FAMLog
FileMaker Server 11の変更点 (3)
April 14, 2011
FileMaker Server 11では、スクリプトの内部ループ内でエラーが発生したことによって大量のログメッセージが記録されるのを防止する変更が行われています。
同一のデータベース、スクリプトおよびスクリプトステップ内で60秒以内に同じエラーが発生した場合、最初のエラーメッセージだけが記録されます。また、それ以降も60秒に一度以上の記録は行われません。
なお、重複したメッセージはキャッシュされて後でログに書き出されるため、ログファイルのメッセージは時系列では並びません。
[関連]FileMaker Server 11 での細かな動作変更(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
FileMaker Web News:第53回 2011年春号
April 13, 2011
■FileMaker Server 11v2 Java 6 Update 24 アップデータが公開(2011年3月)
FileMaker Server 11v2 & FileMaker Server 11v2 Advanced Java 6 Update 24 アップデータが2011年3月に公開されました。Java SE 6 Update 24がインストールされている環境や、Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9を適用した環境において、FileMaker Server Admin Consoleが起動しなくなる問題が解決されています。
[関連]FileMaker Server 11.0v2 Java 6 Update 24 Updateが公開(FAMLog)
■CodeIgniter 2.0が公開(2011年1月)
PHP用のWebアプリケーションフレームワークであるCodeIgniter 2.0が2011年1月に公開されました。CodeIgniterは低い学習コストと実行速度の速さを特長としています。なお、2011年2月に行われたCodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanでは、CodeIgniterでFileMaker Serverを使う手法を紹介した講演も行われました。
[関連]CodeIgniter 2.0.0が公開(FAMLog)、CodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanの発表資料が公開(FAMLog)
「Rfm Code Reading #11」のお知らせ
April 11, 2011
2011年4月16日(土)午前9時30分より「Rfm Code Reading #11」を開催します。
RubyとFileMaker ServerのカスタムWeb公開に興味のある方のご参加をお待ちしています。詳細については下記URLのページをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/matsuo_atsushi/20110410/p1
なお、今回のテーマは「Rfm 1.4のXMLパーサー」です。
PHPのconfigureオプションを確認する
April 08, 2011
PHPがどのようなオプションでコンパイルされているか確認する方法の1つにphp-configコマンドを使用する方法があります。
Mac OS XおよびMac OS X Serverにおいて、コマンドラインインターフェースでPHPのconfigureオプションの内容を確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ php-config --configure-options
--prefix=/usr --mandir=/usr/share/man --infodir=/usr/share/info --disable-dependency-tracking --sysconfdir=/private/etc --with-apxs2=/usr/sbin/apxs --enable-cli --with-config-file-path=/etc --with-libxml-dir=/usr --with-openssl=/usr --with-kerberos=/usr --with-zlib=/usr --enable-bcmath --with-bz2=/usr --enable-calendar --with-curl=/usr --enable-exif --enable-ftp --with-gd --with-jpeg-dir=/usr/local --with-png-dir=/usr/local --enable-gd-native-ttf --with-ldap=/usr --with-ldap-sasl=/usr --enable-mbstring --enable-mbregex --with-mysql=mysqlnd --with-mysqli=mysqlnd --with-pdo-mysql=mysqlnd --with-mysql-sock=/var/mysql/mysql.sock --with-iodbc=/usr --enable-shmop --with-snmp=/usr --enable-soap --enable-sockets --enable-sysvmsg --enable-sysvsem --enable-sysvshm --with-xmlrpc --with-iconv-dir=/usr --with-xsl=/usr --enable-zend-multibyte --enable-zip --with-pcre-regex=/usr
Mac OS X Server v10.6.6では、PHPのconfigureオプションは上記のように表示されます。php-configコマンドを使用することで、PHPでcURLやmbstringなどがサポートされているかどうかを確認することが可能です。
Ruby on Rails 3.0.6が公開
April 07, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.0.6」が公開されています。
Rails 3.0.6では、Rails 3.0系統のみに影響するセキュリティ上の問題点が修正されており、auto_linkヘルパーメソッドのXSS脆弱性が修正されています。
なお、現在Rails 2.3系統とRails 3.0系統が保守されている状況であり、Rails 3.0はRuby 1.8.7およびRuby 1.9.2に対応しています。
安全なウェブサイトの作り方 改訂第5版が公開
April 06, 2011
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が、適切なセキュリティを考慮したWebサイトを作成するための資料「安全なウェブサイトの作り方」を改訂し、改訂第5版を2011年4月6日に公開しています。
「安全なウェブサイトの作り方」は、IPAが届出を受けた脆弱性関連情報をもとに、届出件数の多かった脆弱性や攻撃による影響度が大きい脆弱性を取り上げ、開発者や運営者が適切なセキュリティを考慮したWebサイトを作成するための資料です。改訂第5版では携帯サイト特有の内容が追加されています。
巻末には、Webアプリケーションのセキュリティ実装の実施状況を確認するためのチェックリストも付属しています。
Rubyist Magazine 0033 号が公開
April 05, 2011
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0033 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0033 号には、Rackの仕様に関する翻訳記事やYARVの解説記事、Rubyistへのインタビュー記事、および各地のRegionalRubyKaigiのレポートなどが掲載されています。
Mac OS Xで省エネルギーの設定を確認する
April 04, 2011
Mac OS XおよびMac OS X Serverにおいて、省エネルギーの設定を確認する方法の1つにpmsetコマンドを使用する方法があります。
コマンドラインインターフェースで現在利用している電源に関する設定を確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ pmset -g
なお、UPSがUSB経由で接続されている場合には、pmsetコマンドを使用してupsshutdownスクリプトが実行される条件の設定を確認することも可能です。
[関連]Mac OS XでUPSの自動シャットダウン機能を利用する(FAMLog)
CodeIgniter 2.0.1が公開
April 01, 2011
「CodeIgniter 2.0.1」が2011年3月に公開されています。
CodeIgniterは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CodeIgniter 2.0.1では、index.phpに定数ENVIRONMENTが追加され、オプションで環境固有の設定ファイルを読み込ませることができるようになっています。これにより、開発環境、テスト環境および運用環境で動作の振る舞いや設定を切り替えやすくなっています。
また、日本語言語パックも2011年3月28日にリリースされています。