換性の強化
・他社製アプリケーションとの互換性の改良
また、DNSルックアップを行うSafari、Mailおよびその他のネットワークアプリケーションで接続の中断が発生することがあった問題を解決しているとのことです。
clamXav 0.9.0f
November 22, 2004
フリーのウィルスチェッカー「clamXav 0.9.0f」がリリースされています。
ClamAVの新バージョン0.80が採用され、起動時にclamXavやエンジンのアップデートの確認、およびウィルス定義の自動更新ができるようになっています。
スキャンおよびウィルス定義更新のスケジュール機能も追加され、管理者権限を持たないユーザーでもウィルス定義の更新ができるようになるなど、バージョン0.9.0fでは様々な機能が追加されています。