FAMLog


Ruby on Rails 3.2.22.3、Ruby on Rails 4.2.7.1およびRuby on Rails 5.0.0.1が公開

August 18, 2016

Ruby on Rails 3.2.22.3、Ruby on Rails 4.2.7.1およびRuby on Rails 5.0.0.1が2016年8月中旬に公開されています。

Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.22.3、Rails 4.2.7.1およびRails 5.0.0.1では、セキュリティ上の問題点が修正されています。

Rails 3.2.22.3、Rails 4.2.7.1およびRails 5.0.0.1ではAction ViewにおけるXSS脆弱性(CVE-2016-6316)が修正されています。また、Rails 4.2.7.1ではActive RecordでWHERE句に“IS NULL”や空文字を指定してしまうことがある問題(CVE-2016-6317)も修正されています。

Tag: Ruby

Windows 10 Anniversary Updateが提供開始

August 05, 2016

Windows 10 Anniversary Updateの提供が開始されています。

Windows 10 Anniversary Updateは、新たにWindows Ink ワークスペースを搭載し、Windows 10のパーソナルアシスタントであるCortanaも強化され、Microsoft Edgeはより高速で使いやすく電力効率も良くなるように改善されています。Windows Subsystem for Linuxのベータ版も含まれており、Windows 10上でLinux環境がそのまま動作する「Bash on Ubuntu on Windows」も開発者向けに利用できるようになっています。

Windows 10で更新プログラムが自動で適用されるように設定していれば、Windows Updateを通じて自動的にWindows 10 Anniversary Updateがインストールされるようになっています。また、Windows Updateを通じて更新プログラムを手動で入手することも可能です。

[関連]Windows 10 Anniversary Update の入手方法(Windows Blog for Japan)

Tag: Windows

INTER-Mediator Training Course

August 02, 2016

INTER-Mediatorの開発手法を演習形式で自習するトレーニングコース「INTER-Mediator Training Course」の完成が宣言されています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。HTMLへの属性追加と設定ファイルを作成するだけで、データベースと連動するWebアプリケーションを開発できます。INTER-Mediator Training Courseは、日本語で記述された、INTER-Mediatorに関するePub形式の電子出版物です。これまで執筆完了した章ごとに公開されていましたが、2016年7月下旬に最後の章が公開されて完成に至りました。

INTER-Mediator Training Courseの価格は5,400円(税込)で、原則として今後の更新結果はすべて無償でダウンロード可能で、今後も機能追加に伴い随時改定される予定となっています。

Tag: FileMaker

OpenSSH 7.3が公開

August 01, 2016

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.3」が公開されています。

OpenSSH 7.3では、sshdおよびsshのセキュリティ脆弱性が複数修正されています。特定のパスワードハッシュアルゴリズムをサーバーが使っている場合に長いパスワードを送って有効なアカウント名と無効なものを見分けるのに利用できるパスワード認証によるタイミングの差を緩和する修正が加えられた他、潜在的なサービス不能攻撃を緩和するために1024文字よりも大きなパスワード認証要求の受諾を拒否する変更などが行われています。

将来廃止する機能の告知も行われており、今後1024ビットよりも小さいRSA鍵やSSH v.1プロトコルがサポートされなくなる計画であるとのことです。

[参考]OpenSSH 7.3 がリリースされました(春山 征吾のくけー)

Tag: Security

FileMaker Pro 15の新機能:スクリプトエラーの強調表示

July 29, 2016

FileMaker Pro 15では、スクリプトの問題をチェックすることができ、発見された問題がスクリプト編集パネルで強調表示されるようになっています。

スクリプトワークスペースで問題のある箇所のテキストは、[スクリプトワークスペース設定]にある[構文の色]タブの[問題]で設定されている色で行が強調表示され、簡単に識別できるようになっています。すべての問題を検出できるわけではありませんが、スクリプトをインポートまたは貼り付け(ペースト)すると自動的に問題がチェックされます。

なお、スクリプトを作成しながら問題がないか確認するには、スクリプト編集パネルのタブを右クリックして[問題をチェック]を選択します。

[関連]スクリプトワークスペースの構文エラーの色設定(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Ruby on Rails 5.0が公開

July 05, 2016

Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 5.0」が公開されています。

バージョン5.0では、WebSocketsを扱うフレームワークであるAction Cableや、JSONでの応答を前提としたAPIモードが新たに導入されるなど、数多くの新機能が追加されています。Rails 5.0の動作にはRuby 2.2.2以降が要求されるようになっています。

なお、バージョン5.0系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

Tag: Ruby

FileMaker Pro 14の新機能:サーバーへの再接続

April 11, 2016

FileMaker Pro 14では、よりシームレスにホストされているファイルに接続できるように、ネットワークの復元性が強化されています。

バージョン14では、ホストとの通信が途絶えると、即座に切断するのではなく定期的にホストへの再接続を試行できるようにクライアント上でセッションが保持されます。ネットワーク接続が切れた場合やサーバーが停止した後、再び利用できるようになると自動的にFileMaker Serverに再接続します。

FileMaker Proで接続していたソリューションは、接続が切れた時の状態に復帰するようになるので、中断したその時点から作業を再開できます。

[関連]ホストとの通信が途絶した後の再接続(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14の新機能:スタンバイサーバー(FAMLog)

(2019/02/22追記:「ホストとの通信が途絶した後の再接続」に関するページのリンク先URLを変更・修正しました。)

Tag: FileMaker

OpenSSH 7.2p2が公開

March 11, 2016

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.2p2」が公開されています。

OpenSSH 7.2p2では、X11転送時のセキュリティ脆弱性が修正されていて、X11Forwardingが有効なときにxauthコマンドインジェクションを避けるためにX11認証証明書を無害化するようになっています。

なお、バージョン7.0で、安全でない暗号を使用しないようにするために廃止された機能が複数あり、互換性や既存の設定に一部影響するものもあるので、古いバージョンからバージョンアップする際にはその点に留意する必要があります。

[参考]OpenSSH 7.2p2 がリリースされました(春山 征吾のくけー)

Tag: Security

OpenSSH 7.2が公開

March 01, 2016

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.2」が公開されています。

OpenSSH 7.2では、不具合の修正や機能追加が行われています。互換性に影響がありえる変更として、sshでいくつかの暗号方式がデフォルトで無効になっています。また、sshdで認証前のサンドボックス化がデフォルトで有効となるように変更されています。

バージョン7.0で、安全でない暗号を使用しないようにするために廃止された機能が複数あり、互換性や既存の設定に一部影響するものもあるので、古いバージョンからバージョンアップする際にはその点に留意する必要があります。

[参考]OpenSSH 7.2 がリリースされました(春山 征吾のくけー)

Tag: Security

INTER-Mediator 5.3を公開

February 22, 2016

INTER-Mediator 5.3」を公開しました。バージョン5.3にはセキュリティ修正が含まれています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。HTMLへの属性追加と設定ファイルを作成するだけで、データベースと連動するWebアプリケーションを開発できます。

バージョン5.3では、Googleアカウントを利用したOAuth 2.0での認証や、navi-controlキーで制御するMaster/DetailスタイルUIがモバイル環境に対応するようになり、params.phpで変数$webServerNameを設定することでCSRF攻撃対策を有効にできるように修正されています。ファイルアップロードコンポーネントにおける脆弱性も修正されている他、多数の改善や不具合修正が含まれています。同時に、バージョン5.3をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。

Tag: FileMaker

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