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Ruby on Rails 3.1.3とRuby on Rails 3.0.11が公開
November 21, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.1.3」と「Ruby on Rails 3.0.11」が公開されています。
セキュリティ上の問題を修正するためにRails 3.1.2およびRails 3.0.11が公開されていましたが、Rails 3.1.2でSprocketsに起因する問題が判明したため、その問題を修正したバージョン3.1.3が急遽公開された模様です。
なお、Rails 3.1.2およびRails 3.0.11では、translateヘルパーメソッドのXSS脆弱性が修正されています。
Ruby 1.9.3が公開
October 31, 2011
Ruby 1.9系統の最新版である「Ruby 1.9.3-p0」が公開されています。
Ruby 1.9.3ではライセンスが変更されています。従来はGPLv2とRuby'sライセンスのデュアルライセンスでリリースされてきましたが、Ruby 1.9.3は2-clause BSDLとRuby'sライセンスのデュアルライセンスでリリースされています。
バージョン1.9.3では、UTF-16、UTF-32、CP950およびCP951という新しいエンコーディングが追加され、RegexpsがUnicode 6.0の新しい文字とスクリプトをサポートするようになるなど数多くの機能追加が行われています。
Ruby 1.8.7のサポート終了時期
October 11, 2011
Ruby 1.8.7のサポート終了予定に関する詳細が発表されており、Ruby 1.8.7のメンテナンスは2012年6月に終了となり、セキュリティに関わる修正は2013年6月まで対応される予定となっています。
今後はRuby 1.9系統への移行が推奨されており、新規にRubyを導入する場合にはRuby 1.8.7ではなくRuby 1.9.2以降を利用するほうがよいでしょう。
なお、現時点(2011年10月)ではRuby 1.9系統の最新安定バージョンはRuby 1.9.2-p290です。バージョン1.9.3の開発も進められており、現在リリース候補版が公開されている状況です。
[関連]1.8.7の今後につきまして(オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby)
Rubyist Magazine 0035 号が公開
September 28, 2011
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0035 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
刊行7周年を迎えたRubyist Magazine 0035 号には、テスティングフレームワークRSpecの解説記事や、サーバー構成管理ツールChefの紹介記事、インタビュー記事、および各地のRegionalRubyKaigiのレポートなどが掲載されています。
Ruby on Rails 3.1が登場
September 01, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.1」が公開されています。
Rails 3.1では、デフォルトのJavaScriptライブラリがjQueryに変更されています。HTTPリクエスト数の削減につながるAsset Pipelineと呼ばれる仕組みが採用されている他、HTTPストリーミングやリバーシブルマイグレーションが主な変更点として挙げられます。
Rails 3.1の利用にはRuby 1.8.7以上が必要です。また、Ruby 1.9.2にも対応しています。
Ruby on Rails 2.3.14とRuby on Rails 3.0.10が公開
August 19, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.3.14」と「Ruby on Rails 3.0.10」が公開されています。
Rails 2.3.14とRails 3.0.10ではセキュリティ上の問題点が修正されており、SQLインジェクションやstrip_tagsメソッドのクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性などが修正されています。
なお、Railsはバージョン3.1系統の開発も進められており、現在リリース候補版が公開されている状況です。特に問題がなければ、今月バージョン3.1が公開されるスケジュールになっています。
Ruby 1.9.2-p290が公開
July 21, 2011
「Ruby 1.9.2-p290」が公開されています。
Ruby 1.9.2-p290は、安定版であるRuby 1.9.2の保守リリースであり、多数の不具合が修正されています。今回のリリースでは特にセキュリティ上の修正は含まれていません。
Ruby 1.8系統からRuby 1.9.2にアップグレードする場合には、事前に動作確認を行う必要があるのでその点は要注意です。
Ruby 1.8.7-p352が公開
July 05, 2011
「Ruby 1.8.7-p352」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p352は、前世代の安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースであり、多数の不具合が修正されています。Ruby 1.8.7はまだ保守対象ですが、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.2-p180です。
Ruby 1.8系統からRuby 1.9.2にバージョンアップする際には、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.2でそのままでは動かない場合があるので、事前に動作確認や修正が必要です。
Ruby on Rails 2.3.12とRuby on Rails 3.0.8が公開
June 20, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.3.12」と「Ruby on Rails 3.0.8」が2011年6月上旬に公開されています。
Rails 2.3.12とRails 3.0.8ではセキュリティ上の問題点が修正されており、XSS脆弱性が修正されています。Rails 2.3の場合には、rails_xssプラグインもアップグレードする必要があります。
なお、Rails 3.0系統は先週も更新が行われており、現時点における最新安定版はRails 3.0.9です。バージョン3.1系統の開発も進められており、現在リリース候補版が公開されている状況です。
Rubyist Magazine 0034 号が公開
June 14, 2011
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0034 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0034 号には、Ruby 1.9で導入されたFiberの基本的な考え方を解説する記事やGroovyの紹介記事、Rubyistへのインタビュー記事、および各地のRegionalRubyKaigiのレポートなどが掲載されています。