FAMLog
FileMaker Server 13の新機能:刷新されたAdmin Console
February 12, 2014
FileMaker Server 13では、Admin Consoleが刷新されており、HTML5ベースのWebアプリケーションとして完全に再構築されました。
FileMaker Server 13のAdmin Consoleは、Internet ExplorerやSafari、Google Chromeなどの主要なWebブラウザーで利用することができ、管理用の端末にJavaをインストールする必要がなくなっています。Admin Consoleを起動するには、FileMaker Server マスタマシンにてWebブラウザーを起動し、下記のURLを入力します。
http://localhost:16001/
リモートマシンからAdmin Consoleの開始ページを開くには、16000番ポートを利用します。16000番ポートではHTTPSが使われるようになっていますが、初期状態では通信は暗号化されていない(中間者攻撃を防止できない)ので注意が必要です。
FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトトリガ一覧
February 10, 2014
FileMaker Pro 13では新しいスクリプトトリガが追加され、FileMaker Goのレイアウトがタップジェスチャを受信したときに実行されるスクリプトトリガや、レイアウトまたはウインドウのサイズが変更されたときに実行されるスクリプトトリガが新設されています。
バージョン13で追加されたスクリプトトリガ一覧は下記の通りです。
・OnGestureTapスクリプトトリガ
・OnLayoutSizeChangeスクリプトトリガ
なお、バージョン13では、OnTabSwitchスクリプトトリガはOnPanelSwitchスクリプトトリガに名称が変更されています。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加されたスクリプトトリガ一覧(FAMLog)
INTER-Mediator 4.1が公開
February 07, 2014
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 4.1」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン4.1では、コンテキストやフィールドの名前を指定する場合、これまではclass="IM[context@field]"のように指定していましたが、data-im="context@field"といった記述方式もできるようになり、HTML5のカスタムデータ属性に対応するようになっています。その他、INTER-Mediator 4.0とPHP 5.2の互換性に関する問題等も修正されています。
FileMaker Goのダウンロード数が100万本を突破
February 06, 2014
ファイルメーカー社が、FileMaker GoのApp Storeからのダウンロード数が100万本を突破したと発表しています。
FileMakerプラットフォームを利用すると、iOSデバイスで動作するカスタムビジネスソリューションを開発できます。FileMaker Goは、iOS上で動作するアプリケーションとして、iPhoneやiPod touch、iPad上でFileMakerデータベースの閲覧、編集、検索等を行うことができます。
なお、FileMaker 13 製品ラインの一部である「FileMaker Go 13」についてはiTunesのApp Storeから無料で入手可能です。
[関連]FileMaker Goのダウンロード数が50万件を突破(FAMLog)
(2016/03/17追記:リンク先のURLを変更しました。)
OpenSSH 6.5が公開
February 05, 2014
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 6.5」が2014年1月に公開されています。
OpenSSH 6.5では、Daniel BernsteinのCurve25519による楕円曲線Diffee Hellmanを用いた鍵交換、および公開鍵のタイプとしてEd25519が新たにサポートされるようになっています。
その他にも機能追加だけでなく不具合の修正も行われています。
[参考]OpenSSH 6.5/6.5p1 がリリースされました.(春山 征吾のくけー)
FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧
February 04, 2014
FileMaker Pro 13では新しい関数が追加され、Base64フォーマットのエンコード・デコード関数や、ファイルの暗号化状態を取得する関数、FileMaker GoでOnGestureTapトリガを起動するジェスチャの詳細を取得する関数などが新設されています。
バージョン13で追加された関数一覧は下記の通りです。
・Base64Decode
・Base64Encode
・Get ( 接続属性 )
・GetContainerAttribute
・Get ( 現在の時刻 UTC ミリ秒 )
・Get ( デバイス )
・Get ( 暗号化状態 )
・Get ( ネットワークタイプ )
・Get ( スクリプトアニメーション状態 )
・Get ( トリガジェスチャ情報 )
・Get ( ウインドウ方向 )
・Get ( 変更されたフィールド )
なお、バージョン13では、Get ( トリガ現在のタブパネル )関数はGet ( トリガ現在のパネル )関数に、Get ( トリガターゲットタブパネル )関数はGet ( トリガターゲットパネル )関数に名称が変更されています。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加された関数一覧(FAMLog)
第11回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
February 03, 2014
2014年2月15日(土)午前10時より「第11回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/11
OS X版FileMaker Server 13の動作環境
January 31, 2014
OS X版のFileMaker Server 13はOS X Mountain LionとOS X Mavericksをサポートしています。
RAMの最低要件は4GBとなっており、FileMaker Server 12でサポートされていたMac OS X Snow Leopard、Snow Leopard Server、OS X LionおよびLion ServerはFileMaker Server 13ではサポートされなくなっています。
また、FileMaker WebDirectの同時接続ユーザー数が7以上の場合には、サーバーを2台構成にする必要があり、推奨されるWebサーバーの搭載RAMおよびCPUは下記のようになっています。
・同時接続ユーザー数 7-16:RAM 8GB、CPU 4-Core
・同時接続ユーザー数 17-26:RAM 12GB、CPU 8-Core
・同時接続ユーザー数 27-50:RAM 16GB、CPU 12-Core
[関連]Mac版FileMaker Server 12の動作環境(FAMLog)
CakePHP 2.4.5が公開
January 30, 2014
「CakePHP 2.4.5」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.4.5はCakePHP 2.4系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。
CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン3.0.0 dev preview 1が公開されている状況です。なお、FMCakeMixはCakePHP 3.0.0 dev preview 1に対応していないのでご注意ください。
ClamXav 2.6.2が公開
January 29, 2014
OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.6.2」が公開されています。
バージョン2.6.2では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.98.1が搭載されるようになっています。
ClamXavのWebサイトで配布されているバージョン2.6.2はMac OS X v10.6以降に対応しています。なお、Mac OS X v10.5を利用している場合には、ClamXav 2.5.1を使用する必要があります。