FAMLog
FileMaker Server 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信
May 25, 2009
FileMaker Server 10では、[メールを送信]スクリプトステップで電子メールのメッセージを送信する機能が新たにサポートされています。
[メールを送信]スクリプトステップのオプションにおいて、[送信経由]の値を「SMTP サーバー」にして、メールサーバーやユーザー情報を入力することで、SMTPサーバーを使用してメールを送信できます。
バージョン10で[メールを送信]スクリプトステップはFileMaker Server互換およびWeb互換になりましたが、オプションで電子メールクライアントではなくSMTPサーバーを利用するように指定する必要があります。なお、本機能を使用してメッセージを送信した場合、文字エンコーディングとしてはUTF-8が使用されます。
[関連]FileMaker Pro 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信(FAMLog)
FileMaker Pro 10の新機能:レイアウトオブジェクト挿入時のタブ順設定
May 22, 2009
FileMaker Pro 10では、レイアウトモードにおいて新しいレイアウトオブジェクトを挿入した際に、自動的にタブ順設定の番号がつけ直されるようになっています。
これまではレイアウトオブジェクトを追加した後に手動でタブ順設定を調整し直す必要がありましたが、バージョン10ではタブ順設定が自動調整されるように改善されています。
追加したレイアウトオブジェクトの位置を考慮してタブ順が再設定されるようになったため、調整の手間がかなり軽減されます。
FileMaker Pro 10 実践テクニック
May 21, 2009
FileMaker Pro 10の解説書「FileMaker Pro 10 実践テクニック」が発売されています。
この書籍では、実務に即した例題をもとに、目的にあった関数や機能の活用法、および関数と機能の効果的な組み合わせ方について解説されています。例題を通してFileMaker Proの機能や関数、スクリプトについて理解できるような構成になっています。
また、FileMaker Pro 10の新機能を解説した章も用意されています。
定価:3,833円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 464
著者:西村 早苗(有限会社ファクトリー)
出版社:アスキー・メディアワークス
ISBN:978-4-04-867676-2[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Pro 10の新機能:外部SQLデータソースのアップデート
May 20, 2009
FileMaker Pro 10では、外部SQLデータソースにライブ接続できる機能がアップデートされ、バージョン10では新たに以下のSQLデータベースへの接続がサポートされています。
・Microsoft SQL Server 2008
・Oracle 11g
・MySQL 5.1 Community Edition
ODBCデータソースのテーブル内のフィールドを使用して値一覧を定義できるようになったほか、Windows版でMicrosoft SQL ServerをODBCデータソースとして利用する場合にODBCデータソースシングルサインオンを有効化できるようにもなっています。
Business Productivity Kit for FileMaker Pro 10
May 19, 2009
ファイルメーカー社が、FileMaker Business Productivity KitのFileMaker Pro 10に対応した新バージョンを発表しています。
Business Productivity Kitは中小企業ですぐに導入可能な、業務効率化を促進できるように設計されているデータベースソリューションです。販売ビジネス向けのスタンダードエディションと、サービスビジネス向けのサービスエディションの2種類が含まれています。
このキットの利用にはFileMaker Pro 10が必要ですが、無料でダウンロードできます。また、30日間試用可能なFileMaker Pro 10の無料評価版でも使用可能です。
ClamXav 1.1.1 with ClamAV 0.95.1 backend
May 18, 2009
Mac OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 1.1.1 with ClamAV 0.95.1 backend」が公開されています。
同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.95.1が搭載されるようになっています。
ClamXav 1.1.1は、UniversalアプリケーションとしてIntelベースのMacにも対応しており、Mac OS X v10.4およびv10.5で利用できます。
FileMaker Web News:第42回 2009年5月号
May 15, 2009
「FileMaker Web News」第42回目をお届けします。
■FileMaker Pro 10v2 Windows版アップデータ
「FileMaker Pro 10v2 アップデータ」と「FileMaker Pro 10v2 Advanced アップデータ」が2009年4月下旬に公開されました(Windows版のみ)。バージョン10.0v2では、Citrix Presentation Serverやターミナルサービスと共に使用する場合に発生していた問題が解消されています。
[関連]FileMaker Pro 10v2 Windows版アップデータ(FAMLog)
■Phusion Passenger 2.2が公開
Railsアプリケーションを運用するためのApacheモジュールとして利用可能なPhusion Passengerのバージョン2.2が2009年4月に公開されました。なお、現時点の最新バージョンはバージョン2.2.2です。
[関連]Phusion Passenger 2.2(FAMLog)
APPLE-SA-2009-05-12 Safari 3.2.3
May 14, 2009
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 3.2.3」が配布されています。
Safari 3.2.3では、3件の脆弱性が修正されており、悪意のあるWebページを開くことで任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X v10.5.7、Windows XPおよびWindows Vistaです。
[関連]APPLE-SA-2009-05-12 Safari 4 Public Beta Security Update(Apple)
Mac OS X v10.5.7 and Security Update 2009-002
May 13, 2009
Appleが、セキュリティ脆弱性の修正を含む「Mac OS X 10.5.7 Update」および「Mac OS X Server 10.5.7 Update」を公開しています。
バージョン10.4.11向けの「Security Update 2009-002」も同時に公開されており、下記のソフトウェアに関する脆弱性が修正されています。
・ATS、BIND、CoreGraphics、Cscope、CUPS、Disk Images、enscript、Flash Player plug-in、Help Viewer、IPSec、Kerberos、Launch Services、libxml、Net-SNMP、Network Time、OpenSSL、QuickDraw Manager、Spotlight、system_cmds、telnet、X11(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.6、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.6)
・Apache 2.2、CFNetwork、iChat、International Components for Unicode、Kernel、Networking、PHP、ruby、Safari、WebKit(Mac OS X v10.5〜v10.5.6、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.6)
・Apache 2.0(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
なお、このアップデートにより、バージョン10.5に付属するApache 2.2はバージョン2.2.11に、バージョン10.4に付属するApache 2.0はバージョン2.0.63に、バージョン10.5に付属するPHP 5はバージョン5.2.8に更新されます。
Ruby 1.9.1-p129
May 12, 2009
「Ruby 1.9.1-p129」が公開されています。
Ruby 1.9.1-p129は、最新安定版と位置づけられているRuby 1.9.1の保守リリースです。2点の脆弱性修正が含まれているため、Ruby 1.9.1をすでに利用している場合にはアップグレードが推奨されています。
なお、Ruby 1.8で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.1でそのままでは動かない場合があるので、現在Ruby 1.8系統を利用している場合には互換性を検証してから移行する必要があります。