FAMLog
OS X Mountain Lion アップデート v10.8.1が公開
August 28, 2012
「OS X Mountain Lion アップデート v10.8.1」が公開されています。
バージョン10.8.1では、移行アシスタントで予期せず終了する原因となる問題や、iMessageでメッセージを送信できない原因となる問題などが修正されています。
今回からソフトウェア・アップデートによる更新はMac App Store経由で行われるようになっています。また、従来通りサポートページからアップデートパッケージをダウンロードすることもできます。
APPLE-SA-2012-08-20-1 Apple Remote Desktop 3.6.1
August 27, 2012
「Apple Remote Desktop Admin 3.6.1」が公開されています。
Apple Remote Desktop Admin 3.6.1では、1件の脆弱性が修正されています。バージョン3.5.2以降で[すべてのネットワークデータを暗号化]を設定している状態でサードパーティ製のVNCサーバーに接続すると、実際には通信の暗号化が行われていない脆弱性が修正され、SSHトンネリングを利用するように改善されています。
なお、Apple Remote Desktop Admin 3.6.1の利用には、OS X LionもしくはOS X Mountain Lionが必要です。
FileMaker 12.2.94 xDBC クライアントドライバが公開
August 24, 2012
ファイルメーカー社が「FileMaker 12.2.94 xDBC クライアントドライバ」を公開しています。
FileMaker 12.2.94 xDBC クライアントドライバは、FileMaker Server 12v2 アップデータと同時に公開されたものであり、ODBCクライアントドライバーのインストーラーがOS X Mountain Lionへのインストール用にデジタル署名されています。
FileMaker用のドライバーをインストールおよび設定する方法については「FileMaker 12 ODBC と JDBC ガイド」に記載されています。このPDFファイルはファイルメーカー社のプロダクト ドキュメンテーション センターから入手することもできます。
FileMaker Server 12v2 アップデータが公開
August 23, 2012
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 12v2 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Server 12またはFileMaker Server 12 Advancedをバージョン12.0v2(12.0.2.232)に更新するものです。バージョン12.0v2ではOS X 10.8に対応し、保護された接続を使用するように設定されているときにインタラクティブコンテンツのプログレッシブダウンロードを許可する設定が新たにAdmin Consoleに追加されています。
このアップデータを適用する前に、あらかじめFileMaker ServerとWeb公開エンジン、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法や変更点の詳細については、アップデータに含まれるドキュメント「FMS 12 Update Read Me (Japanese).pdf」に記載されています。
(2012/11/20追記:ポータルに表示された関連レコード内の空のレコードに対するXMLクエリーコマンドでXMLタグが返されない場合がある問題が解決されている旨の記述を削除しました。)
Apache HTTP Server 2.4.3が公開
August 22, 2012
「Apache HTTP Server 2.4.3」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.3は、今年2月に安定版に達したApache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.3では2件の脆弱性が修正されており、mod_proxy_ajpとmod_proxy_httpで情報漏洩につながる脆弱性およびmod_negotiationのクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。
2012年8月現在、Apache HTTP Serverは3種類の安定バージョンが提供されていますが、Apache 2.0系統は2年近く更新がない状態です。Apache 2.2系統についてはバージョン2.2.23が近いうちに公開される見込みです。
PHP 5.3.16とPHP 5.4.6が公開
August 21, 2012
「PHP 5.3.16」と「PHP 5.4.6」が公開されています。
PHP 5.3.16とPHP 5.4.6では不具合の修正が行われており、今回のリリースでは特にセキュリティ上の修正は含まれていません。
なお、Windows版のFileMaker Server 12はPHP 5.3.8が、Mac版のFileMaker Server 12はPHP 5.3.6が必要と明記されており、PHP 5.2系統はサポートされていません。
第86回「FileMaker Fun Night!」のお知らせ
August 20, 2012
2012年9月8日(土)に行われる、セブンズドアが毎月Apple Store, Ginzaで開催しているFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」で、ゲストとしてFileMaker Server 12についての講演をします。
今回は、FileMaker Server 12で使用するポート番号に関連する情報を紹介する予定です。参加にあたっては特に申し込みの必要はありませんので、ご興味のある方は以下の場所に直接おいでください。
第86回 FileMaker Fun Night!「FileMaker Server 12で使用するポート番号とその舞台裏」
開催日時:2012年9月8日(土)19:30〜20:45
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/
参加費:無料(事前登録も不要です)
(2012/09/02追記:今回は開始時間が19:30です。お気をつけください。)
FileMaker Pro 12の新機能:刷新されたプラグインの更新方法
August 17, 2012
FileMaker Pro 12では、スクリプトを使用してプラグインをインストールおよび更新する方法が新しくなり、FileMaker Serverを使わずにプラグインを自動インストールおよび自動アップデートできるようになっています。
プラグインファイルをデータベースファイルのオブジェクトフィールド内に格納した上で、[プラグインファイルのインストール]スクリプトステップを使用することで、プラグインをインストールおよびアップデートできます。
プラグインをインストールする場合、クライアントの[プラグイン]環境設定で[ソリューションにファイルのインストールを許可]オプションが選択されている必要があります。ただし、この設定は最初から有効になっており、プラグインを使用しない場合にはセキュリティ上の理由からこの設定を無効にしておくことが推奨されます。
FileMaker Pro 12の新機能:新しいレイアウト変数記号
August 16, 2012
FileMaker Pro 12では、取得関数をレイアウト変数記号として使用できるようになっています。
バージョン12のレイアウトモードでは、[挿入]メニューに[その他の記号...]メニュー項目が追加されています。このメニュー項目を選択すると、挿入するレイアウト変数記号を選択できます。使用可能なレイアウト変数記号はGet関数の引数と同じであり、レイアウト上では「{{アカウント名}}」という形式で表示されます。
なお、上記に伴い、日付、時刻、ユーザ名、ページ番号およびレコード番号のレイアウト変数記号がバージョン12で変更されています。
FileMaker Pro 12の新機能:ウインドウスタイルの定義
August 15, 2012
FileMaker Pro 12では、スクリプトまたはボタンを使用して新規ウインドウを作成する際に、ウインドウスタイルを定義できるようになっています。
[新規ウインドウ]スクリプトステップのオプションで詳細なスタイルを指定できるようになっており、標準のドキュメントウインドウ以外に、フローティングドキュメントウインドウおよびモーダルダイアログウインドウを指定できます。
さらに、[ウインドウコントロール]オプションを利用することで、[閉じる]ボタンや[最小化]ボタン、[最大化]ボタン、[ズーム]コントロールおよびウインドウのサイズ変更を有効または無効にすることができます。