FAMLog


Apache Tomcat JK Connector 1.2.43が公開

March 13, 2018

WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「Apache Tomcat JK Connector 1.2.43」が2018年3月上旬に公開されています。

Apache Tomcat JK Connector 1.2.43では、IIS利用時におけるパストラバーサルのセキュリティ脆弱性(CVE-2018-1323)が修正されています。

なお、Mac版のFileMaker Server 7からFileMaker Server 11まではApache Tomcat JK Connector 1.2をベースにしたものがWebサーバーモジュールで使用されていました。macOS版のFileMaker Server 16ではmod_proxy_ajp.soが組み込まれたApache HTTP Serverを利用していますが、mod_proxy_ajpやApache Tomcat JK Connectorは特に内部では使われてはいません。

Tag: Apache

Apache Tomcat 8.5.29とApache Tomcat 9.0.6が公開

March 12, 2018

Apache Tomcat 8.5.29とApache Tomcat 9.0.6が公開されています。

Apache Tomcat 8.5.29およびApache Tomcat 9.0.6では、TLSの安定性が改善されている他、Tomcat Host Managerアプリケーションのドキュメントが追加されています。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.6ですが、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

Tag: Apache

Apache HTTP Serverで使用中のマルチプロセッシングモジュールを確認する

March 09, 2018

Apache HTTP Serverで使用中のマルチプロセッシングモジュール(MPM)を確認する方法の1つにhttpdコマンドを使用する方法があります。

httpdコマンドで-lオプションを使用することで、マルチプロセッシングモジュールを含め、サーバーにコンパイルで組み込まれたモジュールすべてを列挙することができます。

[使用例]
$ httpd -l
Compiled in modules:
  core.c
  mod_so.c
  http_core.c
  prefork.c

macOS High Sierra 10.13.3では上記のように表示され、preforkマルチプロセッシングモジュールを利用していることが分かります。

[関連]Apache HTTP Server 2.2の改善点 (3)(FAMLog)

Tag: Apache

INTER-Mediator 5.7でFileMaker Data API (Trial)に対応予定

March 08, 2018

INTER-Mediatorは、次期バージョンのINTER-Mediator 5.7でFileMaker Server 16で利用できるFileMaker Data API (Trial)を実験的にサポートする予定です。

現時点におけるINTER-Mediatorの最新安定バージョンはバージョン5.6.1ですが、バージョン5.7系統の開発も進められており、現在バージョン5.7-RC1ベースのINTER-Mediator-Server VMを公開している状況です。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能であり、2018年9月27日が試用期限となっています。試用期間終了後、FileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことです。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16.0.5 アップデータが公開

March 07, 2018

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 16.0.5 および FileMaker Pro 16.0.5 Advanced アップデータ」を公開しています。

バージョン16.0.5にアップデートするには、macOS版のFileMaker Pro 16またはFileMaker Pro 16 Advancedで[ヘルプ]メニューの[ソフトウェア更新の確認...]を選びます。

バージョン16.0.5では、macOS High Sierra 10.13のみに影響する不具合が修正されていて、スクロールするとFileMaker Proが予期せず終了する問題が解決されています。

[関連]FileMaker Pro 16.0.4 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第80回 2018年春号

March 06, 2018

■FileMaker Server 16.0.4 アップデータが公開(2018年2月)

FileMaker Server 16.0.4 アップデータが2018年2月に公開されました。FileMaker Server 16の最新版はバージョン16.0.4となっており、バージョン16.0.4ではWindows Server上でJavaを更新するとFileMaker WebDirectで共有データベースが開かなくなる問題が修正されています。

[関連]FileMaker Server 16.0.4 アップデータが公開(FAMLog)

■FileMaker Cloud 1.16.1が登場(2018年1月)

FileMaker Cloudの新バージョンであるFileMaker Cloud 1.16.1が2018年1月に発表されました。FileMaker Cloud 1.16.1の発表と同時に、FileMaker Cloudでt2.smallのAWS EC2インスタンスタイプを使用することが将来のバージョンでサポート廃止予定であり非推奨となったことが案内されています。

[関連]FileMaker Cloud 1.16.1が登場(FAMLog)

Tag: News

FileMaker Server 16でサポートされているPHPのバージョン

March 05, 2018

FileMaker Server 16に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン5.6のPHPをサポートしています。

FileMaker Server 16のPHPを使用したカスタムWeb公開では、Windows Server、macOS Sierra 10.12およびmacOS High Sierra 10.13ではPHP 5.6系統で動作検証が行われており、PHP 5.6.24を同梱しています。なお、OS X El Capitan v10.11ではPHP 5.5.31で動作検証が行われていますが、先月FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11はサポート対象外になりました。

2018年3月5日現在、PHP 5.6系統の最新バージョンはPHP 5.6.34、PHP 7.0系統の最新バージョンはPHP 7.0.28、PHP 7.1系統の最新バージョンはPHP 7.1.15、PHP 7.2系統の最新バージョンはPHP 7.2.3です。PHP 5.5系列はすでにメンテナンスされていない状況となっており、PHP 5.6およびPHP 7.0系列は2018年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

[関連]FileMaker Server 16 技術仕様(FileMaker)、FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)

(2018/10/03追記:リンク先のURLを変更・修正しました。)

Tag: FileMaker

PHP 5.6.34、PHP 7.0.28、PHP 7.1.15およびPHP 7.2.3が公開

March 02, 2018

PHP 5.6.34PHP 7.0.28PHP 7.1.15およびPHP 7.2.3が公開されています。

PHP 5.6.34、PHP 7.0.28、PHP 7.1.15およびPHP 7.2.3ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.2に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

FileMaker Server 16の改善点:fmsadmin AUTORESTARTコマンド

March 01, 2018

FileMaker Server 16では、コマンドラインインターフェースでFileMaker スクリプトエンジンの自動再起動設定の確認や変更ができるようになっています。

fmsadminコマンドを使ってFileMaker スクリプトエンジンの自動再起動設定の確認および変更を行うには、AUTORESTARTコマンドを使用します。

[使用例]
$ fmsadmin autorestart fmse
Auto-restart of fmse is ON
$ fmsadmin autorestart fmse off
Auto-restart of fmse is OFF
$ fmsadmin autorestart fmse on
Auto-restart of fmse is ON

有効なフラグ(onあるいはoff)が指定されている場合、FileMaker スクリプトエンジンの自動再起動設定を有効化または無効化します。フラグが指定されていない場合には現在の自動再起動設定が表示され、特に設定を変更していなければ自動再起動設定は通常有効になっています。

自動再起動設定が有効になっている状態でFileMaker スクリプトエンジンが異常終了したり60秒を超えて応答しなくなった場合には、FileMaker スクリプトエンジンのプロセスが自動的に再起動されるようになっています。

[関連]FileMaker Server 11の新機能:fmsadmin AUTORESTARTコマンド(FAMLog)

Tag: FileMaker

第39回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

February 28, 2018

2018年4月14日(土)午前10時より「第39回カスタムWeb勉強会」を開催します。

カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FileMaker Data API、FX.php、INTER-Mediator、FMCakeMix、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/39

Tag: FileMaker

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