FAMLog


PHP 5.6系列の公式セキュリティサポート終了予定日

March 23, 2018

PHP 5.6系列は2018年12月31日に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。

PHP 5.6系列のアクティブサポートは昨年1月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2018年12月31日までの予定となっています。

現時点(2018年3月)におけるPHPの最新安定バージョンはPHP 7.2.3です。今後新規にPHPを導入する場合には、2018年12月にセキュリティサポートが終了するPHP 5.6やPHP 7.0ではなくPHP 7.1以降を利用するほうがよいでしょう。

Tag: Apache

INTER-Mediator 5.7でPHP 7.2に対応予定

March 22, 2018

INTER-Mediatorは2018年3月22日現在PHP 7.2を正式にはサポートしていませんが、次期バージョンのINTER-Mediator 5.7でPHP 7.2をサポートする予定です。

現時点でのPHPの最新バージョンは、2018年3月に公開されたバージョン7.2.3です。PHPはバージョン7.3系統の開発も進められています。なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

INTER-Mediator 5.7ではPHP 5.2系統を引き続きサポートする見込みですが、INTER-Mediator 6ではPHP 5.2系統とPHP 5.3系統のサポートを廃止する予定であり、PHP 5.4系統のサポート続行については現在議論中という状態です。

Tag: FileMaker

FileMaker CloudとGet(システムプラットフォーム)関数

March 20, 2018

FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「1」:プラットフォームがmacOSの場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSの場合
・「4」:プラットフォームがFileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがFileMaker Cloudの場合

FileMaker CloudでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「5」となります。

[関連]FileMaker WebDirectとGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker WebDirectとGet(アプリケーション言語)関数

March 19, 2018

FileMaker Proの「Get(アプリケーション言語)関数」は、現在のアプリケーション言語を示すテキストを返します。

この関数で返されるテキストは英語の文字列であり、FileMaker Proがサポートしている言語は次の通りです。

・English
・French
・Italian
・German
・Swedish
・Spanish
・Dutch
・Japanese
・Simplified Chinese
・Brazilian Portuguese
・Korean

FileMaker WebDirectの場合、Get (アプリケーション言語)関数はWebブラウザーの言語設定情報を返します。

[関連]Get (アプリケーション言語)(FileMaker Pro 16 ヘルプ)

Tag: FileMaker

FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数

March 16, 2018

FileMaker WebDirectは、コーディングをすることなく、FileMakerベースのカスタム AppをWebブラウザーで直接実行可能にするテクノロジーです。

FileMaker WebDirectは、WebブラウザーからデータベースにアクセスするユーザーにもFileMaker Proと同様の操作性を提供しますが、FileMaker WebDirectではサポートされていない取得関数が複数存在します。

2018年3月現在、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数の一覧は次の通りです。

[返される値が空の文字列である関数]
・Get (アクティブ選択位置)
・Get (アクティブ選択サイズ)
・Get (カスタムメニューセット名)
・Get (デスクトップパス)
・Get (ドキュメントパス)
・Get (ドキュメントパス一覧)
・Get (FileMaker パス)
・Get (ハイコントラスト色)
・Get (ハイコントラスト状態)
・Get (ネットワークタイプ)
・Get (ページ番号)
・Get (環境設定パス)
・Get (プリンタ名)
・Get (システムドライブ)
・Get (システム NIC アドレス)
・Get (テンポラリパス)
・Get (トリガジェスチャ情報)
・Get (ウインドウ左位置)
・Get (ウインドウ上位置)

[返される値が0である関数]
・Get (書式設定バーの表示状態)
・Get (スクリプトアニメーション状態)
・Get (テキスト定規表示)
・Get (システム書式使用状態)

[返される値が32である関数]
・Get (スクリーン深さ)

[返される値が100である関数]
・Get (ウインドウのズームレベル)

[関連]FileMaker WebDirect でサポートされない取得関数(FileMaker ナレッジベース)

(2020/2/20追記:返される値が空の文字列である関数にGet (アクティブ選択位置)関数を追加しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker カンファレンス 2018が2018年11月上旬に開催

March 15, 2018

ファイルメーカー社が、2018年11月7日(水)から11月9日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区虎ノ門)で「FileMaker カンファレンス 2018」を開催すると発表しています。

今年で10年目を迎えるFileMaker カンファレンスは、ファイルメーカー社が主催する日本最大のFileMakerプラットフォーム総合イベントであり、同イベントではカスタム Appの設計・構築・展開を学ぶことができます。

事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス特設ページにて2018年7月上旬より開始される予定です。

Tag: FileMaker

curl 7.59.0が公開

March 14, 2018

curl 7.59.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.59.0では3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、FileMaker 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。

Tag: Apache

Apache Tomcat JK Connector 1.2.43が公開

March 13, 2018

WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「Apache Tomcat JK Connector 1.2.43」が2018年3月上旬に公開されています。

Apache Tomcat JK Connector 1.2.43では、IIS利用時におけるパストラバーサルのセキュリティ脆弱性(CVE-2018-1323)が修正されています。

なお、Mac版のFileMaker Server 7からFileMaker Server 11まではApache Tomcat JK Connector 1.2をベースにしたものがWebサーバーモジュールで使用されていました。macOS版のFileMaker Server 16ではmod_proxy_ajp.soが組み込まれたApache HTTP Serverを利用していますが、mod_proxy_ajpやApache Tomcat JK Connectorは特に内部では使われてはいません。

Tag: Apache

Apache Tomcat 8.5.29とApache Tomcat 9.0.6が公開

March 12, 2018

Apache Tomcat 8.5.29とApache Tomcat 9.0.6が公開されています。

Apache Tomcat 8.5.29およびApache Tomcat 9.0.6では、TLSの安定性が改善されている他、Tomcat Host Managerアプリケーションのドキュメントが追加されています。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.6ですが、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

Tag: Apache

Apache HTTP Serverで使用中のマルチプロセッシングモジュールを確認する

March 09, 2018

Apache HTTP Serverで使用中のマルチプロセッシングモジュール(MPM)を確認する方法の1つにhttpdコマンドを使用する方法があります。

httpdコマンドで-lオプションを使用することで、マルチプロセッシングモジュールを含め、サーバーにコンパイルで組み込まれたモジュールすべてを列挙することができます。

[使用例]
$ httpd -l
Compiled in modules:
  core.c
  mod_so.c
  http_core.c
  prefork.c

macOS High Sierra 10.13.3では上記のように表示され、preforkマルチプロセッシングモジュールを利用していることが分かります。

[関連]Apache HTTP Server 2.2の改善点 (3)(FAMLog)

Tag: Apache

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