FAMLog


APPLE-SA-2013-09-18-2 iOS 7

September 25, 2013

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 7の提供が先週から開始されています。iOS 7では脆弱性の修正も多数行われています。

デザインを一新したユーザインターフェイス、コントロールセンター、通知センター、改良されたマルチタスキング、AirDrop、機能が強化されたカメラや写真、Safari、Siriなど200以上の新機能がiOS 7には追加されています。なお、新機能の中には機種によっては利用できない機能もあります。

アップデートの対象機種は、iPhone 4以降、iPad 2以降、iPad miniおよび第5世代のiPod touchです。今回、iPhone 3GSと第4世代のiPod touchがサポート対象外となっています。

[関連]iOS 7ではGet ( システムNICアドレス )関数が非推奨に(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2013-09-18-1 iTunes 11.1

September 24, 2013

アップルから「iTunes 11.1」の配布が開始されています。

iTunes 11.1では、新たにiOS 7の端末との同期に対応しています。Windows版ではセキュリティ脆弱性が修正されており、最新版への更新が推奨されます。

iTunes 11.1はhttp://www.apple.com/jp/itunes/download/から入手できます。対象OSは、Mac OS X v10.6.8以降、Windows 8、Windows 7、Windows Vista、およびWindows XP SP2以降です。

Tag: Security

APPLE-SA-2013-09-17-1 OS X Server v2.2.2

September 20, 2013

OS X Server v2.2.2では、セキュリティ脆弱性が修正されています。

OS X ServerはOS X Mountain Lionにサーバー機能を追加するソフトウェアです。バージョン2.2.2では、ClamAVがバージョン0.97.8に、PostgreSQLがバージョン9.2.4に更新され、Wiki ServerのXSS脆弱性が修正されています。

OS X Serverは、Mac App Storeで購入してOS X Mountain Lionに追加できます。価格は1,700円で、OS X Server v2.0以降からのアップデートは無料です。

Tag: Security

FileMaker Go 12.0.8が公開

September 19, 2013

FileMaker Go 12がバージョン12.0.8にアップデートされています。バージョン12.0.8では、いくつかの問題が修正された他、iOS 7に関連する互換性の問題が解決されています。

FileMaker Go 12.0.8におけるGet ( 持続 ID )関数の戻り値は、iOS 6では今までと同様MACアドレスベースの値を返しますが、iOS 7ではidentifierForVendorに基づく値を返すようになりました。Get ( 持続 ID )関数を使用していてiOS 7に更新する場合には、今回公開されたFileMaker Go 12.0.8に更新する必要がありますが、Get ( 持続 ID )関数の戻り値はiOS 7では値が変わるのでその点に留意する必要があります。また、identifierForVendorは場合によって変わるケースがあるのでその点も考慮しなければいけません。

iOS 7での挙動の違いは、Get ( システムNICアドレス )関数やGet ( 持続 ID )関数の使い方によっては深刻な状況(セキュリティ問題)を引き起こす可能性があるので要注意です。

[関連]iOS 7ではGet ( システムNICアドレス )関数が非推奨に(FAMLog)、iOS 7で Get (持続ID) と Get (システムNICアドレス) を使用したときの動作の違い(Claris ナレッジベース)

(2021/02/07:一部の関連記事を変更・更新しました。)

Tag: FileMaker

iOS 7ではGet ( システムNICアドレス )関数が非推奨に

September 18, 2013

iOS 7ではMACアドレスを端末の特定用途に取得・利用できなくなるため、FileMakerのGet ( システムNICアドレス )関数はiOS 7で非推奨になります。

iOS 7でFileMaker Goを使用した場合にGet ( システムNICアドレス )関数はすべての端末で「02:00:00:00:00:00」を返すようになります。さらに、FileMaker Go 12.0.7およびそれ以前では、iOS 7の環境下でGet ( 持続 ID )関数の戻り値はすべての端末で同じ値(8D05FB2A7CDC7D29F52C251CC4D9C17F)を返します。これはGet ( 持続 ID )関数の戻り値となるハッシュ値がiOSではMACアドレスをベースに生成されていたことに起因します。

このようなiOS 7での挙動の違いは、Get ( システムNICアドレス )関数やGet ( 持続 ID )関数の使い方によってはセキュリティ問題等を引き起こす可能性があるので要注意です。

[関連]iOS 7で Get (持続ID) と Get (システムNICアドレス) を使用したときの動作の違い(FileMaker ナレッジベース)、iOS 7に対応したFileMaker Go 12.0.8が公開(FMGo情報局)、「FileMaker UG 全国合同オフラインミーティング 2012」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

2013年9月「FileMakerユーザーズグループ中部」発表資料

September 17, 2013

2013年9月14日に行われた「FileMakerユーザーズグループ中部(FM-Chubu)」で発表した講演資料を公開しました。

・ダウンロード:INTER-MediatorによるWebアプリケーション開発入門(PDF形式/ファイルサイズ:約3.5MB)

「INTER-Mediator-first-step.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
5f42e86ea69c8421edec34646cdba559fd58b99d

■関連リンク

INTER-Mediator



(2022年6月5日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2013-09-12-1 OS X Mountain Lion v10.8.5 and Security Update 2013-004

September 13, 2013

AppleからOS X Mountain Lion アップデート v10.8.5とSecurity Update 2013-004が公開されています。

Security Update 2013-004は、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、Mac OS X v10.6.8およびMac OS X Server v10.6.8用のものがそれぞれ用意されています。

このアップデートにより、Apacheはバージョン2.2.24に、PHPはバージョン5.3.26に、OpenSSLはバージョン0.9.8yに、ClamAVはバージョン0.97.8に更新されます。

(2013/09/19追記:OS X Mountain Lion アップデート v10.8.5とSecurity Update 2013-004の公開と同時に、セキュリティ脆弱性が修正された、Mac OS X Snow Leopard用のSafari 5.1.10が公開されています。)

Tag: Security

Java SE 7 Update 40およびJDK 7 Update 40が公開

September 12, 2013

Java SE 7 Update 40およびJDK 7 Update 40が公開されています。

バージョン7 Update 40では、OS XでRetinaディスプレイがサポートされるようになっています。今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様ですが、バージョン7 Update 40を適用している環境においてJavaコントロール・パネルでセキュリティ・レベルを「非常に高」に設定変更していると、FileMaker Server 10および11のAdmin Consoleを起動できないようになっています(デフォルトのセキュリティ・レベル「高」であれば起動することはできます)。

なお、Java SE 6の公式アップデートはすでに終了しており、Oracleの公式ダウンロードサイトからJava SE 6の最新アップデートを入手することはできません。OS X用のJava SE 6についてはアップデートがAppleから配布されていますが、Windows版等のJava 6を利用している場合にはJava 7への更新を早急に検討および実行する必要がある状況になっています。

Tag: Java

APPLE-SA-2013-09-10-1 OS X: Flash Player plug-in blocked

September 11, 2013

OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されています。この定義ファイルが更新されると、古いバージョンのFlash Playerプラグインを使用できない制限がかかるようになります。

具体的には、OS Xの場合にはバージョン11.8.800.94およびそれ以前のバージョンのFlash Playerを使用できなくなります。

セキュリティ上の理由によりFlash Playerのバージョンも最新版に更新することが推奨されており、バージョン11.8.800.168に更新する必要がある状況になっています(2013年9月11日現在)。

[関連]APPLE-SA-2013-08-29-1 OS X: Java Web plug-in blocked(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker スクリプトエンジンは32ビットプラグインのみサポート

September 10, 2013

FileMaker Server 12に搭載されているFileMaker スクリプトエンジンは32ビットプロセスのため、FileMaker Server 12は32ビットプラグインのみをサポートしています。

プラグインを実行するFileMaker Serverのコンポーネントは、FileMaker スクリプトエンジンと呼ばれており、バージョン12でデータベースエンジンと分離した形で実行されるようになりました。

FileMaker Server 12では、データベースサーバーとWeb公開エンジンが64ビットに対応しましたが、スクリプトエンジンは64ビット対応ではありません。このことはOS Xではfileコマンドを使用して確認することができます。

[確認例]
$ file "/Library/FileMaker Server/Database Server/bin/fmsased"
/Library/FileMaker Server/Database Server/bin/fmsased: Mach-O executable i386

[関連]FileMaker Server 12の新機能:64ビット対応(FAMLog)、FileMaker Server 12の新機能:FileMaker スクリプトエンジン(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ