FAMLog
Apache HTTP Server 2.2.32が公開
January 16, 2017
Apache HTTP Server 2.2.32が公開されています。
約1年半ぶりに更新されたApache HTTP Server 2.2系統の最新版であるApache HTTP Server 2.2.32にはセキュリティに関わる修正が含まれています。
バージョン2.2系統のメンテナンスリリースが提供されるのは2017年6月まで、セキュリティ修正の提供は2017年12月までとなっていることを考慮すると、今後はApache HTTP Server 2.4系列へのアップグレードが推奨されることになります。
[関連]Apache HTTP Server 2.2系列のサポート終了予定日(FAMLog)
FileMaker Go 14の提供終了予定日
January 13, 2017
FileMaker Go 14は2017年7月31日にApp Storeから削除される予定となっています。
iOS 8のスタイルに合わせてデザインが一新されたFileMaker Go 14はiOS 10を公式にはサポートしていないため、2017年1月現在、iOS 10でFileMaker Goを使用する場合にはFileMaker Go 15.0.2にアップデートする必要があるという案内がされています。
なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 14が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。
[関連]サポート対象製品(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Go 14 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)
(2017/05/29追記:FileMaker Go 14がApp Storeから削除される日が2017年7月31日から2017年9月22日に変更されていました。)
FileMaker Server 15ではLet's EncryptのSSLサーバー証明書を利用可能
January 12, 2017
FileMaker Server 15では、公式にはサポートされていませんが、Let's EncryptのSSLサーバー証明書を利用できるようになっています。
Internet Security Research Group(ISRG)が運営しているLet's Encryptを利用すると、無料でドメイン認証型の証明書を取得できます。FileMaker 15であればLet's Encryptから発行されたSSLサーバー証明書を利用可能であり、クライアントソフトウェアとしてはFileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedもしくはFileMaker Go 15が必要です(2017年1月現在)。
なお、Let's EncryptのSSLサーバー証明書は3ヶ月で失効しますが、それ以外に、FQDN(完全修飾ドメイン名)がCertificate Transparencyのログサーバーに登録されて一般に公開されてしまうことにも留意する必要があります。
[関連]2016年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)
FileMaker Go 15の新機能:Touch IDのサポート
January 11, 2017
FileMaker Go 15ではTouch IDが新たにサポートされています。
FileMaker Pro 15には、[キーチェーンアクセスにパスワードの保存を許可]と関連した新しいファイルオプション[要 iOS パスコード]が導入されています。このオプションによって、FileMaker Go 15でキーチェーンにアクセスする前に、ユーザーがTouch IDまたはiOSデバイスのパスコード入力を要求するようにファイルごとに設定できるようになっています。
Touch IDは2017年1月現在、iPhone 5s 以降、iPad Pro、iPad Air 2およびiPad mini 3以降で利用できます。
[関連]iPhone や iPad で Touch ID を使う(Apple サポート)
ターミナルでmacOSのGatekeeperが有効になっているか確認する方法
January 10, 2017
macOSでGatekeeperが有効になっているか確認するには、ターミナルで次のように入力します。
spctl --status
[実行例]
$ spctl --status
assessments enabled
Gatekeeperが無効になっている場合には、上記のコマンド実行結果は「assessments enabled」ではなく「assessments disabled」と表示されます。
[関連]OS X:Gatekeeper について(Apple サポート)
OpenSSL 1.0.1系列のサポートが終了
January 06, 2017
OpenSSL 1.0.1系列は2016年12月31日にサポートが終了しました。
今後はOpenSSL 1.0.2系統もしくはOpenSSL 1.1.0系統へのアップグレードが推奨されます。2017年1月現在、OpenSSL 1.1.0系統は2018年8月31日まで、OpenSSL 1.0.2系統は2019年12月31日までサポートされる予定となっています。
なお、FileMaker Pro 14.0v3およびFileMaker Server 14.0.4ではOpenSSL 1.0.1iが使用されており、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降およびFileMaker Server 14.0.4a以降となっています。
[関連]OS X版FileMaker Serverに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧(FAMLog)、OS X版FileMaker Proに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧(FAMLog)
FileMaker Go 15の新機能:3D Touchのサポート
January 05, 2017
FileMaker Go 15では3D Touchが新たにサポートされています。
3D Touchに対応したデバイスでホーム画面にあるFileMaker Go 15のアイコンから、最近使用したファイルを直接開いたり、起動センターにアクセスできます。
2017年1月現在、3D Touchに対応しているiPhoneは、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7およびiPhone 7 Plusです。なお、iPhone SEは3D Touchには対応していません。
FileMaker Master Book 上級編
January 04, 2017
FileMaker Serverを利用して社内外の情報共有を進めたいと考えている法人ユーザーに最適な学習教材である「FileMaker Master Book 上級編」は2016年8月に発売されたトレーニング教材です。
FileMaker 15プラットフォームに対応したFileMaker Master Book 上級編は、FileMaker Serverの運用管理やODBCを用いた外部データソース機能、高度なバックアップ機能、パフォーマンス、セキュリティ、ライセンスなどについての実践的な知識とテクニックを習得できるように構成されています。
FileMaker Master Book 上級編の冊子版はFileMaker StoreもしくはFileMaker製品取扱店にて2,800円(税別)で、ダウンロード版はFileMaker Storeにて1,400円(税別)で販売されています。
[関連]FileMaker Master Book 中級編(FAMLog)
FileMaker Master Book 中級編
December 30, 2016
FileMakerプラットフォームでカスタムAppの作成経験がある、中級レベル以上のユーザーを対象とした「FileMaker Master Book 中級編」は2016年8月に発売されたトレーニング教材です。
FileMaker 15プラットフォームに対応したFileMaker Master Book 中級編は、データモデリング、レイアウト設計、高度な計算式・スクリプトの組み込み方、レポート・グラフ作成、モバイル対応など中級テクニックの技術・知識を習得できるように構成されています。
FileMaker Master Book 中級編の冊子版はFileMaker StoreもしくはFileMaker製品取扱店にて2,800円(税別)で、ダウンロード版はFileMaker Storeにて1,400円(税別)で販売されています。
[関連]FileMaker Master Book 初級編(FAMLog)
「FileMaker カンファレンス 2016」講演資料
December 29, 2016
2016年11月11日に行われたFileMaker カンファレンス 2016のジェネラルトラック(G-30)講演資料を公開しました。
・ダウンロード:「SSL暗号化通信を利用したネットワークセキュリティの向上」(PDF形式/ファイルサイズ:約11.1MB)
「SSLforFMNetwork2016.pdf」のSHA-2ダイジェスト:
59f1f5813aefd6409307f875e632e76b7a07143e0e1c384ba67e8db84dd425fa
■関連リンク
・FileMaker のネットワークセキュリティと SSL - 概要(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server のための新しいカスタム SSL 証明書の作成(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server への既存の SSL 証明書のインポート(FileMaker ナレッジベース)
・「FileMaker カンファレンス 2015」講演資料 (2)(FAMLog)
・FileMaker Pro 14.0.6はFileMaker Server 12にSSL接続不可(FAMLog)
・FileMaker 15でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧(FAMLog)
・FileMaker Server 15の新機能:Admin Console上での証明書署名要求 (CSR)の作成(FAMLog)
・CERTIFICATE IMPORTコマンドの--keyfileおよび--keyfilepassオプション(FAMLog)
・CERTIFICATE IMPORTコマンドで読み込み可能なファイル形式(FAMLog)
・FileMaker Server 15の新機能:Admin Console上でのSSLサーバー証明書情報の表示(FAMLog)
・FileMaker Pro 15の改善点:[レコードのインポート]と[ファイルを変換]スクリプトステップの[SSL 証明書の検証]オプション(FAMLog)
・FileMaker Pro 15で名称が変更された関数(FAMLog)
・FileMaker Pro 15の改善点:セキュリティ事前警告(FAMLog)
・FileMaker Go 15の改善点:セキュリティ事前警告(FAMLog)
・FileMaker Server 15の改善点:中間CA証明書のインポート(FAMLog)
・FileMaker Server 15の新機能:CERTIFICATE IMPORTコマンドの--intermediateCAオプション(FAMLog)
・FileMaker Server 15の新機能:fmsadmin CERTIFICATEコマンドの削除操作(FAMLog)
・FileMaker 15の新機能:SSL接続でワイルドカードSSLサーバー証明書とサブジェクトの別名に対応(FAMLog)
・FileMaker Pro エラーコード番号1634(FAMLog)
・FileMaker カンファレンス 2016 関連リンク集(FAMLog)
・FileMaker Server 15.0.3 アップデータが公開(FAMLog)
(2022年5月1日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)