FAMLog


FileMaker Server 12の新機能:64ビット対応

April 02, 2013

FileMaker Server 12では、データベースサーバーとWeb公開エンジンが64ビットに対応し、活用できるメモリーが増加しています。

Admin Consoleにおいて[データベースサーバー]ペインの[データベース]タブで、より大きなデータベースキャッシュサイズを指定して、64ビットシステムのパフォーマンスを改善することが可能です。

特に、大容量のファイルや多数のクライアント接続がある場合に、データベースキャッシュ用に予約するRAMを増やすと、適切に設計されたデータベースの全体的なパフォーマンスを向上させることができます。

[関連]FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12によって使用されるポート

April 01, 2013

FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedでは、データ通信のために次に挙げるポートを使用します。

・ポート番号5003:FileMakerネットワーク共有
・ポート番号80:Webサーバー(HTTP)
・ポート番号443:Webサーバー(HTTPS)
・ポート番号16000:FileMaker Server Admin Console 開始ページおよびオブジェクトフィールドのプログレッシブダウンロード
・ポート番号16001:FileMaker Server Admin Console
・ポート番号2399:ODBC/JDBCデータソース

上記以外にWeb公開エンジンやFileMaker Server Helper等が内部的に使用するポートが存在します。なお、ポート番号16000についてはFileMaker Server Admin Consoleだけでなく、オブジェクトフィールドのプログレッシブダウンロードでも使用されるので注意が必要です。

[関連]第86回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能

March 29, 2013

ファイルメーカー社が、2013年2月にFileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しており、その内容を更新しています。

FileMaker Serverで今後廃止されるAPI、技術または機能の一覧は下記の通りです。

・Excel 2007より前の形式のエクスポートとインポート(Mac OS X Lion以降では、FileMaker ServerはExcel 2003のエクスポートとインポートをサポートしていません。)
・カスタムWeb公開 with XSLT

上記の内容はFileMaker Server 11.0v4が登場したときに今後廃止予定である旨が言及されていましたが、今回は今後廃止されるという表現に変更されています。なお、XSLTによるカスタムWeb公開機能は、FileMaker Server 12ですでに廃止されています。

[関連]OS X LionでサポートされないFileMaker Pro 11の機能(FAMLog)、FileMaker Server 12ではXSLTによるカスタムWeb公開機能は利用不可(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSH 6.2が公開

March 28, 2013

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 6.2」が公開されています。

OpenSSH 6.2では、AES-GCM、encrypt-then-mac (EtM) MACモード、UMAC-128 MAC、複数の認証を要求する機能などが追加されています。

機能追加だけでなく不具合の修正も行われていますが、セキュリティに関連する修正は特に含まれていない模様です。

[参考]OpenSSH 6.2 リリース(OpenSSH情報)

Tag: Security

Ruby on Rails 3.2.13、Ruby on Rails 3.1.12およびRuby on Rails 2.3.18が公開

March 27, 2013

Ruby on Rails 3.2.13、Ruby on Rails 3.1.12およびRuby on Rails 2.3.18が2013年3月中旬に公開されています。

Rails 3.2.13、Rails 3.1.12およびRails 2.3.18では、下記4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

CVE-2013-1854 Symbol DoS vulnerability in Active Record
CVE-2013-1855 XSS vulnerability in sanitize_css in Action Pack
CVE-2013-1856 XML Parsing Vulnerability affecting JRuby users
CVE-2013-1857 XSS Vulnerability in the sanitize helper of Ruby on Rails

すべてのバージョンに影響のあるものですが、メンテナンスポリシーにより上記3系統のバージョンのみリリースされています。

(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.1.12およびがRuby on Rails 2.3.18」を「Ruby on Rails 3.1.12およびRuby on Rails 2.3.18」に修正しました。)

Tag: Ruby

FileMaker関連ソリューションを紹介する「Made for FileMaker」が刷新

March 26, 2013

ファイルメーカー社が、FileMakerデータベースのソリューションやリソースをオンライン上で公開している「Made for FileMaker」のサイトをリニューアルしたと2013年3月21日に発表しています。

Made for FileMakerでは、FileMaker Business Allianceのメンバーによって提供された、iPadやiPhone向けのソリューションを含むあらゆる業界向けのソリューションを見つけることができます。

その他にも、プラグインや開発ツール、バーコードリーダーやスキャナー、関連書籍およびビデオに関するページも掲載されています。

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2013-03-19-1 iOS 6.1.3

March 25, 2013

iOS 6.1.3 ソフトウェア・アップデートの提供が開始されています。

iOS 6.1.3では日本のマップが改善されています。このアップデートにはセキュリティに関わる修正も含まれており、パスコードロックを迂回できる問題やWebKitの脆弱性などが修正されています。

iOS 6.1.3 ソフトウェア・アップデートを適用できる対象機種は、iPhone 3GS以降のiPhone、第2世代以降のiPad、第4世代以降のiPod touchおよびiPad miniです。

Tag: Security

APPLE-SA-2013-03-14-2 Safari 6.0.3

March 22, 2013

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.3」が配布されています。

Safari 6.0.3では多数の脆弱性が修正されています。Safari 6.0.3は、OS X Mountain Lion v10.8.3に同梱されている他、OS X Mountain Lion v10.8.2、OS X Lion v10.7.5およびOS X Lion Server v10.7.5でも利用可能です。

なお、Mac OS X Snow Leopard用のSecurity Update 2013-001にはSafari 5.1.8が同梱されており、Mac OS X Snow Leopardでは10ヶ月ぶりにSafariが更新されていますが、修正内容の詳細については不明のままとなっています。

[関連]Apple、Snow Leopard向けのSafari更新版を10カ月ぶりに提供(ITmedia エンタープライズ)

Tag: Security

PHP 5.3.23とPHP 5.4.13が公開

March 21, 2013

PHP 5.3.23とPHP 5.4.13が公開されています。

PHP 5.3.23とPHP 5.4.13では不具合およびセキュリティ脆弱性の修正が行われており、SOAP拡張モジュールに存在したセキュリティ脆弱性2点が修正されています。

なお、PHPはバージョン5.5系統の開発も進められており、現在PHP 5.5.0 beta1が公開されている状況です。

Tag: Apache

APPLE-SA-2013-03-14-1 OS X Mountain Lion v10.8.3 and Security Update 2013-001

March 19, 2013

AppleからOS X Mountain Lion アップデート v10.8.3とSecurity Update 2013-001が公開されています。

Security Update 2013-001は、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、Mac OS X v10.6.8およびMac OS X Server v10.6.8用のものがそれぞれ用意されています。

このアップデートでは、OS X Lion以降においてSafariで[ダウンロード後、“安全な”ファイルを開く]設定を無効にしていない場合に、拡張子が「.jnlp」であるファイルが自動的に開かれないように変更されています。これはFileMaker Server Admin Consoleの利用手順に若干の影響を与える仕様変更であり、今後はダウンロードフォルダ内にある拡張子が「.jnlp」であるファイルを手動で開く必要があります。

Tag: Security

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