FAMLog
FileMaker Server 8 Advanced 8.0v1a Web公開アップデート
February 03, 2006
ファイルメーカー株式会社から「FileMaker Server 8 Advanced 8.0v1a Web公開アップデート」が配布されています。
このアップデータは、FileMaker Server 8 AdvancedのWeb公開エンジンをアップデートするものです。バージョン8.0v1においてのみFMPXMLRESULT文法で構成されるXMLデータを正常に取得できないことがある不具合が修正されています。バージョン8のFileMaker Server AdvancedでFX.phpを使用する場合には必須のアップデートです。
アップデート手順の詳細については、付属文書「FMSA Web アップデートお読みください.pdf」に記載されています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:改良されたリレーションシップグラフ
January 23, 2006
FileMaker Pro 8では、リレーションシップグラフに関連する機能が改良されています。
バージョン8で改良されたリレーションシップグラフを使うと、テーブルをクリックして選択した後、[ソーステーブルが同じテーブルを選択]ボタンか[1テーブル離れた関連テーブルを選択]ボタンを押せば、関連するテーブルをまとめてハイライトさせることができ、テーブルの関連性を視認しやすくなっています。
リレーションシップグラフ上にある複数のテーブルおよびリレーションシップを複製することが可能になったり、グラフ上の項目に関する注釈用のノートをつけられるようにもなったことで、たくさんのテーブルやリレーションシップの管理がより容易になったと言えます。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:フィールドリストフィルタ
January 10, 2006
FileMaker Pro 8では、「フィールドリストフィルタ」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
この機能により、レコードのソートやフィールド内容の全置換、レコードのエクスポートを実行するときなどで、対象となるフィールドを選択する際に、表示されているレイアウトで使われているフィールドのみが最初に表示されるようになります。
例えば、[レコードのソート...]を実行すると、[レコードのソート]ダイアログボックスが表示されますが、FileMaker Pro 7では現在のテーブルに含まれるフィールドがすべて表示されていました。FileMaker Pro 8では、現在のレイアウトで使われているフィールドのみが抽出されて表示されるようになったため、対象フィールドを選択しやすくなっています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Server カスタムWebテクニック:関連リンク
December 30, 2005
・書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」のご案内(株式会社エミック)
・BNN Books: FileMaker Server カスタムWebテクニック(株式会社ビー・エヌ・エヌ新社)
・FileMaker Server カスタムWebテクニック(FAMLog)
・FileMaker Server カスタムWebテクニック:正誤表
・FileMaker Server カスタムWebテクニック:第2章補足情報
・FileMaker Server カスタムWebテクニック:第6章補足情報
・FMP7/8時代のカスタムWeb解説書がいよいよ(FileMaker Pro 7/8 によるWeb開発覚え書き)
・FileMaker Server Advanced 製品概要(ファイルメーカー株式会社)
・デュアルCPUでWeb公開エンジンが応答しなくなる(FAMLog)
・XSLTによるカスタムWeb公開機能の利用が非推奨に(FAMLog)
[最終更新日:2010/06/02]
FileMaker Pro 8の新機能:Fast Send
December 29, 2005
FileMaker Pro 8では、「Fast Send」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
バージョン8では、新しいファイル保存時のオプション機能が追加され、[レコードのエクスポート...]を選んで表示されるファイル保存ダイアログにおいて[ファイルを添付した電子メールの作成]チェックボックスにチェックをつけてファイルを保存すると、そのファイルを添付した電子メールを作成することができます。電子メールは、Email Mergeと同様に、外部の電子メールソフトを利用して送信される仕様になっています。
上記の手順以外に、任意のフィールドにカーソルを移動させ、[フィールド内容のエクスポート...]をクリックすれば、そのフィールドのコンテンツをメッセージに自動的に添付することもできます。
なお、新しいファイル保存時のオプション機能は、上記以外に[ファイルを自動的に開く]オプションもあります。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:ホイールマウスのサポート
December 28, 2005
FileMaker Pro 8では、新たにスクロールホイールがサポートされるようになりました。
Mac版のFileMaker Pro 7およびそれ以前ではスクロールホイールを全く利用できませんでしたが、バージョン8ではスクロールホイール付きのポインティングデバイス(マウス)を使用して、ブラウズしているレコードを切り替えたり、画面を上下にスクロールしたり、垂直スクロールバーで書式設定されたフィールドまたはポータルをスクロールすることなどができるようになりました。
なお、Windows版とMac版では一部動作が異なる部分があります。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:視覚的なスペルチェッカー
December 26, 2005
FileMaker Pro 8では、「視覚的なスペルチェッカー」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
この機能により、ブラウズモード、検索モードおよびレイアウトモードにおいて、スペルが間違っている可能性のある単語に、赤い点線の下線が表示されるようになり、その場でスペルを編集したり訂正することが可能になっています。
この機能を無効にしたい場合には、[ファイル]メニューの[ファイルオプション...]を選び、[英文スペルチェック]タブにある[間違ったスペルを特殊な下線で示す]チェックボックスのチェックを外します。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:ドロップダウンカレンダー
December 22, 2005
FileMaker Pro 8では、「ドロップダウンカレンダー」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
フィールドに対してドロップダウンカレンダーを使用するように設定すると、ブラウズモードまたは検索モードでカレンダーから日付を選べるようになるので、入力書式を気にせずに素早く正確に日付のデータを入力できるようになります。
なお、ドロップダウンカレンダーはバージョン8のインスタントWeb公開機能と互換性があり、インスタントWeb公開でドロップダウンカレンダーを利用することが可能です。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:Layout Alignment Tools
December 20, 2005
FileMaker Pro 8では、「Layout Alignment Tools」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
FileMaker Pro 7およびそれ以前のバージョンでは、レイアウトモードでオブジェクトの整列や均等配置を行う場合に、基本的に整列設定を行ってから整列を行うという手順を踏む必要がありました。FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedでは、オブジェクトの整列および均等配置を行う機能が改良され、整列設定ダイアログを呼び出す必要がなくなっています。
バージョン8では、レイアウトモードの[配置]メニューにおいて、従来の[整列]および[整列設定...]の代わりに、[整列]、[等間隔]および[サイズ変更]というメニュー項目になっていて、それぞれにサブメニュー項目が含まれるようになっています。同様に、レイアウトモードで使用できる[配置]用のツールバーもボタンが変更、追加されています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:テーブルのインポート
December 19, 2005
FileMaker Pro 8では、「テーブルのインポート」機能が新機能として追加されています。
FileMaker Pro 7から1つのファイルに複数のテーブルを格納できるようになりましたが、バージョン7では新しいデータを取り込むためにあらかじめテーブルを作成しておく必要がありました。FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedでは、データをインポートする際に新規テーブルをその場で作成できるようになっていて、複数のテーブルを1つのデータベースファイルに統合しやすくなっています。
さらに、FileMaker Pro 8 Advancedであれば、データベース定義ダイアログの[テーブル]タブに[コピー]、[ペースト]および[インポート...]ボタンがあるので、より手軽にテーブルをインポートできるようになっています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)