FAMLog


FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトトリガ一覧

June 17, 2015

FileMaker Pro 14ではFileMaker Goで利用できる新しいスクリプトトリガが追加され、メディアファイルの再生状態を変更したときに実行されるスクリプトトリガや、ロック画面または外部デバイスでボタンを押したときに実行されるスクリプトトリガが新設されています。

バージョン14で追加されたスクリプトトリガ一覧は下記の通りです。

・OnObjectAVPlayerChangeスクリプトトリガ
・OnFileAVPlayerChangeスクリプトトリガ
・OnExternalCommandReceivedスクリプトトリガ

なお、バージョン14では、OnGestureTapスクリプトトリガがWindows 8でのFileMaker Proで機能するように改良されています。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトトリガ一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

PHP 5.6.10、PHP 5.5.26およびPHP 5.4.42が公開

June 16, 2015

PHP 5.6.10」、「PHP 5.5.26」および「PHP 5.4.42」が公開されています。

PHP 5.6.10、PHP 5.5.26およびPHP 5.4.42では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。また、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリは、脆弱性(CVE-2015-2325およびCVE-2015-2326)が修正されたバージョン8.37に更新されています。

PHP 5.4系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっているため、今後はバージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されている状況です。なお、PHPはバージョン7系統の開発も進められており、現在「PHP 7.0.0 Alpha 1」が公開されている状況です。

Tag: Apache

OpenSSL 1.0.2c、OpenSSL 1.0.1o、OpenSSL 1.0.0sおよびOpenSSL 0.9.8zgが公開

June 15, 2015

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2c」、「OpenSSL 1.0.1o」、「OpenSSL 1.0.0s」および「OpenSSL 0.9.8zg」が公開されています。

OpenSSL 1.0.2b、OpenSSL 1.0.1n、OpenSSL 1.0.0sおよびOpenSSL 0.9.8zgでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。当初OpenSSL 1.0.0sおよびOpenSSL 0.9.8zgと同時にOpenSSL 1.0.2bとOpenSSL 1.0.1nが公開されていましたが、ABI互換性の問題を修正するために急遽OpenSSL 1.0.2cとOpenSSL 1.0.1oが公開された次第です。

なお、OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日にサポートが終了する予定となっており、今後はバージョン1.0.1系統もしくはバージョン1.0.2系統へのアップグレードが推奨されています。

Tag: Security

FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧

June 12, 2015

FileMaker Pro 14では新しい関数が追加され、メニューバーやタッチキーボードの状態を取得する関数や、日本語テキストをひらがな、カタカナまたはローマ字に変換する関数などが新設されています。

バージョン14で追加された関数一覧は下記の通りです。

・Get ( メニューバー状態 )
・Furigana
・Get ( アプリケーションアーキテクチャ )
・Get ( スクリーン倍率 )
・GetAVPlayerAttribute
・Get ( トリガ外部イベント )
・Get ( タッチキーボード状態 )

なお、バージョン13.0v2以降で利用できる「Get ( スクリーン倍率 )」関数も、バージョン14で追加された新しい関数の1つとしてマニュアルで紹介されています。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)、Get(スクリーン倍率)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトステップ一覧

June 11, 2015

FileMaker Pro 14では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。

・許可される向きの設定
・ディレクトリの取得
・ポータルの更新
・AVPlayer 再生
・AVPlayer 再生状態設定
・AVPlayer オプション設定
・タッチキーボードの有効化

上記のうち、「許可される向きの設定」、「AVPlayer 再生」、「AVPlayer 再生状態設定」および「AVPlayer オプション設定」スクリプトステップはFileMaker Goでのみ利用できるスクリプトステップとなっています。

なお、「ポータルの更新」スクリプトステップについては、FileMaker WebDirectと互換性があります。

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第69回 2015年夏号

June 10, 2015

■FileMaker 14 製品ラインが発売(2015年5月)

「FileMaker Pro 14」「FileMaker Pro 14 Advanced」および「FileMaker Server 14」が2015年5月13日に発売されました。「FileMaker Go 14」についてはiTunes App Storeから無料で入手できます。なお、FileMaker Server 14.0v2 アップデータが2015年6月に公開されており、FileMaker Server 14の最新版はバージョン14.0v2となっています。

[関連]FileMaker 14 製品ラインが登場(FAMLog)、FileMaker Server 14.0v2 アップデータが公開(FAMLog)

■FileMaker Server 13.0v9 アップデータが公開(2015年4月)

FileMaker Server 13.0v9 アップデータが2015年4月に公開されました。これにより、FileMaker Server 13の最新版はバージョン13.0v9となっています。バージョン13.0v9では、FileMaker 13 プラットフォームの潜在的なSSLに関する問題が修正されており、同月にはFileMaker Server 12 セキュリティ更新も公開されています。

[関連]FileMaker Server 13.0v9 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 12 セキュリティ更新が公開(FAMLog)

Tag: News

OS X El Capitanが2015年秋に登場予定

June 09, 2015

Appleが、OS Xの次期メジャーバージョンとなるOS X El Capitanを今秋出荷する予定であると発表しています。

OS X El Capitanでは、ウインドウ管理やSpotlight、各種内蔵アプリケーションが改良され、システムのパフォーマンスも向上する予定です。さらに、日本語の平仮名入力を書き言葉に自動的に変換することで、個別に変換候補を選んで確定するといった必要性を減らし、入力を速くしているとのことです。

OS X El Capitanは、今秋Mac App Storeを通じて無料でダウンロードできるようになります。なお、OS X El Capitanと同時にiOS 9も発表されており、iOS 9も今秋正式に提供が開始される予定となっています。

Tag: Mac

2015年6月「INTER-Mediator勉強会2015-#4」発表資料

June 08, 2015

2015年6月8日に行われた「INTER-Mediator勉強会2015-#4」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:INTER-Mediator 5.1の新機能(PDF形式/ファイルサイズ:約520KB)

「INTER-Mediator-FM-upload-component.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
1a99c43a87bae341a36fa334df79edeea7e224fc

■関連リンク

・INTER-Mediator
http://inter-mediator.com/

・ファイルのアップロードコンポーネント(INTER-Mediator詳細マニュアル)
http://inter-mediator.info/ja/for-programmers/jscomponent.html

・定義ファイルでの記述方法(INTER-Mediator詳細マニュアル)
http://inter-mediator.info/ja/for-developers/reference.html



(2022年5月11日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

OS X版FileMaker Server 14の動作環境

June 05, 2015

OS X版のFileMaker Server 14はOS X MavericksとOS X Yosemiteをサポートしています。

RAMの最低要件は4GBとなっており、FileMaker Server 13でサポートされていたOS X Mountain LionはFileMaker Server 14ではサポートされなくなっています。

また、FileMaker WebDirectの同時接続ユーザー数が7以上の場合には、サーバーを2台構成にすることが推奨されており、推奨されるWebサーバーの搭載RAMおよびCPUはバージョン14では下記のようになっています。

・同時接続ユーザー数 7-25:RAM 8GB、CPU 4-Core
・同時接続ユーザー数 26-50:RAM 12GB、CPU 8-Core
・同時接続ユーザー数 51-100:RAM 16GB、CPU 12-Core

[関連]OS X版FileMaker Server 13の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14の動作環境

June 04, 2015

OS X版FileMaker Pro 14およびFileMaker Pro 14 Advancedの動作環境は、OS X MavericksもしくはOS X Yosemiteとなっており、OS X LionとOS X Mountain Lionが動作環境の対象から外されています。

Windows版FileMaker Pro 14およびFileMaker Pro 14 Advancedの動作環境は、Windows 7、Windows 8もしくはWindows 8.1となっています。

FileMaker Proはバージョン14で64ビットに対応し、Windows版では32ビットバージョンと64ビットバージョンの2つのバージョンが用意されています。なお、OS X版は32ビットおよび64ビットの両バージョンを含む単一のアプリケーションとなっています。

[関連]FileMaker Pro 13の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

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