FAMLog
OpenSSL 1.1.1eが公開
March 18, 2020
OpenSSL 1.1.1eが公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1eでは影響度低と位置付けられているセキュリティ脆弱性(CVE-2019-1551)が修正されています。
OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了したので、今後はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。
[関連]OpenSSL 1.0.2uが公開(FAMLog)
OpenSSH 8.2が公開
February 17, 2020
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.2」が公開されています。
OpenSSH 8.2では、新たにFIDO U2Fデバイスによる2要素認証がサポートされ、sshd_configにおいて他の設定ファイルを読み込めるIncludeディレクティブが追加されています。他にも多数の機能追加や不具合修正が行われています。
なお、SHA-1アルゴリズムの危殆化により、近い将来のリリースで「ssh-rsa」公開鍵署名アルゴリズムがデフォルトでは無効化される予定であるとのことです。
[参考]OpenSSH 8.2 がリリースされました(春山征吾のBlog)
APPLE-SA-2020-1-28-5 Safari 13.0.5
January 31, 2020
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 13.0.5が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 13.0.5は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Catalina 10.15.3にもSafari 13.0.5が含まれています。
なお、macOS Sierra用のSafari 13は提供されておらず、macOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2020-1-28-2 macOS Catalina 10.15.3, Security Update 2020-001 Mojave, Security Update 2020-001 High Sierra(FAMLog)
APPLE-SA-2020-1-28-2 macOS Catalina 10.15.3, Security Update 2020-001 Mojave, Security Update 2020-001 High Sierra
January 30, 2020
AppleからmacOS Catalina 10.15.3、macOS Mojave 10.14.6およびmacOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2020-001が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれており、macOS Catalina 10.15.3ではPHPはバージョン7.3.11に更新されています。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3でmacOS Catalinaに対応しています。
[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)
(2020/01/31追記:macOS Mojave 10.14.6およびmacOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2020-001ではPHPはバージョン7.1.33に更新されています。)
APPLE-SA-2020-1-28-1 iOS 13.3.1 and iPadOS 13.3.1
January 29, 2020
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 13.3.1とiPad向けのiPadOS 13.3.1の提供が開始されています。
iOS 13.3.1およびiPadOS 13.3.1では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。[通信/通話の制限]でスクリーンタイムのパスコードを入力しなくても連絡先を追加できる場合がある問題や、“メール”で[サーバ上の画像を読み込む]設定が無効になっていてもその設定が正常に機能しない場合がある問題などが解決されています。
iOS 13に対応している機種は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOSに対応している機種は、
第5世代、第6世代および第7世代のiPad、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
OpenSSL 1.0.2uが公開
December 23, 2019
OpenSSL 1.0.2uが公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.0.2uでは影響度低と位置付けられているセキュリティ脆弱性(CVE-2019-1551)が修正されています。
OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了する予定となっているので、今後はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。
APPLE-SA-2019-12-10-7 Xcode 11.3
December 17, 2019
AppleからXcode 11.3が2019年12月上旬に公開されています。
Xcode 11.3には、iOS 13.3、iPadOS 13.3、tvOS 13.3、watchOS 6.1.1およびmacOS Catalina 10.15.2用のSDKが含まれています。また、セキュリティ脆弱性が1点修正されています。
Xcode 11.3はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてmacOS Mojave 10.14.4以降が必要です。
APPLE-SA-2019-12-10-6 Safari 13.0.4
December 16, 2019
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 13.0.4が2019年12月上旬に配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 13.0.4は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Catalina 10.15.2にもSafari 13.0.4が含まれています。
なお、macOS Sierra用のSafari 13は提供されておらず、macOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2019-12-10-3 macOS Catalina 10.15.2, Security Update 2019-002 Mojave, Security Update 2019-007 High Sierra(FAMLog)
APPLE-SA-2019-12-10-3 macOS Catalina 10.15.2, Security Update 2019-002 Mojave, Security Update 2019-007 High Sierra
December 13, 2019
AppleからmacOS Catalina 10.15.2、macOS Mojave 10.14.6用のSecurity Update 2019-002およびmacOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2019-007が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、macOS Sierra用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3でmacOS Catalinaに対応しています。
[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2019-12-10-2 iOS 12.4.4
December 12, 2019
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.4.4の提供が開始されています。
iOS 12.4.4ではセキュリティ脆弱性が修正されており、重要な修正であることからすべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
アップデートの対象機種は、iOS 13に対応していないiPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3および第6世代のiPod touchです。