FAMLog


Ruby 2.3.4が公開

April 03, 2017

Ruby 2.3.4が2017年3月下旬に公開されています。

Ruby 2.3.4では、およそ80件の不具合が修正され、安定性のさらなる向上が図られています。2017年4月現在、Rubyの最新安定版はバージョン2.4.1であり、 Ruby 2.4系列とRuby 2.3系列がメンテナンス期間中、Ruby 2.2系列がセキュリティメンテナンス期間中となっています。

Ruby 2.2系列は2018年3月末に公式サポートが終了する予定であり、原則として重大なセキュリティ上の問題が発見された場合のみ、対応した緊急リリースが行われる状態となっています。そのため、今後はRuby 2.4系列もしくはRuby 2.3系列に移行することが推奨される状況となっています。

Tag: Ruby

APPLE-SA-2017-03-27-4 iOS 10.3

March 31, 2017

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 10.3の提供が開始されています。

iOS 10.3では、“iPhoneを探す”を使用してAirPodsの所在を確認できるようになった他、ファイルシステムがApple File System(APFS)に切り替わります。新機能の追加や安定性の改善、不具合の修正だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。

アップデートの対象機種は、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、第6世代のiPod touch、第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad Pro(12.9インチ、9.7インチ)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。

Tag: Security

APPLE-SA-2017-03-27-2 Safari 10.1

March 30, 2017

Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 10.1が配布されています。

多数の脆弱性が修正されたSafari 10.1は、OS X Yosemite v10.10.5およびOS X El Capitan v10.11.6で利用できます。また、同時に公開されたmacOS Sierra 10.12.4にもSafari 10.1が含まれています。

OS X Mavericks用のSafari 10は提供されておらず、OS X Yosemite以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。

[関連]APPLE-SA-2017-03-27-3 macOS Sierra 10.12.4 and Security Update 2017-001(FAMLog)

Tag: Security

Ruby 2.4.1とRuby 2.2.7が公開

March 29, 2017

Ruby 2.4.1Ruby 2.2.7が2017年3月下旬に公開されています。

Ruby 2.2系列はセキュリティメンテナンスフェーズに移行し、今後は重大なセキュリティ上の問題への対応以外の不具合修正・リリースは行われなくなります。

セキュリティメンテナンスフェーズの期間は1年間で、その後はRuby 2.2系列の公式サポートは終了となるため、今後はRuby 2.4系統もしくはRuby 2.3系統に移行することが推奨される状況となっています。

Tag: Ruby

APPLE-SA-2017-03-27-3 macOS Sierra 10.12.4 and Security Update 2017-001

March 28, 2017

macOS Sierra 10.12.4、OS X El Capitan v10.11.6用およびOS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2017-001が公開されています。

上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Sierra 10.12.4では、Apache HTTP Serverがバージョン2.4.25に、PHPがバージョン5.6.30に、OpenSSHがバージョン7.4に更新されています。

FileMaker Serverはバージョン15.0.2以降でmacOS Sierraに対応していますが、バージョン14およびそれ以前のFileMaker ServerについてはmacOS Sierraに正式に対応する予定はない模様です。

Tag: Security

Rubyist Magazine 0055 号が公開

March 27, 2017

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0055 号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0055 号には、PyCallと呼ばれるRuby-Pythonブリッジライブラリについての解説記事や、RubyKaigi 2016 託児室運営記録の紹介記事、RubyConf 2016 参加レポートなどが掲載されています。

Tag: Ruby

Apache Tomcat 8.5.12、Apache Tomcat 8.0.42およびApache Tomcat 7.0.76が公開

March 24, 2017

Apache Tomcat 8.5.12、Apache Tomcat 8.0.42およびApache Tomcat 7.0.76が2017年3月中旬に公開されています。

Apache Tomcat 8.5.12、8.0.42および7.0.76では、Java 9においてアノテーションスキャンがサポートされた他、Tomcat Nativeがバージョン1.2.12に更新されています。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

[関連]Apache Tomcat 6.0.51が公開(FAMLog)

Tag: Apache

OpenSSH 7.5が公開

March 23, 2017

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.5」が公開されています。

OpenSSH 7.5では、OpenSSH 7.3で修正された攻撃の亜種が有効だったCBCパディングオラクル対抗策の弱点が修正された他、移植版OpenSSHにおいてバージョン1.0.1より前のOpenSSLがサポート対象外となっています。なお、OpenSSHクライアントはCBC暗号モードを用いる暗号をデフォルトで無効にしており、sshdはCBC暗号モードを用いる暗号を最低の優先順位で提供していて次のリリースでデフォルトでは完全に取り除かれる予定となっています。

将来廃止される機能の告知も行われており、2017年6月から8月頃にかけてSSH v.1プロトコルのサポートを全面的に廃止する計画や、BlowfishとRC4暗号、RIPE-MD160 HMACのサポートを削除する予定などが案内されています。

[参考]OpenSSH 7.5登場(マイナビニュース)、OpenSSH 7.5 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

Apache Tomcat 6.0.51が公開

March 22, 2017

Apache Tomcat 6.0.51が2017年3月中旬に公開されています。

Apache Tomcat 6.0.51では、Apache Tomcat 8.5.9で修正されたセキュリティ脆弱性(CVE-2016-8745)が修正されています。当該脆弱性は、公表当初、Apache Tomcat 8.5より前のバージョンは影響を受けないとされていましたが、バージョン8.0系列以前も影響を受けることが後から判明した次第です。

Apache Tomcat 6.0系列は2016年12月31日にサポートが終了し、2017年3月末にはApache Tomcat 6.0のダウンロードページが削除される予定となっています。なお、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedのWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 6.0系列が使用されていました。

[関連]JVNVU#97321122: Apache Tomcat に情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 8.5.9が公開(FAMLog)、Apache Tomcat 8.0.41とApache Tomcat 7.0.75が公開(FAMLog)

Tag: Apache

FileMaker Go 15.0.4が公開

March 21, 2017

FileMaker Go 15.0.4の提供が開始されています。

FileMaker Go 15.0.4では、いくつかの問題とiOS 10.3に関連する互換性の問題が修正されています。FileMaker Go 15.0.4が公開された段階ではiOS 10.3の提供はまだ開始されていませんが、iOS 10.3でFileMaker Goがある特定のUnicode文字を含むファイルを開くことができない問題があり、バージョン15.0.4ではその問題が修正されているとのことです。

なお、FileMaker Go 13は2016年9月にApp Storeから削除されましたが、FileMaker Go 14は2017年7月31日にApp Storeから削除される予定となっています。

(2017/07/13追記:FileMaker Go 14がApp Storeから削除される日は2017年7月31日から2017年9月22日に変更されています。)

Tag: FileMaker

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