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ファイルMate ビュー 1.0J (v1.0.3)
July 14, 2004
フォーサイト社が「ファイルMate ビュー」をアップデートし、同社のサイトで「ファイルMate ビュー 1.0J (v1.0.3)」の試用版を配布しています。
v1.0.3では付属ドキュメントのクイックスタートが改訂され、サンプルデータベースが添付されています。その他にも不具合がいくつか修正されています。
試用版はインストール後30日間動作し、1回の試用時間は60分に制限されます。製品キーコードを購入して試用版に登録することで、試用制限は解除されるようになっています。製品価格は税込26,250円(2004年8月末までは税込19,950円)です。
FileMaker Pro7 スーパーリファレンス for Macintosh
July 13, 2004
ソーテック社からMac版FileMaker Pro 7の解説書である「FileMaker Pro7 スーパーリファレンス for Macintosh」が発売されました。
基本操作から関数、リレーション、スクリプトまで豊富な図版で操作の手順を解説した書籍で、Mac版のFileMaker Pro 7を対象としています。店頭販売は2004年7月10日からで、定価は税込2,709円となっています。
なお、同社から刊行されているWindows版FileMaker Pro 7を対象とした解説書「FileMaker Pro7 スーパーリファレンス for Windows」はすでに先月発売になっています。
(2006/10/16追記:リンク先のURLを修正しました)
ファイルMate ビュー 1.0J
July 12, 2004
フォーサイト社が、FileMaker Proのデータベース上やデータベース外にあるイメージファイルに多様な変換や効果処理を行い、データベースにインポートするアプリケーション「ファイルMate ビュー 1.0J」を税込26,250円で2004年7月12日から発売すると発表しています。また、同日より同社のWebサイトから試用版をダウンロードできるようになっています。
必要動作環境はMac OS X v10.2.8以降(v10.3以降を推奨)で、ファイルメーカーPro 6またはFileMaker Pro 7日本語版で動作します。
なお、2004年8月31日まではキャンペーン価格として税込19,950円で販売されています。
Factory's FileMaker Plug-in(Mac OS X版)ver.1.0.2
July 09, 2004
ファクトリーが「Factory's FileMaker Plug-in(Mac OS X版)」をアップデートし、FileMaker Pro 7に対応したバージョン1.0.2をリリースしています。
Factory's FileMaker Plug-inは、FileMaker Proが標準でサポートする画像管理機能を拡張し、自由度の高い画像データベースを構築するためのFileMaker Pro用プラグインです。価格はMacintosh版、Mac OS X版、Windows版いずれもノンパッケージ版は税込17,640円、パッケージ版は税込20,790円です。
Factory's FileMaker Plug-in Windows版のFileMaker Pro 7対応版は近日中にリリースする予定のようです。
mod_security 1.8.3
July 08, 2004
mod_security 1.8.3がリリースされています。mod_security 1.8.2で見つかっていた問題点が修正された、バージョン1.8系列のメンテナンスリリースです。
不正な形式のURLエンコーディングを正しくエラーとして扱わない場合がある問題、FreeBSDにおいてApacheの子プロセスが初期化されるたびにエラーログにwarningが表示される問題、およびログのエスケープ処理が古いバージョンのApache 2.0(例えばApache 2.0.40)で機能しない問題の3点が修正されています。
また、更新履歴によるとmod_security 1.8dev2でchroot機能におけるセキュリティ上の改善点が含まれているため、バージョン1.7.6およびそれ以前を利用している場合にはバージョン1.8以降にバージョンアップしておくとよいようです。
FileMaker Business Tracker
July 07, 2004
ファイルメーカー社がFileMaker Pro 7により作成されたソリューション「FileMaker Business Tracker」を配布しています。
このFileMaker Business Tracker(FBT)の仕組みを知ることにより、FileMaker Pro 7の新しいリレーショナルモデルに基づくデータベースの設計方法や、多くの新機能の効果的な利用法を修得するのに役立つそうです。
FBTは、FileMaker, Inc.が提供している同ソリューション(FBT)の「ヘルプ」と「Read Me」を日本語に翻訳したソリューションで、その他の部分は英語のままですが、日本語環境のFileMaker Pro 7で利用することができます。
Mac OS X v10.4 "Tiger" Sneak preview : Automator
July 06, 2004
Mac OS X v10.4 "Tiger"では、繰り返しの多い複雑な作業をプログラミングなしで簡素化するのを助けてくれる自動処理アシスタント「Automator」が新機能として追加されます。
Automatorの作業工程は「ワークフロー」と呼ばれ、ドラッグ&ドロップ、ポイント&クリックといった操作で簡単に作ることができます。
作成したワークフローを実行するだけで同じ作業を何度でも自動的に処理することができて、作成したワークフローは別のMacでも実行できます。Automatorは万人向けのAppleScriptという位置づけのものと言えるでしょう。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
Mac OS X v10.4 "Tiger" Sneak preview : Spotlight
July 05, 2004
Mac OS X v10.4 "Tiger"には、Macに保存されているファイルを素早く見つけ出す全く新しい超高速検索機能「Spotlight」が搭載されます。
システムワイドで機能するメタデータ検索エンジンにより、各ファイルの内部に保存されているメタデータを索引化し、その情報を利用して、従来よりもスマートで柔軟かつパワフルな検索を実現します。
Mac OS X v10.4 "Tiger"ではメニューバーにSpotlightの検索フィールドが配置され、ここから検索できるようになっていますが、コマンドラインからもメタデータ検索エンジンを利用することができるようです。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更し、リンク先のページがなくなっていた箇所についてはリンクを削除しました。)
Mac OS X v10.4 "Tiger"のFreeBSD由来の部分はFreeBSD 5.xベースに
July 02, 2004
Mac OS X v10.4 "Tiger"の核となるソフトウェアはMachやFreeBSDなどがベースとなっていますが、FreeBSD由来の部分はFreeBSD 5.xベースにアップグレードされ、機能強化点として下記の項目が挙げられています。
・対称型マルチプロセッシング(SMP)のスケーラビリティ向上
・Systemライブラリ(libSystem)による64ビットメモリポインタのサポート
・アクセス制御リスト
・次世代の起動デーモン(launchd)とアプリケーションロギングの一元化によるネットワークサービスの向上
・アプリケーションのメタデータ検索に用いる「Spotlight」へのコマンドラインによるアクセス
・一般的なUNIXユーティリティでHFS+リソースフォークを適切に扱うことが可能に
・拡張されたUNIX API
64ビットポインタをサポートして最大16エクサバイトの仮想メモリを直接操作できるようになる一方で、従来の32ビットアプリケーションのサポートも継続されています。
(2005/04/12追記:アップルのWebページにおける記述にあわせMachに関する記述を追加し、あわせてタイトルを修正。)
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更し、リンク先のページがなくなっていた箇所についてはリンクを削除しました。)
Apache HTTP Server 2.0.50
July 01, 2004
Apache HTTP Server 2.0.50がリリースされています。このバージョンでは2点のセキュリティ脆弱性の修正が含まれています。
ヘッダーの解析処理に問題があるためにDoS攻撃を受けてしまう問題(CAN-2004-0493)、mod_sslを利用していて「SSLOptions +FakeBasicAuth」を指定していた場合に、クライアント証明書の所有者識別情報(Subject-DN)が6KBを越えているとバッファーオーバーフローが発生する問題(CAN-2004-0488)が修正されています。その他にも多くの不具合が修正されています。