FAMLog
OpenSSL 0.9.8uとOpenSSL 1.0.0hが公開
March 14, 2012
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8u」および「OpenSSL 1.0.0h」が公開されています。
OpenSSL 0.9.8uとOpenSSL 1.0.0hでは、セキュリティ脆弱性の修正が行われています。
なお、OpenSSLは、TLS 1.2およびTLS 1.1をサポートしたバージョン1.0.1系統の開発も進められています。
Mac OS Xで依存している共有ライブラリの名前とバージョンを確認する
March 01, 2012
Mac OS Xで依存している共有ライブラリの名前とバージョンを確認するにはotoolコマンドを使用します。
otoolコマンドで-Lオプションを使用することで、対象ファイルが依存している共有ライブラリの名前とバージョン情報を出力できます。
[使用例]
$ otool -L /usr/bin/openssl
/usr/bin/openssl:
/usr/lib/libcrypto.0.9.8.dylib (compatibility version 0.9.8, current version 44.0.0)
/usr/lib/libssl.0.9.8.dylib (compatibility version 0.9.8, current version 44.0.0)
/usr/lib/libSystem.B.dylib (compatibility version 1.0.0, current version 159.1.0)
otoolコマンドを利用するにはXcodeをインストールする必要があります。ただし、2012年2月にリリースされたXcode 4.3 for Lionでは別途コマンドラインツールをインストールする作業が必要になります。
FileMaker Web News:第56回 2012年冬号
February 13, 2012
■FX.php 6.0が登場(2012年2月)
PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするオープンソースのライブラリクラスであるFX.phpの新バージョンが2012年2月に公開されました。2012年1月に公開されたFX.php 5.0のリリースと同時に公式リポジトリがGitHubに移行し、現在の最新バージョンは6.0となっています。
[関連]FX.php 6.0が公開(FAMLog)
■FileMaker Server 9のテクニカルサポートが2012年9月に終了予定(2011年11月)
FileMaker 9 製品ラインのテクニカルサポートサービスが2012年9月27日に終了することがファイルメーカー社から2011年11月に発表されました。これにより、FileMaker Pro 9、FileMaker Pro 9 Advanced、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedのテクニカルサポートサービスがあと約7ヶ月半で終了することになります。
[関連]FileMaker Server 9のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)
FX.php 6.0が公開
February 09, 2012
PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのライブラリクラス「FX.php」のバージョン6.0が公開されています。
FX.php 6.0では、FX.phpの内部構造が大幅に整理されて一部の変数が追加・更新されており、若干ではあるもののパフォーマンスが向上しているとのことです。さらに、2012年2月7日(日本時間では2月8日)に更新されたバージョンでは、FX.php 5.0で追加されたRemainAsArray関数に起因する問題が修正されています。
FMCakeMixでレコードの編集や削除を行っている場合には、FX.php 5.0および修正前のFX.php 6.0の利用は推奨されません。2012年2月7日(日本時間では2月8日)以降に更新されたFX.php 6.0を利用するようにして、事前に動作確認を行うようにしてください。
FX.php 5.0が公開
January 24, 2012
PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのライブラリクラス「FX.php」のバージョン5.0が公開されています。
FX.php 5.0では、新居雅行氏によって追加されたRemainAsArray関数や、フィールド名をオブジェクトのプロパティのように扱って出力結果を得る仕組みが組み込まれている他、FileMaker ServerのXML APIに起因するサロゲートペア文字の問題を修正するパッチも取り込まれています。
また、バージョン5.0の公開と同時に、公式リポジトリがGitHubに移行しています。
[関連]CodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanの発表資料が公開(FAMLog)
Ruby on Rails 3.1が登場
September 01, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.1」が公開されています。
Rails 3.1では、デフォルトのJavaScriptライブラリがjQueryに変更されています。HTTPリクエスト数の削減につながるAsset Pipelineと呼ばれる仕組みが採用されている他、HTTPストリーミングやリバーシブルマイグレーションが主な変更点として挙げられます。
Rails 3.1の利用にはRuby 1.8.7以上が必要です。また、Ruby 1.9.2にも対応しています。
Ruby 1.8.7-p352が公開
July 05, 2011
「Ruby 1.8.7-p352」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p352は、前世代の安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースであり、多数の不具合が修正されています。Ruby 1.8.7はまだ保守対象ですが、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.2-p180です。
Ruby 1.8系統からRuby 1.9.2にバージョンアップする際には、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.2でそのままでは動かない場合があるので、事前に動作確認や修正が必要です。