FAMLog


Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始

July 20, 2022

Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始されています。

FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。FileMaker Cloud 2.19.5.1では、共有カスタム Appの集計フィールドをFileMakerクライアントではなくFileMaker Cloudで処理できるようになっています。他にも変更点や修正された問題もあるので、詳細についてはClaris FileMaker Cloud 2.19.5.1 リリースノートを参照するようにしてください。

なお、FileMaker Cloud 2.19.5.1は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性があります。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始

July 19, 2022

Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始されています。

バージョン19.5.2では、特定の状況で計算式を使用してオブジェクトデータにアクセスするとFileMaker Serverのスクリプトエンジンが応答しなくなる問題や、Ubuntu 20.04においてFileMaker ServerがSMTPによるメール送信時に応答を停止する問題などが修正されています。

なお、バージョン19.5.1のFileMaker Server for LinuxではUbuntu 20.04 LTSとUbuntu 18.04 LTSがサポートされていますが、将来のバージョンではUbuntu 18.04 LTSはサポート対象外になる予定であるとのことです。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始

July 15, 2022

Claris FileMaker Go 19.5.2の提供が開始されています。

FileMaker GoはiPadおよびiPhone向けに設計された単一のユニバーサルなアプリケーションで、App Storeからダウンロードできます。

バージョン19.5.2では、バージョン19.5.1で[フィールド内容の全置換]スクリプトステップが非常に遅くなっていた問題や、空の繰り返しフィールドまたは変更されていないフィールドに入力値制限の警告メッセージが誤って表示される場合がある問題、非表示のバックグラウンドファイルで生成されるPDFファイルがオブジェクトの表示を正しく計算しない問題などが修正されています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始

July 14, 2022

Claris FileMaker Pro 19.5.2の提供が開始されています。

バージョン19.5.2では、FileMaker Pro 19.5.1で[フィールド内容の全置換]スクリプトステップが非常に遅くなっていた問題や、空の繰り返しフィールドまたは変更されていないフィールドに入力値制限の警告メッセージが誤って表示される場合がある問題、別のファイルからインポートしたカスタム関数がコメントアウトされてしまう問題などが修正されています。

Claris FileMaker 19.5.2のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration ToolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。なお、FileMaker Pro 19.5.1以降ではWindows 8.1がサポートされなくなっています。

Tag: FileMaker

WordPress 6.0.1が公開

July 13, 2022

WordPress 6.0.1が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.0.1では、コアに関する13件の不具合修正とブロックエディターに関する18件の不具合修正が行われています。WordPressはバージョン6.1系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.1は2022年後半に公開される予定となっています。

なお、FMPress FormsはWordPress 6.0.1と互換性があることを検証済みです。FMPress Formsを使用すれば、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。

[関連]FMPress Forms 1.1.0を公開(FAMLog)

(2022/09/26追記:セキュリティ関連の修正を含むWordPress 6.0.2が2022年8月末に公開されていました。)

Tag: WordPress

Node.js v14.20.0とNode.js v16.16.0が公開

July 12, 2022

Node.js v14.20.0 (LTS)およびNode.js v16.16.0 (LTS)が2022年7月上旬に公開されています。

Node.js v14.20.0およびNode.js v16.16.0では、それぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。Node.js v14は2023年4月末に、Node.js v16は2023年9月にサポートが終了する予定となっています。

なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 19.5.1ではNode.js v16.14.0が使用されています。


PHP 8.0.21とPHP 8.1.8が公開

July 11, 2022

PHP 8.0.21PHP 8.1.8が公開されています。

PHP 8.1.8ではfinfo_buffer()のセキュリティ脆弱性が修正されています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

なお、PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 Alpha 3が公開されている状況です。

Tag: Apache

FAMLog News Archive:第96回 2022年夏号

July 08, 2022

■Claris FileMaker 19.5の提供が開始(2022年6月)

Claris FileMaker 19.5の提供が2022年6月に開始されました。バージョン19.5.1では、共有カスタム Appの集計フィールドをFileMakerクライアントではなくClaris FileMaker Serverで処理できるようになっています。なお、Claris FileMaker Pro 19.5.1ではWindows 8.1がサポートされなくなっているので注意が必要です。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)

■FMPress Forms 1.1.0を公開(2022年5月)

Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるWordPressプラグインであるFMPress Formsのバージョン1.1.0を2022年5月に公開しました。WordPress 6.0との互換性が確認されているFMPress Forms 1.1.0では、オブジェクトフィールドへのファイルのアップロードに新たに対応しています。

[関連]FMPress Forms 1.1.0を公開(FAMLog)

Tag: News

OpenSSL 1.1.1qとOpenSSL 3.0.5が公開

July 07, 2022

OpenSSL 1.1.1qとOpenSSL 3.0.5が公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1qおよびOpenSSL 3.0.5では、32ビットのx86プラットフォーム向けAES OCBモードにおいて、AES-NIアセンブリ最適化実装を使用するとデータが暗号化されない場合がある脆弱性(CVE-2022-2097)が修正されています。

なお、OpenSSL 3.0.5では、AVX512IFMA命令をサポートするX86_64 CPUのRSA実装不備により、2048ビットの秘密鍵を使用すると、計算中にメモリー破壊が発生する脆弱性(CVE-2022-2274)も修正されています。

[関連]JVNVU#96381485: OpenSSLに複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

Claris FileMaker Server 19.5.1の改善点:Claris FileMaker Admin API

July 06, 2022

2022年6月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.5.1では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。

バージョン19.5.1のFileMaker Admin APIでは、パラレルバックアップの状態を調べるAPI呼び出しと、パラレルバックアップを有効または無効にするAPI呼び出しが新しく追加されています。さらに、server/cancelbackupエンドポイントを使用して現在実行中のバックアップを中止できるようになっています。

なお、2022年6月に公開したfmcsadmin 2.0.0では、パラレルバックアップ設定の確認および変更に新たに対応し、実行中のバックアップ処理を中止するためのCANCELコマンドを新たに追加しました。さらに、環境変数でユーザー名とパスワードを指定できるようになっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、fmcsadmin 2.0.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

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