FAMLog
FileMaker Pro 9の改善点:ファイルの一貫性チェック
January 23, 2008
FileMaker Pro 9には、FileMaker Server 9と同じファイルの一貫性チェック機能が新たに搭載されています。
サーバー製品であるFileMaker Serverにはバージョン8以降にファイルの一貫性チェック機能が搭載されていますが、デスクトップ製品であるFileMaker Pro 9にもこの機能が搭載されたことになります。正常に終了処理がされなかったデータベースファイルや、一度も一貫性チェックが行われたことのないデータベースファイルを開く際に、ファイルの一貫性チェック処理が自動的に実行されます。
一貫性チェックで不適切と判断されたファイルを開くには、旧バージョンのFileMaker ProやFileMaker Pro Advancedで[ファイル]メニューの[名前を付けて保存...]の[現在のファイルのコピー]または[最適化コピー]オプションを使うか、FileMaker Pro 9やFileMaker Pro 9 Advancedの[修復]コマンドを使ってデータベースを修復することになります。
FileMaker Pro 9の改善点:ツールバーの強化
January 22, 2008
FileMaker Pro 9では、ツールバーが一部強化および改善されており、レイアウトモードにおいて[整列]ツールバーが新規に追加されると共に、[標準]ツールバーに3つの新しいボタンが加わっています。
レイアウトモードで追加された[整列]ツールバーには、[配置]メニューの[等間隔]と[サイズ変更]メニュー項目に相当するボタンが新たに追加されています。また、以前のバージョンでは[配置]ツールバーの中にあった[整列]関係のボタンが、[整列]ツールバー内に移動しています。
[標準]ツールバーには、[レコードを Excel として保存]、[レコードを PDF として保存]および[再実行]ボタンが新規に追加されています。
Apache HTTP Server 2.2.8
January 21, 2008
「Apache HTTP Server 2.2.8」が公開されています。
Apache 2.2.8にはセキュリティ脆弱性の修正が含まれていて、mod_proxy_balancerとmod_status、mod_imagemap(旧mod_imap)に存在したXSS脆弱性と、mod_proxy_balancerのDoS攻撃を受ける脆弱性が修正されています。
バージョン2.2.8の公開と同時に、セキュリティに関する問題が修正された、Apache HTTP Server 2.0.63と1.3.41も配布が開始されています。
APPLE-SA-2008-01-15 QuickTime 7.4
January 18, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.4」が配布されています。
QuickTime 7.4では、4件の脆弱性が修正されており、ムービーファイルやPICT形式のファイルの処理において、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコード実行を許してしまう脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows VistaおよびWindows XP SP2です。
Time Capsule
January 17, 2008
アップルが、ワイヤレスでバックアップを行うための「Time Capsule(タイムカプセル)」を発表しています。
フル機能の802.11n Wi-Fiベースステーションとしても利用することができるTime Capsuleには、サーバー級のハードディスクが搭載されていて、バックアップ装置として活用することができます。Mac OS X Leopardに標準搭載のTime Machineとスムーズに連係させることが可能であり、1台または複数のMac上のすべての情報を自動的にバックアップすることができます。
Time Capsuleの価格は、500GBモデルが35,800円、1TBモデルが59,800円となっていて、2008年2月より順次販売されます。
MacBook Air
January 16, 2008
アップルが、世界で最も薄いノートブックコンピューターとなる「MacBook Air(マックブックエアー)」を発表しています。
MacBook Airは、最薄部が史上最も薄い0.4cm、最厚部分でも1.94 cmとなっています。13.3インチLEDバックライト搭載ワイドスクリーンディスプレイ、フルサイズのバックライトキーボード、内蔵iSightカメラ、そしてマルチタッチジェスチャーをサポートする大きなトラックパッドなどを特長としています。
MacBook Airの税込価格は標準構成で229,800円となっていて、BTOオプションとして、1.8GHz Intel Core 2 Duoプロセッサーへのアップグレード、64GBソリッドステートドライブ(SSD)、MacBook Air SuperDrive、Apple USB Ethernetアダプタなどが用意されています。
FileMaker Web News:第26回 2008年1月号
January 15, 2008
「FileMaker Web News」第26回目をお届けします。
■FileMaker Pro 8.5v2 Mac版アップデータ
Mac版のFileMaker Pro 8.5v2 アップデータとFileMaker Pro 8.5v2 Advanced アップデータが2007年12月下旬に公開されました。バージョン8.5v2でもMac OS X Leopard上ではインスタントWeb公開機能は動作しないため、LeopardでFileMaker ProのインスタントWeb公開機能を利用したい場合には、FileMaker Pro 9.0v3にアップグレードする必要があるようです。
[関連]FileMaker Pro 8.5v2 Mac版アップデータ(FAMLog)
■PHP 4.4.8が公開
PHP 4系列で最後のリリースの予定になるPHP 4.4.8が2008年1月上旬に公開されました。PHP 4系列については重大なセキュリティに関わる修正のみ2008年8月8日まで対応される予定となっており、今後はPHP 5への移行が推奨されています。
[関連]PHP 4.4.8(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
Mac Proが8基のプロセッサコアを標準搭載
January 11, 2008
アップルが、最高3.2GHzで動作する2基のクアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5400 番台を標準搭載した新しいMac Proを発表しています。
8基のプロセッサコアを標準搭載するようになり、1TBのシリアルATAハードディスクドライブを4基、ケーブルレスで直接差し込んで最大4TBの内蔵ストレージを実現できます。メモリーには最大32GB搭載できる800MHz DDR2 ECC FB-DIMMが採用されています。
新しいMac Proは2008年1月8日より順次販売が開始されます。標準構成は、2基の2.8GHz クアッドコア インテル Xeonプロセッサー、2GBの800 MHz DDR2 ECC FB-DIMM RAM、320GB SATA 3GB/sハードディスクドライブ(7200rpm)、二層記録対応の16倍速SuperDrive、2基のPCI Express 2.0スロットおよび2基のPCI Expressスロットなどを含み、メーカー希望小売価格は税込349,800円となっています。
クアッドコア インテル Xeon プロセッサー搭載Xserve
January 10, 2008
アップルが、クアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5400番台およびMac OS X Server Leopardを搭載した新しいXserveを発表しています。
今回発表された新しいXserveは、Mac OS X Server Leopardの無制限クライアント版がプリインストールされ、2.8または3.0GHzで動作するクアッドコア インテル Xeon プロセッサーを最大2基搭載することが可能です。メモリーには最大32GB搭載できる800MHz DDR2 ECC FB-DIMMが採用されています。
新しいXserveは2008年1月8日より順次販売が開始されます。標準構成は、64ビットの2.8GHz クアッドコア インテル Xeonプロセッサー、2GBの800 MHz DDR2 ECC FB-DIMM RAM、1基の80GB SATA Apple Drive Module、2基のオンボードGigabit Ethernet、内蔵グラフィックカード、2基のFireWire 800ポートおよび3基のUSB 2.0ポート、そしてMac OS X Server Leopardの無制限クライアントライセンス版を含み、メーカー希望小売価格は税込359,800円となっています。
FileMaker Ships Bento, the Stylish Personal Database for Leopard
January 09, 2008
FileMaker, Inc.が、Mac OS X Leopard専用にデザインされたスタイリッシュなパーソナルデータベース「Bento」を出荷開始したと発表しています(日本語訳)。
Bentoの利用には、Intelプロセッサー、PowerPC G5またはPowerPC G4(867MHz以上)プロセッサーを搭載したMacで動作するMac OS X Leopard、そして512MB以上のRAMと1GBのディスクスペースが必要です。
なお、Bentoについて、日本市場での発売、仕様、価格等については現在のところ未定であり、後日報道発表およびファイルメーカー社のWebサイトで詳細が案内されるとのことです。