FAMLog
CakePHP 2.6.2が公開
February 25, 2015
CakePHP 2.6.2が2015年2月中旬に公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.6.2はCakePHP 2.6系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。また、このバージョンではリダイレクト時のHTTPステータスコードが200から302に変更されています。
CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン3.0.0-RC2が公開されている状況です。
Ruby 1.9.3のサポートが終了
February 24, 2015
2015年2月23日をもってRuby 1.9.3のサポートが終了しています。
Ruby 1.9.3のサポート終了は1年以上前に告知されていました。バージョン1.9.3のサポート終了に伴い、今後Ruby 1.9.3に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、Ruby 2.0.0以上にアップグレードすることが強く推奨されます。
なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、2014年12月に公開されたRuby 2.2.0です。
[関連]Ruby 1.9.3 のサポート終了について
INTER-Mediator 5.0が公開
February 23, 2015
「INTER-Mediator 5.0」を2015年2月20日に公開しました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。HTMLへの属性追加と設定ファイルを作成するだけで、データベースと連動するWebアプリケーションを開発できます。
バージョン5.0では、Safariをプライベートブラウズモードで使用しているときにローカルコンテキストを正常に処理できない不具合が修正されています。バージョン4.7からは上記以外に大きな変更はありませんが、本バージョンからInternet Explorer 8がサポート対象外という扱いになっています。
PHP 5.6.6、PHP 5.5.22およびPHP 5.4.38が公開
February 20, 2015
「PHP 5.6.6」、「PHP 5.5.22」および「PHP 5.4.38」が公開されています。
PHP 5.6.6、PHP 5.5.22およびPHP 5.4.38ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。PHP 5.4系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっているため、今後はバージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードが推奨されています。
なお、FileMaker Server 13では、FileMaker Server 13.0v5に更新することで、Windows版ではPHPのバージョンは5.5.16に、OS X YosemiteではPHPのバージョンは5.5.14に更新されます。
ModSecurity 2.9.0が公開
February 19, 2015
Webサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたソフトウェア「ModSecurity 2.9.0」が公開されています。
ModSecuirty(バージョン2.6以降)は、Apache License 2.0で提供されるオープンソースソフトウェアで、Apache HTTP Serverとnginx、IISに対応しています。
ModSecurity 2.9.0では、fuzzyHashオペレーター、SecRemoteRulesおよびSecRemoteRulesFailActionディレクティブなどの機能が新たに追加されている他、Windows版ではOpenSSLに依存せずにcURLでWinSSLを使用するように変更されています。
Apache Tomcat 7.0.59が公開
February 18, 2015
Apache Tomcat 7.0.59が2015年2月上旬に公開されています。
Apache Tomcat 7.0.59では、SessionIdGeneratorを拡張できる仕組みが導入されている他、多数の改善や不具合の修正が行われています。なお、2014年7月に公開されていたApache Tomcat 7.0.55にセキュリティ修正が含まれていたことが2015年2月9日に公表されています。
FileMaker Server 13のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使われていて、バージョン13.0v5ではApache Tomcat 7.0.55が使用されています。
2015年2月「INTER-Mediator勉強会2015-#1」発表資料
February 17, 2015
2015年2月17日に行われた「INTER-Mediator勉強会2015-#1」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:INTER-Mediatorの試用や学習用に使えるVirtual Machine(PDF形式/ファイルサイズ:約75KB)
「INTER-Mediator-Server-VM.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
e01be61610ca192aa28179575a066d6560ff8164
■関連リンク
・INTER-Mediator
http://inter-mediator.com/
・INTER-Mediator-Server
http://inter-mediator.info/ja/vm.html
(2022年5月12日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
OpenSSL 1.0.2が公開
February 16, 2015
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2」が2015年1月下旬に公開されています。
OpenSSL 1.0.2では、DTLS 1.2に対応し、TLS 1.2およびDTLS 1.2でSuite B 暗号スイートがサポートされています。その他にも数多くの新機能が追加されています。
なお、OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日にサポートが終了する予定となっており、今後はバージョン1.0.1系統もしくはバージョン1.0.2系統へのアップグレードが推奨されています。
(2015/03/21追記:「終了する予定なっており」を「終了する予定となっており」に修正・変更しました。)
FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数
February 13, 2015
FileMaker ProのGet(システムバージョン)関数は、通常現在のオペレーティングシステムのバージョンを返しますが、FileMaker WebDirectの場合は「<オペレーティングシステムまたはデバイス> <Web ブラウザー名> <ブラウザーバージョン>」という形式の文字列を返します(例:「iPad Safari 8.0」)。
FileMaker Server 13.0v5のFileMaker WebDirectでは、オペレーティングシステムまたはデバイスについては、FileMaker WebDirectにアクセスしているWebクライアントのOSまたはデバイスの情報を返します。
・「Win」:Windowsの場合
・「Mac」:OS Xの場合
・「Linux」:Linuxの場合
・「iPad」:iPadの場合
・「iPhone」:iPhoneの場合
・「iPod」:iPodの場合
・「Other」:上記以外の場合(Android等)
ブラウザーバージョンについては、FileMaker WebDirectにアクセスしているWebブラウザーのバージョンを返します。また、Webブラウザーについては下記の値を返します。
・「Safari」:Safariの場合
・「IE」:Internet Explorerの場合
・「Chrome」:Google ChromeもしくはOpera(Chromiumベース)の場合
・「Firefox」:Firefoxの場合
・「Other」:上記以外の場合
[関連]Get(システムバージョン)関数とOS X Yosemite(FAMLog)
Apple Remote Desktop 3.8が公開
February 12, 2015
Apple Remote Desktop Client 3.8.2およびApple Remote Desktop Admin 3.8が2015年1月下旬に公開されています。
Apple Remote Desktop 3.8はOS X Yosemiteと互換性があり、Mac App Storeにおける価格は7,800円です。アップデートには以下が必要となっています。
・OS X MavericksまたはOS X Yosemite v10.10.2
・Apple Remote Desktop 3.0以降
なお、Remote Desktop クライアントアップデート 3.8.2 v1.1が今月公開されましたが、修正内容の詳細は不明です。