FAMLog
APPLE-SA-2008-04-02 QuickTime 7.4.5
April 03, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.4.5」が配布されています。
QuickTime 7.4.5では、11件の脆弱性が修正されており、悪意のあるファイルを開くことで任意のコードが実行される恐れのある脆弱性も修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows VistaおよびWindows XP SP2です。
OpenSSH 4.9
April 02, 2008
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 4.9」が公開されています。
OpenSSH 4.9にはセキュリティに関連する修正が1点含まれており、sshd_configのForceCommand設定項目でコマンドが強制されているセッションでは、~/.ssh/rcの実行が無効になるように変更されています。
機能追加や不具合の修正も行われており、sshdでchrootが新たにサポートされています。chroot機能は注意して使う必要がありますが、新しい設定項目ChrootDirectoryで制御することができます。
[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 4.9/4.9p1 リリース
FM-Kyushu ダウンロードセンター
April 01, 2008
ファイルメーカーPro 九州ユーザーズミーティングが、FileMakerで開発されたソリューションやテンプレートの無料ダウンロードサイト「FM-Kyushu ダウンロードセンター」を開設したと発表しています。
第一弾として、2006年から2007年にかけて開催されたファイルメーカー選手権で年間優秀賞を獲得した「学級情報システム」の最新版「学級情報システム Ver.1.55」が配布されています。
Rubyist Magazine 0023号が公開
March 31, 2008
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0023号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0023号には、RSpec on RailsやRagelの紹介記事、cgi.rbの問題点と改善案を提示する記事などが掲載されています。
FileMaker Server 9で追加されたクエリーコマンドとクエリー引数
March 28, 2008
FileMaker Server 9のXMLおよびXSLTを使用したカスタムWeb公開では、複合検索やポータルレコード処理用のクエリーコマンドとクエリー引数が新たにサポートされています。
バージョン9で追加されたクエリーコマンドとクエリー引数の一覧は下記の通りです。
・-findqueryクエリーコマンド
・-queryクエリー引数
・-relatedsets.filterクエリー引数
・-relatedsets.maxクエリー引数
・-delete.relatedクエリー引数
「-findquery」クエリーコマンドと「-query」クエリー引数は、OR検索とAND検索の検索条件を組み合わせて検索を実行するときに利用できるものです。
「-relatedsets.filter」クエリー引数と「-relatedsets.max」クエリー引数はポータルレコードの表示行数を制限する場合に使用し、「-delete.related」クエリー引数はポータルレコードを削除する際に利用するものです。
FileMaker Server 9によって使用されるポート
March 27, 2008
FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、データ通信のために次に挙げるポートを使用します。
・ポート番号5003:FileMakerネットワーク共有
・ポート番号80:Webサーバー(HTTP)
・ポート番号443:Webサーバー(HTTPS)
・ポート番号16000:FileMaker Server Admin Console 開始ページ
・ポート番号16001:FileMaker Server Admin Console
・ポート番号2399:ODBC/JDBCデータソース
なお、ポート番号16000と16001はFileMaker Server 9からのものであり、FileMaker Server Admin Consoleで利用されます。
[関連]Configuring a Firewall for FileMaker 9(SFR FileMaker Blog)
FileMaker Server 9の新機能:バックアップ時の整合性検証機能
March 26, 2008
FileMaker Server 9では、バックアップ時にデータベースファイルの整合性を検証することができるようになっています。
FileMaker Server Admin Consoleのスケジュールアシスタントにおいて、[バックアップ整合性の検証]を有効にすると、バックアップ完了後にFileMaker Serverにより一貫性チェックが実行されます。
スケジュールアシスタントで電子メールの通知を有効にしている場合には、検証結果を電子メールで通知するように設定することもできます。
ただし、整合性検証機能を有効にしてバックアップ操作を実行すると、完了までに時間がかかり、場合によっては速度の低下を招くこともあります。
FileMaker Server 9の改善点:インストール手順の簡略化
March 25, 2008
FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、管理ツールがゼロから再設計されただけでなく、インストール手順も簡略化されています。
旧バージョンのFileMaker Server Advancedでは、FileMaker ServerとWeb公開エンジンを個別にインストールする手順が発生していましたが、バージョン9では1台構成の場合には個別にインストールする必要がなくなりました。
管理ツールの再設計により、Web公開エンジン管理コンソールの機能がFileMaker Server Admin Consoleに統合されたこともあり、FileMaker Server ID(識別子)やパスコードを設定する手順も発生しなくなっています。
FileMaker Server 9の新機能:ソフトウェアアップデートの通知機能
March 24, 2008
FileMaker Server 9では、新機能としてソフトウェアアップデートの通知機能が追加され、ソフトウェアの更新情報を取得できるようになっています。
インターネットに接続されている状態であれば、FileMaker Server Admin Console 開始ページで、[即時チェック]をクリックすると、FileMaker Serverの更新情報を確認することができます。
なお、この機能を無効にする場合には、FileMaker Server Admin Consoleの[一般設定]>[Admin Console]タブにおいて、チェックボックス「FileMaker Server の更新の確認を有効にする」のチェックを外します。
APPLE-SA-2008-03-18 Security Update 2008-002
March 21, 2008
Appleから「Security Update 2008-002」が公開されています。
Security Update 2008-002は、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.2およびMac OS X Server v10.5.2向けに用意されており、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・AFP Client、CUPS、Emacs、Help Viewer、Kerberos、OpenSSH、System Configuration、X11(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.2、Mac OS X Server v10.5.2)
・AFP Server、AppKit、CFNetwork、CoreFoundation、CoreServices、curl、file、Foundation、libc、notifyd(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
・Apache 1.3、PHP 4(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5.2)
・Apache 2.2、PHP 5、Application Firewall、Image Raw、mDNSResponder、pax archive utility、Podcast Producer、Preview、Printing、UDF、Wiki Server(Mac OS X v10.5.2、Mac OS X Server v10.5.2)
・ClamAV(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5.2)
なお、このアップデートにより、Apache 1.3はバージョン1.3.41に、Apache 2.2はバージョン2.2.8に、PHP 4はバージョン4.4.8に、PHP 5はバージョン5.2.5に、OpenSSHはバージョン4.7に更新されます。