FAMLog


Windows版FileMaker Server 15の動作環境

June 23, 2016

Windows版のFileMaker Server 15はWindows Server 2012 R2 Standard Edition、Windows Server 2008 R2 SP1 Standard EditionおよびWindows Server 2008 R2 SP1 Enterprise Editionをサポートしています。

Windows上にFileMaker Server 15をインストールするには、インターネット接続が必要です。また、Windows Server 2012 R2 Standard Editionを利用する場合、更新プログラム2919355を適用済みの環境が必要です。

RAMの最低要件は従来と同様に4GBであり、FileMaker Server 14でサポートされていたWindows Server 2012 Standard EditionはFileMaker Server 15ではサポートされなくなっています。

[関連]OS X版FileMaker Server 15の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15で取り除かれた機能

June 22, 2016

FileMaker Pro 15では一部の機能が削除されています。バージョン15で削除された機能の一覧は下記の通りです。

・レコードをPDFとして保存するときのAdobe Acrobat 5およびAdobe Acrobat 6との互換性のサポート
・32ビットアーキテクチャのサポート(OS X)
・OS X Mavericks v10.9のサポート

FileMaker Pro 15ではOS X版は32ビットアプリケーションとして実行できなくなっています。OS Xにおいて、32ビット専用のプラグインやODBCクライアントドライバ、オーディオ/ビデオコーデックを使用する場合には、64ビットバージョンを利用しなければならない点に注意する必要があります。

なお、FileMaker Pro ユーザーズガイドはバージョン15でなくなっていますが、ユーザーズガイドにあった情報はヘルプで確認できます。

[関連]FileMaker Pro 14で取り除かれた機能(FAMLog)、FileMaker 15で非推奨になった機能(FAMLog)、PDF behavior changes in FileMaker Pro 14.0.6 and FileMaker Pro 15(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15の新機能:Admin Console上での証明書署名要求 (CSR)の作成

June 21, 2016

FileMaker Server 15では、Admin Console上で証明書署名要求 (CSR)を作成できるようになっています。

バージョン12、13および14ではfmsadmin CERTIFICATEコマンドやopensslコマンドを使用してCSRを作成していましたが、バージョン15ではAdmin Console上で認証局に提出するCSRを作成できるようになりました。

FileMaker Server 15では、[データベースサーバー]>[セキュリティ]タブにおいて[要求の作成...]ボタンを押すとCSRファイル(serverRequest.pem)とプライベートキーファイル(serverKey.pem)を作成するダイアログボックスが表示されます。CSRファイルとプライベートキーファイルはFileMaker ServerのCStoreフォルダ内に作成されます。

[関連]FileMaker Server 14の新機能:Admin Console上でのSSLサーバー証明書のインポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

Windows PowerShellでSHA-256メッセージダイジェストを確認する方法

June 20, 2016

Windows PowerShellでSHA-256メッセージダイジェストを確認する方法の1つに、Windows PowerShell 4.0以降で利用できるGet-FileHashコマンドレットを使用する方法があります。

Get-FileHash [ファイルパス] -Algorithm SHA256
(例)Get-FileHash .\vagrant_1.8.4.msi -Algorithm SHA256

配布されているファイルが正式に配布元から提供されているものか確かめるための手段の1つとして、最近ではSHA-256メッセージダイジェストを確認することがあります。

[関連]OS XでSHA-256メッセージダイジェストを確認する方法(FAMLog)

Tag: Windows

Apache Tomcat 8.5.3とApache Tomcat 8.0.36が公開

June 17, 2016

Apache Tomcat 8.0.36とApache Tomcat 8.5.3が公開されています。

バージョン8.5系統における最初の安定版であるApache Tomcat 8.5.3では、HTTP/2やTLSバーチャルホスティングがサポートされています。また、Apache Tomcat 8.0.36では、メモリーリークの検知や予防に関する改良が行われています。

Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M8 (alpha)が公開されている状況です。

Tag: Apache

CakePHP 2.8.5が公開

June 16, 2016

CakePHP 2.8.5が公開されています。

CakePHP 2.8.5は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースで、不具合の修正および一部機能の改善・強化が行われていて、ApcEngineがPHP 7でAPCu(APC User Cache)をサポートするようになっています。CakePHP 2.7系統からCakePHP 2.8系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン3.2.10ですが、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 3.xに対応していないのでご注意ください。

Tag: Apache

FileMaker Go 13の提供終了予定日

June 15, 2016

ファイルメーカー社が、2016年9月23日にFileMaker Go 13がApp Storeから削除される予定であると発表しています。

FileMaker Go 13はFileMaker Server 12に接続できますが、FileMaker Go 14やFileMaker Go 15はFileMaker Server 12に接続できません。FileMaker Server 12を利用している場合には、削除されるまでにApp StoreからFileMaker Go 13をダウンロードしておく必要があります。

上記の発表と同時に、2017年7月31日にFileMaker Go 14がApp Storeから削除される予定であることも案内されています。なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。

[関連]サポート対象製品(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

macOS Sierraが2016年秋に登場予定

June 14, 2016

Appleが、OS X El Capitanの後継バージョンとなるmacOS Sierraを今秋提供する予定であると発表しています。

「OS X」は「macOS」に改名され、macOS SierraではSiriをMacでも使えるようになっています。iCloudを使ってすべてのデバイスでデスクトップと書類を共有できる機能や、Appleデバイス間でコピー&ペーストできるUniversal Clipboard、Apple Watchを利用したAuto Unlockなどの新機能も追加される予定です。

macOS Sierraは、今秋Mac App Storeを通じて無料でダウンロードできるようになります。なお、macOS Sierraと同時にiOS 10も発表されており、iOS 10も今秋正式に提供が開始される予定となっています。

Tag: Mac

FAMLog News Archive:第73回 2016年夏号

June 13, 2016

■FileMaker 15 製品ラインが発売(2016年5月)

「FileMaker Pro 15」「FileMaker Pro 15 Advanced」および「FileMaker Server 15」が2016年5月11日に発売されました。「FileMaker Go 15」についてはiTunes App Storeから無料で入手できますが、FileMaker Go、FileMaker WebDirectもしくはFileMaker Pro(ユーザ接続用)からFileMaker Server 15にアクセスするには、有償のFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。

[関連]FileMaker 15 プラットフォームが登場(FAMLog)

■FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(2016年3月)

FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが2016年3月に公開され、OS X版のみFileMaker Server 14の最新版はバージョン14.0.4bとなっています。OS X El Capitan v10.11.4以降でFileMaker Server 14をインストールする場合には、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが必要かつFileMaker ナレッジベースで案内されている手順でインストールしなければならないので要注意です。

[関連]FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)

Tag: News

FileMaker 15で非推奨になった機能

June 10, 2016

ファイルメーカー社が、2016年5月にFileMaker 15で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。

FileMaker Pro 15およびFileMaker Go 15において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです。

・一部のレイアウトテーマ(濃淡、コントラスト、FileMaker ミレニアム、ガラス、四角形、角丸、半角丸、特殊ファミリーのテーマ)
・画像フォーマット: FPX、QIF、EPS
・32ビットアーキテクチャ
・FileMaker Pro ランタイム
・[許可される向きの設定]スクリプトステップのサポート

上記の内容は今後サポートされなくなる可能性がある項目であり、別のAPI、技術または代替機能を利用するようにソリューションを変更したり、利用環境を更新することが推奨されています。

[関連]FileMaker 14で非推奨になった機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ