FAMLog


Apache Tomcat 7.0.108、8.5.63、9.0.43および10.0.2が公開

March 02, 2021

Apache Tomcat 7.0.108、Apache Tomcat 8.5.63、Apache Tomcat 9.0.43およびApache Tomcat 10.0.2が2021年2月上旬に公開されています。

Apache Tomcat 8.5.63、Apache Tomcat 9.0.43およびApache Tomcat 10.0.2では、2点のセキュリティ脆弱性(CVE-2021-25329およびCVE-2021-25122)が修正されています。また、Apache Tomcat 7.0.108では、1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2021-25329)が修正されています。Apache Tomcat 7.0.108、8.5.63、9.0.43および10.0.2が公開されたのは先月上旬ですが、上述の修正に関する情報は今日になって公開されました。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン10.0.2です。なお、Apache Tomcat 7.0系列は2021年3月31日にサポートが終了する予定となっています。

[関連]JVNVU#97014415: Apache Tomcat に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 7.0系列のサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Apache

fmcsadmin 1.3.0でAppleシリコンを搭載したMacに正式対応予定

March 01, 2021

fmcsadminは、次期バージョンのfmcsadmin 1.3.0でAppleシリコンを搭載したMacに正式に対応する予定です。

fmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsで利用できる、リモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールです。2021年3月現在、fmcsadminの最新バージョンはバージョン1.2.0です。

fmcsadmin 1.2.0はApple M1チップ上ではRosetta 2経由で動作しますが、fmcsadmin 1.3.0ではUniversal BinaryとしてAppleシリコンを搭載したMacに対応する予定です。

[関連]fmcsadmin 1.2.0の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

Node.js v12のサポート終了予定日

February 26, 2021

Node.js v12は2022年4月30日にサポートが終了する予定となっています。

Node.js v8のサポートはすでに終了しており、Node.js v10は2021年4月末にサポートが終了する予定となっています。これから移行作業を行う場合には長期サポート対象であるNode.js v12もしくはNode.js v14へのアップグレードを検討することになります。

なお、Claris FileMaker ServerやFileMaker Cloud for AWSのFileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、Claris FileMaker Server 19.2.1ではNode.js v12.16.1、FileMaker Cloud for AWS 1.18.1ではNode.js v8.9.4が使用されています。


Node.js v15.10.0、Node.js v14.16.0、Node.js v12.21.0およびNode.js v10.24.0が公開

February 25, 2021

Node.js v15.10.0Node.js v14.16.0Node.js v12.21.0およびNode.js v10.24.0が公開されています。

Node.js v15.10.0、Node.js v14.16.0、Node.js v12.21.0およびNode.js v10.24.0では、それぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、Claris FileMaker ServerやFileMaker Cloud for AWSのFileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、Claris FileMaker Server 19.2.1ではNode.js v12.16.1、FileMaker Cloud for AWS 1.18.1ではNode.js v8.9.4が使用されています。


fmcsadminを使用して任意のスケジュールを削除する

February 24, 2021

fmcsadminを利用すると、Claris FileMaker Server 18以降およびFileMaker Cloud for AWS 1.18を利用している場合にCLI(コマンドラインインターフェース)で任意のスケジュールを削除できます。

fmcsadminコマンドを使ってスケジュールを削除するには、DELETEコマンドを使用し、引数に2以上のスケジュールIDを指定します。

(使用例)
% fmcsadmin delete schedule 2

なお、Claris FileMaker Admin APIに準じてスケジュールIDが1であるスケジュールは削除できません。スケジュールとID番号の一覧を取得するには、fmcsadminコマンドもしくはfmsadminコマンドのLISTコマンドを使用します。

[関連]fmsadminコマンドの活用 (4)(FAMLog)、fmcsadmin(株式会社エミック)

Tag: FileMaker

2021年2月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

February 22, 2021

2021年2月20日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。

・ダウンロード:fmcsadmin 1.2.0の新機能(PDF形式/ファイルサイズ:約320KB)

「fmcsadmin-for-FileMaker19dot2.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
31efc657f4e2515f693c2fa066690aa4a746e1158771a1e30cd25004e9741d65

■関連リンク

fmcsadmin(株式会社エミック)

Claris FileMaker 19 Admin API ガイド(FileMaker)

fmcsadmin 1.2.0の動作環境(FAMLog)



(2022年3月18日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 1.2.0の動作環境

February 19, 2021

Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現する、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装したコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

fmcsadmin 1.2.0の動作環境は、CentOS Linux 7以降、macOS Mojave 10.14.6以降(macOS Big Sur 11.2.1で動作確認済み)およびWindows 10です。今回からmacOS High Sierra 10.13.6はサポート対象外としているのでご注意ください。

2021年2月現在、fmcsadminはApple Silicon Mac上ではRosetta 2経由で動作し、Universal BinaryとしてApple Silicon Macに正式に対応するのはfmcsadmin 1.3.0以降となる見込みです。

[関連]fmcsadmin 1.2.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 1.2.0を公開

February 18, 2021

fmcsadmin 1.2.0を公開しました。

fmcsadminはコマンドラインインターフェース(CLI)でClaris FileMaker Admin APIを手軽に操作できるようにするツールであり、Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。Claris FileMaker Server 18以降およびFileMaker Cloud for AWS 1.18に対応しており、ライセンスはMITライセンスです。

Claris FileMaker Server for Linuxに正式に対応したバージョン1.2.0では、FileMaker Server 19.2.1を利用している場合にlistコマンドでプラグインを一覧表示できるようになっています。SSLサーバー証明書のインポートや管理に使えるcertificateコマンドとスケジュールを削除できるdeleteコマンドを新たに追加し、FileMaker Server 19.1.2以降でサーバーの設定を変更できない不具合を修正しました。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.1.1jが公開

February 17, 2021

OpenSSL 1.1.1jが公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1jでは、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了したので、現状はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。

[関連]JVNVU#94508446:  OpenSSL に複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

FMDataAPI Ver.22が公開

February 16, 2021

新居雅行氏がClaris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン22を公開しています。

FMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.22ではタイムアウトを設定できるようになっています。

なお、FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。

Tag: FileMaker

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