FAMLog
Spotlightで利用する索引の状態を確認する
February 16, 2011
Mac OS XではSpotlightと呼ばれる検索機能が利用できますが、mdutilコマンドを使用することでSpotlightで利用する索引の状態を確認することができます。
Spotlightで利用する索引の状態を確認するには、mdutilコマンドで-sオプションを使用します。
[使用例]
$ mdutil -s /
/:
Indexing enabled.
Spotlightが無効になっている場合には「Indexing enabled.」ではなく「Indexing disabled.」と表示されます。もしもMac版のFileMaker Pro 11v3 アップデータの適用に失敗する場合には、Spotlightの状態について一度確認するとよいでしょう。
FileMaker Pro 11v3 アップデータが公開
February 15, 2011
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 11v3 アップデータ」と「FileMaker Pro 11v3 Advanced アップデータ」を配布しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 11またはFileMaker Pro 11 Advancedをバージョン11.0v3に更新するものです。バージョン11.0v3では、特定の条件下でFileMaker Proの印刷オプションが表示されなくなる問題、および1つ以上の改ページに及ぶフィールドのテキストが印刷・プレビューおよびPDFへのエクスポートで横方向に切り捨てられる問題が解決されています。
また、Mac版では、複数の関連ファイルをIPアドレスではなくドメイン名で参照するホストされたファイルを開くときのパフォーマンスが改善され、Outlook 2011で[メールを送信]スクリプトステップが機能しない問題が解決されています。
2011年2月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
February 14, 2011
2011年2月11日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「Mac版FileMaker Serverで使えるコマンドライン活用レシピ」(PDF形式/ファイルサイズ:約250KB)
「fmsadmin_recipe.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
ca8892c674f3fadf983814250119c86cfd730c74
■関連リンク
・FileMaker Server 11の新機能:fmsadmin RESTARTコマンド(FAMLog)
http://www.famlog.jp/article.php?id=1496
・FileMaker Server 11の新機能:fmsadmin AUTORESTARTコマンド(FAMLog)
http://www.famlog.jp/article.php?id=1595
・FileMaker Server 11の新機能:バックアップファイルのクローン(FAMLog)
http://www.famlog.jp/article.php?id=1501
・FileMaker Server 11.0v2でWeb公開コアを停止する方法(FAMLog)
http://www.famlog.jp/article.php?id=1646
・FileMaker Server 11.0v2でカスタムWeb公開エンジンを停止する方法(FAMLog)
http://www.famlog.jp/article.php?id=1647
・FileMaker Server 11で管理サーバーを停止する方法(FAMLog)
http://www.famlog.jp/article.php?id=1648
・【コラム】FileMaker×PHPで作る、簡単・便利なWebアプリ (95) コマンドラインを活用したメンテナンス方法(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/fmxphp/095/index.html
・[sevensdoor.com] - FileMakerの開発者向けresourceサイト
http://web.sevensdoor.com/events.xsl
OpenSSL 0.9.8rとOpenSSL 1.0.0dが公開
February 10, 2011
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8r」および「OpenSSL 1.0.0d」が公開されています。
OpenSSL 0.9.8rとOpenSSL 1.0.0dでは、サーバー側でSSL_CTX_set_tlsext_status_cb関数を呼び出している場合のみに、クラッシュやメモリーの内容が漏洩する可能性があるセキュリティ上の問題点が修正されています。
上記の脆弱性はOCSP(Online Certificate Status Protocol)に関わるもので、Apacheの場合にはApache 2.3.3以降で「SSLUseStapling On」の設定がされている場合に影響を受け、Apache 2.2には影響しないとのことです。
Ruby on Rails 2.3.11とRuby on Rails 3.0.4が公開
February 09, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Rails 2.3.11とRuby on Rails 3.0.4が公開されています。
Rails 2.3.11とRails 3.0.4ではセキュリティ上の問題点が修正されており、mail_toヘルパーで:encode=>:javascriptオプションを使用したときにXSSが可能となる脆弱性、およびCSRF対策が機能しない場合がある脆弱性が修正されています。
Rails 3.0.4では、上記の他に、Rails 3.0系統のみに影響するセキュリティ上の問題点2点が修正されています。
FileMaker Pro 11の変更点 (2)
February 08, 2011
Mac版のFileMaker Pro 11では、ユーザーインターフェースが強化され、Mac OS Xの標準を反映するようにダイアログボックスの外観と動作が変更されています。
これにより、[キーボードとマウス]のシステム環境設定において[フルキーボードアクセス]を[すべてのコントロール]に設定しておくと、tabキーを使ってさまざまなコントロールに移動することができるようになっています。
[フルキーボードアクセス]の設定は、通常[テキストボックスとリストのみ]になっています。[すべてのコントロール]に設定することで、キーボードだけでカスタムダイアログ内で選択ボタンを移動したり、ダイアログボックスでアクティブなタブを変更することなどが可能になります。
OpenSSH 5.8が公開
February 07, 2011
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 5.8」が公開されています。
OpenSSH 5.8にはセキュリティに関連する修正が1点含まれており、OpenSSH 5.6および5.7において-tオプションを使用してレガシーな証明書を作成した場合のみに情報漏洩を招く恐れがある問題が修正されています。
バージョン5.8では、上記の他にSELinux関連の不具合も修正されています。
[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 5.8/5.8p1
FileMaker Pro 11の新機能:SMTPサーバー経由のメール送信でTLSをサポート
February 04, 2011
FileMaker Pro 11では、SMTPサーバーを使用した電子メールの送信処理においてTLS(Transport Layer Security)が新たにサポートされています。
TCP587番ポートを使ったSMTP over TLS(Submission over TLS)によるメッセージの送信に対応し、TLSを使用してSMTPサーバーとの通信を暗号化できるようになっています。
なお、電子メールクライアントソフトウェアを使用せずに、FileMaker Proから直接電子メールのメッセージを送信する機能はFileMaker Pro 10で追加された機能です。
[関連]FileMaker Pro 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信(FAMLog)
「Rfm Code Reading #10」のお知らせ
February 03, 2011
2011年2月11日(金・祝)午前9時30分より「Rfm Code Reading #10」を開催します。
RubyとFileMaker ServerのカスタムWeb公開に興味のある方のご参加をお待ちしています。詳細については下記URLのページをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/matsuo_atsushi/20110203/p1
なお、今回のテーマは「Rfm 1.4の概要」です。
FileMaker Server 11の新機能:ディレクトリサービスでのSSLの使用
February 02, 2011
FileMaker Server 11では、ディレクトリサービスアシスタントでSSLを使用できる設定が追加されています。
FileMaker Server Admin Consoleのディレクトリサービスアシスタントにおいて、[SSL(Secure Sockets Layer)の使用]チェックボックスがバージョン11で新たに追加されており、LDAPサーバーとの通信を暗号化できるようになっています。
なお、ディレクトリサービス設定でSSLを有効にした場合、ポート番号は389ではなく636が使用されます。