FAMLog


Jakarta Commons Email

September 29, 2005

Jakarta Projectが2005年9月27日(米国時間)にメール送信用のAPIを提供するJavaライブラリ「Jakarta Commons Email 1.0」を公開しています。

Commons Emailは、JavaMail APIをベースに、よりシンプルにメールの送信をできるようにすることを目的としていて、Apache License Version 2.0のもとオープンソースソフトウェアとして公開されています。

基本的なテキストベースのメールだけでなく、マルチパートの電子メールメッセージやHTML形式のメールを送信するためのクラスも用意されています。

(参考)JavaMailベースのメール操作API - Jakarta Commons-Email 1.0 公開 (MYCOM PC WEB)

Tag: Java

FX.php 4.1

September 01, 2005

PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするライブラリクラス「FX.php」のバージョン4.1がリリースされています。

メンテナンスリリースであるFX.php 4.1では、FX Parserがアップデートされ、新たにSetPortalRow関数およびSetFMGlobal関数が追加されています。

また、CAFEphpに関連した不具合も修正されています。

Tag: FileMaker

ICU4J 3.4

August 02, 2005

Unicodeのサポートやソフトウェアの国際化に必要な機能を提供するJavaライブラリ「ICU4J 3.4」が公開されています。

ICU4J 3.4では、Unicode 4.1およびCLDR 1.3がサポートされた他、文字セットの判別に利用できるAPIが新しく追加されています。

ICU4Jを利用すると、Unicodeの正規化処理や、西暦と和暦の変換などが可能になります。

Tag: Java

Jakarta Commons Codecでメッセージダイジェストを生成

July 22, 2005

The Jakarta Projectの「Commons Codec」は、よく利用されるエンコードおよびデコード処理の機能を提供するJavaのライブラリです。

Commons CodecのDigestUtilsクラスには、SHA-1およびMD5のダイジェストを生成するメソッド(shaHexmd5Hex)が含まれているので、このライブラリをFileMaker Server AdvancedのWeb公開エンジンに追加することにより、XSLTスタイルシートからメッセージダイジェストを手軽に生成することが可能になります。

Commons Codecはメッセージダイジェストを生成する以外に、Base64URLエンコードQuoted-Printable形式など、各種エンコードおよびデコード処理を行うクラスが用意されています。

Tag: Java

サーバーサイドで処理されるJavaScriptの有効化 (1)

July 11, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Xalan-Javaの拡張機能を用いて、XSLTスタイルシートにおいてサーバーサイドで処理されるJavaScriptを記述できます。

JavaScriptを使用できるようにするにはFileMaker, Inc.のWebサイトで配布されている2つのライブラリファイル(bsf.jar、js.jar)をWeb公開エンジンに追加します。

これらのライブラリファイルは、Javaのライブラリファイルを追加するために用意されているフォルダの中に配置します。Web公開エンジンを再起動すると、サーバーサイドで処理されるJavaScriptが有効化されます。

Tag: FileMaker

Web公開エンジンにJavaのライブラリを追加する

July 08, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Javaのライブラリファイルを追加することで、追加したライブラリに含まれるメソッドをXSLTスタイルシートで使用することができます。

Javaのライブラリファイルは下記のフォルダ内に配置して、Web公開エンジンを再起動することで、ライブラリを利用できるようになります。

(Mac)
/Library/FileMaker Server 7/Web Publishing/publishing-engine/cwpe/WEB-INF/lib

(Windows)
C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib

[関連]バージョン8以降でWeb公開エンジンにJavaライブラリを追加する方法(FAMLog)

(2008/11/13追記:Windows版におけるフォルダのパスが正しくなかったので修正しました。あわせて関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: FileMaker

mod_ssl 2.8.23-1.3.33 for OpenSSL 0.9.8

July 07, 2005

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8」がリリースされたことに伴い、OpenSSL 0.9.8に対応したApache 1.3.33用のSSLモジュール「mod_ssl 2.8.23-1.3.33」が公開されています。

OpenSSL 0.9.8では数多くの新機能が追加され、opensslコマンドで作成されるデフォルトのダイジェストがMD5からSHA-1のアルゴリズムに変更されています。

なお、Apache 2.0ではmod_sslが同梱されていますが、OpenSSL 0.9.8への対応は近々リリースされる予定であるApache 2.0.55で対応するようです。

Tag: Apache

Xalan-Java Extensions

July 05, 2005

FileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開エンジンに使われているXSLTプロセッサーであるXalan-Javaの拡張機能を利用すると、XSLTスタイルシートで直接JavaやJavaScriptを利用することが可能になります。

この拡張機能はXalan-Java独自の機能ですが、XSLTからJavaのメソッドを関数として呼び出したり、豊富にあるJavaのライブラリを利用したり、JavaScriptを始めとするスクリプト言語を使って独自の拡張関数を作成することなどにより、Web公開エンジンの機能を拡張できます。

スクリプト言語を使用できるようにするにはFileMaker, Inc.のWebサイトで配布されている2つのライブラリファイルを追加して有効にする必要がありますが、Javaのメソッドを使うにあたってはライブラリファイルを別途追加する必要はありません。

Tag: FileMaker

FX.php 3.1

December 29, 2004

PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのオープンソースのライブラリクラス「FX.php 3.1」がリリースされています。

FX.php 3.1では、FileMaker 7と共にFX.phpを使用した際に、1回のレコード追加操作で2つのレコードが作成されてしまうことがあった不具合が修正されています。

ただし、文字がコード表記される点はそのままなので、日本語での利用には注意が必要です。

Tag: FileMaker

FX.php 3.0

September 06, 2004

iViking.orgFX.php 3.0をリリースしています。

FX.phpは、PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのオープンソースのライブラリクラスです。FileMaker Pro WebコンパニオンもしくはFileMaker Server 7 AdvancedがHTTP経由で出力するXMLを解析・処理します。

FX.php 3.0では新たにFileMaker Server 7 Advancedに対応してます。また、オブジェクト指向の柔軟なエラー処理が可能となり、オブジェクトフィールドの取り扱いを改善するなどの機能追加・改善点が含まれています。

(2007/01/02追記:「Web コンパニオン」を「Webコンパニオン」に修正しました。)

Tag: FileMaker

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