FAMLog
Cyberduck 2.6
June 08, 2006
Mac OS Xで動作するオープンソースのSFTP/FTPクライアントソフトウェア「Cyberduck 2.6」が公開されています。
バージョン2.6では、Dashboardウィジェットが同梱され、ブラウザーウインドウのドローワー式のログ情報パネルが復活しています。Sparkle.frameworkによる自動ソフトウェアアップデート機能も追加され、その他にも数多くの機能追加や不具合の修正がされています。
Cyberduck 2.6はMac OS X v10.4にも対応したUniversalアプリケーションであり、Mac OS X v10.3.9以降で動作します。
FileMaker Server 8のデフォルトデータベースフォルダ
June 07, 2006
Mac版FileMaker Server 8では、ホストするデータベースファイルを以下のフォルダ内に通常配置します。
/Library/FileMaker Server/Data/Databases/
Windows版FileMaker Server 8では、以下のフォルダにデータベースファイルを配置します。
\Program Files\FileMaker\FileMaker Server\Data\Databases\
デフォルトデータベースフォルダのパスは、バージョン7とは一部違っています。
Mac OS Xでは、上記のデータベースフォルダとサブフォルダは、「fmsadmin」グループが所有する必要があります。また、データベースフォルダ内に配置されたデータベースは、グループが読み書き可能であることが必要です。ただし、アクセス制御リスト(ACL)を利用すればこの限りではありませんが、FileMaker Server 8 管理者ガイドによると、ACLの使用は正式にはサポートされていない可能性があります。
[関連]FileMaker Server 7のデフォルトデータベースフォルダ
FileMaker Pro 8におけるフィールド数の上限
June 06, 2006
FileMakerにおける1ファイルあたりのフィールド数の上限は、ファイルメーカーPro 6ではおよそ5900でしたが、FileMaker Pro 8では合計で2億5千6百万となっています。
FileMaker Pro 8のデータファイルフォーマットは、バージョン7と同じフォーマットであるため、FileMaker Pro 7もバージョン8と同様の仕様です。
なお、ファイルメーカーPro 6におけるフィールド数の上限である5900は目安であり、実際にはフィールド名の長さによりその上限値は変わります。
[関連]Technical Specifications Of FileMaker Pro 5.5、Technical Specifications Of FileMaker Pro 7、Technical Specifications of FileMaker Pro 8 and FileMaker Pro 8 Advanced
(FileMaker Knowledge Base)
第12回「FileMaker Fun Night!」のお知らせ
June 05, 2006
2006年6月10日(土)に行われる、セブンズドアが毎月Apple Store, Ginzaで開催しているFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」で、ゲストとしてFileMaker 7/8のカスタムWeb公開機能についてのお話をします。
今回は、カスタムWeb公開の仕組み、レイアウトとデータの関係、セキュリティ面での注意点など、XSLTを使用したカスタムWeb公開においておさえておきたい基本やTipsを紹介する予定です。
参加にあたっては特に申し込みの必要はありませんので、ご興味のある方は以下の場所に直接おいでください。
第12回 FileMaker Fun Night!「これは知っておきたいカスタムWebの基本」
開催日時:2006年6月10日(土)18:00〜19:00
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/map/
参加費:無料(登録も不要です)
詳細は下記URLのページをご覧ください。
http://www.sevensdoor.com/news20060610.html
(2006/06/07追記:セブンズドアによるプレスリリースのページへのリンクを追加しました。)
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Server 8v3 アップデータとFileMaker Server Admin
June 02, 2006
FileMaker Server 8v3 アップデータを適用すると、FileMaker Server 8.0v2がバージョン8.0v3に更新されますが、FileMaker Server Adminのバージョンは8.0v2のままです。
これは、FileMaker Server 8v3 アップデータにおいては、FileMaker Server Adminに関する修正点がないためです。
なお、FileMaker Server Admin ツール(SAT)のバージョンは、Macの場合は、SATの[FileMaker Server Admin]メニューから[FileMaker Server Admin について]を選択すると確認することができます。Windowsの場合は、SATの[ヘルプ]メニューから[FileMaker Server Admin のバージョン情報]を選択します。
[関連]The FileMaker Server 8.0v3 Updater Does Not Update the Server Admin Tool(FileMaker Knowledge Base)
Mac OS X Server v10.4とmod_encoding
June 01, 2006
Mac OS X Server v10.4には、WebDAVでファイルやフォルダの名前に日本語を使用できるようにするためのApacheモジュールであるmod_encodingが組み込まれています。
Mac OS X Server v10.4に付属するApache 1.3用のhttpd.confの記述内容や動作を確認したところ、Mac OS X Server v10.4に組み込まれているmod_encodingは、オリジナルのmod_encodingではなく、Mac OS X専用mod_encodingであると推測されます。これにより、Windowsのクライアントから接続してもほぼ問題ないと言えるほど文字化けが解消されます。
mod_encodingは初期状態では無効になっているので、利用するためには「サーバ管理」アプリケーションで有効にする必要があります。
なお、Mac OS X Server v10.4にオプションとして最初からインストールされているApache 2.0にはmod_encodingは組み込まれていません。また、通常版のMac OS X v10.4にもmod_encodingは組み込まれていません。
GetValue関数
May 31, 2006
GetValue関数は、FileMaker 8で追加された関数です。改行で区切られた値の一覧から指定した位置の値を返します。
(構文)
GetValue(値一覧; 値番号)
値とは改行で区切られた文字列のことであり、例えば、「GetValue("ロンドン¶パリ¶香港"; 2)」の結果は「パリ」になります。
値には、空白、文字、単語、文章または段落を使用することができます。また、最後の値は、改行の有無に関わらず認識されるようになっています。
FileMaker Pro 8のための作り方ガイドブック
May 30, 2006
ファイルメーカー社が、FileMaker Pro 8向けにリニューアルされたデータベースの作り方ガイドブックの提供を開始しています。
従来から提供されている「見なれたオフィスの書類をかんたんにデータベース化」する方法を修得できる5種類のガイドブックに加えて、FileMaker Pro 8の新機能であるPDF MakerとFast Sendを修得できるガイドブック「ボタンひとつで、データベースからPDF書類を直接作成する方法」も新たに追加されています。
これらのガイドブックで学習していけば、FileMaker Proを使いこなすための“いろは”を修得でき、データベースの作成に必要な機能や操作の基本を短時間でマスターすることができます。
第11回「FileMaker Fun Night!」イベントレポート
May 29, 2006
セブンズドアが、「FileMaker Fun Night!」のイベントレポートを更新しています。
2006年5月24日にApple Store, Shibuyaで行われた第11回のイベントレポートが追加されており、FileMakerランタイムソリューションを使った事例や、Webとの連係事例などについて紹介されています。
次回は、「これは知っておきたいカスタムWebの基本」というテーマで、2006年6月10日(土)18:00-19:00にApple Store, Ginzaにて同イベントが開催される予定になっています。
[関連]雑誌「アスキードットPC」2006年7月号
(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
(2021/01/20追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
入門 PHPセキュリティ
May 26, 2006
セキュリティを意識したPHPプログラミングのポイントを解説したPHPセキュリティの入門書「入門 PHPセキュリティ」が2006年5月11日に発売されています。
この書籍は、Chris Shiflettが執筆した「Essential PHP Security」の翻訳書であり、 主要な攻撃パターンごとに、セキュリティを確保するために必要となるPHPプログラミングの基本的なアイデアと有効な実践方法を詳しく解説しています。
PHPでセキュアなコードを書くための入門書であり、PHPセキュリティの基本を効率よく学ぶことができます。
定価:1,890円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 136
著者:Chris Shiflett
訳者:桑村 潤、廣川 類
出版社:オライリー・ジャパン(発売元:オーム社)
ISBN:4-87311-286-9[Amazon.co.jpで購入...]