FAMLog
FileMaker Server 13.0v4 アップデータが公開
August 05, 2014
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v4 アップデータ」を公開しています。
FileMaker Server 13.0v4では、セキュリティの問題が解決されています。AdminServer.jar(管理サーバー)が更新されますが、現時点では修正内容の詳細は特に判明していません。
なお、このアップデータを適用するには、FileMaker Server 13.0v3が必要です。FileMaker Server 13.0v1や13.0v2を使用している場合には、FileMaker Server 13.0v4 アップデータを適用する前にバージョン13.0v3に更新しておく必要があります。アップデータ実行手順の詳細については、アップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。
[関連]バージョン13.0v4におけるFileMaker Serverの修正点(FAMLog)
(2014/08/06追記:「管理コンソールサーバー」を「AdminServer.jar(管理サーバー)」という記述に変更しました。)
(2014/09/12追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
FileMaker Pro 13の新機能:リスト形式における現在のレコード表示
August 04, 2014
FileMaker Pro 13では、リスト形式で現在のレコードが他のレコードとは異なる塗りつぶし色で表示されるようになっています。
リスト形式でアクティブ(現在の)レコードを異なる塗りつぶし色で表示するには、レイアウトモードでボディパートラベルを選択し、インスペクタの[外観]タブにあるオブジェクトの状態ドロップダウンリストから[アクティブ]を選択します。その状態で塗りつぶし色を設定すると、リスト形式におけるアクティブ(現在の)レコード用の塗りつぶし色を設定できます。
なお、上記の機能を無効にするには、ボディパートの[パートの定義]ダイアログボックスにおいて[アクティブな行状態を使用]チェックボックスのチェックを外します。
PHP 5.4.30とPHP 5.5.14が公開
June 27, 2014
「PHP 5.4.30」と「PHP 5.5.14」が公開されています。
PHP 5.4.30とPHP 5.5.14では不具合の修正が行われている他、Fileinfo拡張モジュールやdns_get_record()における脆弱性など8点のセキュリティ脆弱性がそれぞれ修正されています。
なお、PHPはバージョン5.6系統の開発も進められており、現在「PHP 5.6.0RC1」が公開されている状況です。
OpenSSL 1.0.1h、OpenSSL 1.0.0mおよびOpenSSL 0.9.8zaが公開
June 05, 2014
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1h」、「OpenSSL 1.0.0m」および「OpenSSL 0.9.8za」が公開されています。
これらのバージョンでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
中でもSSL/TLSにおける中間者攻撃の脆弱性は、クライアントとサーバーが共に脆弱性が存在するバージョン(1.0.1から1.0.1g、1.0.0から1.0.0l、0.9.8y以前の全て)かつサーバーがバージョン1.0.1以降の場合に、通信の盗聴・改竄を行う攻撃が行われる恐れがあります。
[関連]OpenSSL #ccsinjection Vulnerability(株式会社レピダム)
PHP 5.4.29とPHP 5.5.13が公開
June 02, 2014
「PHP 5.4.29」と「PHP 5.5.13」が公開されています。
PHP 5.4.29とPHP 5.5.13では不具合の修正が行われている他、Fileinfo拡張モジュールにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2014-0237、CVE-2014-0238)が修正されています。
なお、PHPはバージョン5.6系統の開発も進められており、現在「PHP 5.6.0beta3」が公開されている状況です。
FileMaker Pro 13で非推奨になった機能
May 28, 2014
ファイルメーカー社が、2013年12月にFileMaker Pro 13で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内していましたが、FileMaker Pro 13v2 アップデータ公開時にその内容を一部更新しています。
FileMaker Pro 13において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです(2014年5月現在)。
・「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポート
・WindowsにおけるQuickTimeのサポート
・OS XにおけるBento データソースのサポート
・OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポート
上記の内容はFileMaker Pro 13の次バージョンから削除される可能性があるため、別のAPI、技術または製品の代替機能を使用するようにソリューションを移行することが推奨されています。「QuickTime を挿入」コマンドについては、FileMaker Pro 12で導入された「オーディオ/ビデオを挿入」コマンドへの変更が推奨されます。
[関連]FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能(FAMLog)
(2015/02/10追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
CakePHP 2.4.10とCakePHP 2.5.1が公開
May 21, 2014
CakePHP 2.4.10とCakePHP 2.5.1が公開されています。
CakePHP 2.5では、Cache::remember()やCompletionShell、Security::encrypt()、Security::decrypt()の追加やMemcachedサポートの改善が行われています。その他にも数多くの機能追加や改善が行われており、バージョン2.4系統からバージョンアップを行う際には移行ガイドで変更点を確認しておくことが推奨されます。
なお、CakePHP 2.4.10でバージョン2.4系統における不具合の修正は最後となり、今後CakePHP 2.4系統はセキュリティ関連の修正のみ行われる予定です。
PHP 5.4.28とPHP 5.5.12が公開
May 12, 2014
「PHP 5.4.28」と「PHP 5.5.12」が公開されています。
PHP 5.4.28とPHP 5.5.12では不具合の修正が行われている他、FPM(FastCGI Process Manager)におけるデフォルト設定の状態で権限上昇が可能なセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、PHPはバージョン5.6系統の開発も進められており、現在「PHP 5.6.0beta2」が公開されている状況です。
AirMac ベースステーションファームウェア・アップデート 7.7.3が公開
May 01, 2014
AirMac ベースステーションファームウェア・アップデート 7.7.3の提供が2014年4月下旬に開始されています。
AirMac ベースステーションファームウェア・アップデート 7.7.3にはSSL/TLSのセキュリティに関わる重要な修正が含まれており、802.11ac対応のAirMac ExtremeおよびAirMac Time CapsuleにおけるOpenSSLのHeartbleed脆弱性が修正されています。
なお、OS XではAirMac ユーティリティ 6.3.1以降を、iOSではAirMac ユーティリティ 1.3.1以降を使って、ファームウェアをバージョン7.7.3にアップグレードできます。
APPLE-SA-2014-04-22-2 iOS 7.1.1
April 30, 2014
iOS 7.1.1 ソフトウェア・アップデートの提供が2014年4月下旬に開始されています。
iOS 7.1.1では、iPhone 5sにおける指紋認証の精度が改善された他、キーボードの応答に影響を及ぼす問題等が修正されています。また、このアップデートにはセキュリティに関わる修正も多数含まれており、Triple Handshakeと呼ばれる攻撃に利用されるSecure Transportの脆弱性も修正されています。
iOS 7.1.1 ソフトウェア・アップデートを適用できる対象機種は、iPhone 4以降のiPhone、第2世代以降のiPad、iPad miniおよび第5世代のiPod touchです。iPhone 3GSと第4世代のiPod touchはサポート対象外です。