FAMLog
FileMaker Pro 15はFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲
May 12, 2016
FileMaker Pro 15のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。
同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、FileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedおよびFileMaker Go 15はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。
ただし、FileMaker Pro 15では新しい機能や関数が追加されています。FileMaker Pro 15の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12、バージョン13およびバージョン14)で開いた場合には、適切に動作しない部分が出てくる可能性があるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Pro ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(FileMaker ナレッジベース)
2016年3月「INTER-Mediator勉強会2016-#2」発表資料
March 18, 2016
2016年3月16日に行われた「INTER-Mediator勉強会2016-#2」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:FMPress Publisher 3(PDF形式/ファイルサイズ:約4.2MB)
「FMPressPublisher3.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
558af1c03f71e5169b8bdcb03cc6024c98fd952e81ed8b59fd7148179dcd5389
■関連リンク
・INTER-Mediator事例集
https://inter-mediator.com/ja/cases.html
・FMPress Publisher(株式会社エミック)
https://www.emic.co.jp/fmpress/publisher/
・FileMaker Serverで画像ファイルを登録するWebアプリをつくれるFMPress Publisher 3を発表(株式会社エミック)
https://www.emic.co.jp/press/20160308_fm/
(2016/05/22追記:SlideShare上にあるスライドを表示するように内容を一部変更・更新しました。)
(2022年5月8日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Pro 14の新機能:上部および下部のナビゲーションパート
March 14, 2016
FileMaker Pro 14では、上部ナビゲーションと下部ナビゲーションというレイアウトパートが新たに追加されています。
これらの新しいレイアウトパートを使うことにより、スクロールしても常にナビゲーションを表示することができ、使いやすいインターフェースを利用者に提供できます。上部および下部のナビゲーションパートは、スクロールすることやズームイン/ズームアウトを行うことはできず、プレビューモードでは印刷および表示されません。
1つのレイアウトで使用できる上部ナビゲーションパートおよび下部ナビゲーションパートはそれぞれ1つだけであり、ナビゲーションパートに追加したフィールドは現レコードのデータを使用します。
[関連]レイアウトパートのタイプについて(FileMaker Pro 14 ヘルプ)
FileMaker Server 14.0.4におけるテクノロジーテストページの修正点
January 19, 2016
FileMaker Server 14.0.4 アップデータを適用すると、カスタムWeb公開用テクノロジーテストページに存在していたセキュリティ脆弱性が修正されます。
独自調査の結果、バージョン14.0.4ではカスタム Web 公開 with PHPのテストを行うテクノロジーテストページに存在していたXSS(クロスサイトスクリプティング)脆弱性が修正されています。脆弱性の存在を確認したFileMaker製品は下記の通りで、PHP カスタムWeb公開機能を有効にしている場合に影響を受けます。
・FileMaker Server(バージョン9からバージョン14.0.3まで)
・FileMaker Server Advanced(バージョン9から12まで)
FileMaker Server 14.0.4以降に更新できない場合の回避策は、FileMaker Serverがインストールする「phptest.php」という名称のテクノロジーテストページファイルを削除することです。
[関連]FileMaker Server 14.0.4で修正されたXSS脆弱性に関するご案内(株式会社エミック)、2015年12月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)
「FileMaker カンファレンス 2015」のご案内
October 08, 2015
ファイルメーカー社が主催する「FileMaker カンファレンス 2015」において、併設されるショウケースにエミックのブースを出展します。
FileMakerデータベースをそのままの見栄えでWebアプリとして運用できる「FMPress Publisher」のデモ展示を行います。エミックのホスティングサービス「FMPress」で提供しているもので、ご契約の方は追加費用なしにご利用いただけます。ご来場の際には是非ともお立ち寄りください。
また、1日目の11月25日(水)15時30分から開始予定のジェネラルトラックのセッション「FileMaker WebDirect ソリューション開発におけるテストフレームワークの活用」ではスピーカーとしてFileMaker WebDirectとテストフレームワークに関する講演を、そして3日目の14時10分から開始予定のジェネラルトラックのセッション「SSL暗号化通信を利用したネットワークセキュリティの向上」ではスピーカーとしてSSL/TLSに関する講演を行います。是非お早めに事前登録のうえ当日ご来場ください。
FileMaker カンファレンス 2015
開催日:2015年11月25日(水)〜11月27日(金)
開催場所:JPタワーホール&カンファレンス
参加費:無料(事前登録制、一部有料のセッションあり)
詳細:FileMaker カンファレンス 2015 公式ページ(ファイルメーカー社)
[関連]FileMaker カンファレンス 2015の事前登録受付が開始(FAMLog)
FileMaker Pro 14の改善点:[URL から挿入]スクリプトステップの[SSL 証明書の検証]オプション
September 15, 2015
FileMaker Pro 14では[URL から挿入]スクリプトステップに[SSL 証明書の検証]オプションが追加され、[URL から挿入]スクリプトステップがHTTPSおよびFTPSに対応しました。
FileMaker Pro 13 ヘルプには「https、httpspost、およびftps の利用にはセキュリティ上の問題が発生する可能性があることに注意する必要があります。FileMaker は、指定されたサーバーが本当に応答していることを検証するための認証チェックを実行できません。」と記載されており、暗号化通信には対応していませんでした。バージョン14で[SSL 証明書の検証]オプションが追加されたことは上記の問題が修正されたことを意味します。すなわち、HTTPSおよびFTPS経由でコンテンツをダウンロードして暗号化通信を利用する際には、[SSL 証明書の検証]オプションに必ずチェックをつける必要があります。
なお、証明書が無効かつエラー処理スクリプトステップが「オン」に設定されている場合、[URL から挿入]スクリプトステップは1633のエラーコードを返します。
[関連]FileMaker Pro 14 でのスクリプトステップの変更および機能強化の概要(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker 14に対応したホスティングサービス「FMPress14」
August 25, 2015
FileMaker 14に対応したホスティングサービス「FMPress14」の受付を2015年8月5日より開始しました。また、FMPressで提供している、FileMakerデータベースからWebアプリを生成・運用できるサービス「FMPress Publisher」もバージョン2.5にバージョンアップして本日より提供を開始しました。
FMPress14は、FileMaker Pro 14のデータベースを共有・公開できるホスティングサービスです。データベースサーバーにFileMaker Server 14を利用してサーバーを運用することができます。FMPressで利用できるFMPress Publisherのバージョン2.5では、FileMaker Pro 14 Advancedで出力されたデータベースデザインレポート(DDR)に対応し、FileMaker 14のボタンバーとボタンアイコンに対応しました。
FMPress14の料金は月額29,800円(税別)で、同サービスのサーバー上で稼働させるFileMaker Serverのライセンスが必要です。
FileMaker Developer Conference 2015 レポートリンク集
July 23, 2015
・Security: The Big Picture(株式会社キー・プランニング)
・Scripting: One Giant Leap for Developers(株式会社キー・プランニング)
・Inside a FileMaker File: Deep Under the Hood(株式会社キー・プランニング)
・Security: Inside and Out(株式会社キー・プランニング)
・ショーケース紹介:Goya社(株式会社キー・プランニング)
・ショーケース紹介:360Works社(株式会社キー・プランニング)
・ショーケース紹介:Actual Technologies社(株式会社キー・プランニング)
・【DevCon2015】日本人によるセッション「Go Beyond the Borders of Medical Communication」(株式会社ジェネコム)
・『2015 FileMaker Excellence Award』 をジェネコムが受賞しました!(株式会社ジェネコム)
・FileMaker Developer Conference 2015 カンファレンス・サプライズ特集(ジュッポーグループ)
・FileMaker Developer Conference 2015 本編参加(セッションレポートではありません)(うさぎのひとりごと)
・CWP User Group 2015 Recap(F ’n’ web)
・FileMaker Excellence Award Winners for 2015(FileMaker, Inc.)
(最終更新日:2015/09/02)
FileMaker Pro 14はFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲
May 15, 2015
FileMaker Pro 14のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。
同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、FileMaker Pro 14およびFileMaker Go 14はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。
ただし、FileMaker Pro 14では新しい機能や関数が追加されています。FileMaker Pro 14の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12およびバージョン13)で開いた場合には、該当部分が表示されなかったり適切に動作しない部分が出てくる可能性があるので注意が必要です。
[関連]FileMaker Pro ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 13の新機能:HTTPのPOSTメソッドを使用したデータのインポート
April 01, 2015
FileMaker Pro 13では、HTTPリクエストを使用してデータをインポートする場合に新たにPOSTリクエストメソッドを利用できるようになっています。
FileMaker Proにデータをインポートする際にHTTPのPOSTメソッドを使用できるのは次の場合です。
・URLを指定してXMLデータソースからインポートする場合
・[レコードのインポート]または[ファイルを変換]スクリプトステップを使用してXMLデータをインポートする場合
・[URL から挿入]スクリプトステップを使用してフィールドにデータを挿入する場合
URL内で指定するスキームとしては、「http」や「https」ではなく、FileMaker Proによって定義されたカスタムスキームである「httppost」もしくは「httpspost」を使用します。URLがhttppost://またはhttpspost://で始まる場合は、http://またはhttps://で始まるURLとして解釈され、「?」の後のテキストをPOSTメソッドのメッセージボディとして送信します。
[関連]HTTP リクエストを使用したデータのインポートについて(FileMaker Pro 13 ヘルプ)