FAMLog
PHP 8.0.27、PHP 8.1.14およびPHP 8.2.1が公開
January 10, 2023
PHP 8.0.27、PHP 8.1.14およびPHP 8.2.1が公開されています。
PHP 8.0.27、PHP 8.1.14およびPHP 8.2.1ではそれぞれSQLite用のPDOにおけるセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.4系統の公式セキュリティサポートは2022年11月に終了しており、今後はバージョン8.0系列以降にアップグレードすることが強く推奨される状況になっています。
なお、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
「Claris Engage Japan 2022」T-22講演資料
December 30, 2022
2022年10月にオンラインで開催されたClaris Engage Japan 2022におけるテクニカルセッション(T-22)の講演資料を公開しました。
・ダウンロード:「Claris FileMaker Server で多要素認証を導入するには」(PDF形式/ファイルサイズ:約1.4MB)
「MFA_with_Claris_FileMaker_Server.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
1ba8dab8350b2eb8fec797a94c17a7794b5f4ef794e4f8ca6612560fde88b018
■関連リンク
・Claris FileMaker Server で多要素認証を導入するには(Claris ジャパン公式YouTubeチャンネル)
・FileMaker Server の外部認証に対応したカスタマイズ可能な OAuth アイデンティティプロバイダ(Claris ナレッジベース)
・Keycloak
「Claris Engage Japan 2022」T-16講演資料
December 29, 2022
2022年10月にオンラインで開催されたClaris Engage Japan 2022におけるテクニカルセッション(T-16)の講演資料を公開しました。
・ダウンロード:「社内システムから Claris FileMaker Cloud に接続する際に知っておきたいポイント」(PDF形式/ファイルサイズ:約1MB)
「Point_of_connecting_to_Claris_FileMaker_Cloud.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
d2809797bbc34c5bf7620c3feef4eaf6b6771a3e3789b6f8cb6b0d75b6bb7529
■関連リンク
・社内システムから Claris FileMaker Cloud に接続する際に知っておきたいポイント(Claris ジャパン公式YouTubeチャンネル)
・Claris ID を認証し、FileMaker Admin API および Data API へのアクセスを許可する(Claris ナレッジベース)
・fmctoken(株式会社エミック)
Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Claris FileMaker Data Migration Tool
December 12, 2022
Claris FileMaker Server 19.6.1では、Claris FileMaker Data Migration Tool(FMDataMigrationコマンド)がFileMaker Serverに同梱されるようになっています。
今年の5月頃に無料でダウンロードできるようになったFileMaker Data Migration Toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルのデータを高速に移行できるコマンドラインツールです。現時点におけるFileMaker Data Migration Toolの最新版はバージョン19.6.1であり、Windows、macOSおよびLinux(Ubuntu)で使用できます。
FMDataMigrationコマンドは、macOSおよびLinux版のFileMaker Serverの場合には、FileMaker Serverフォルダの直下にあるDatabase Serverフォルダ内にあるbinフォルダ内にインストールされます。Windows Server版のFileMaker Serverの場合には、FileMaker Serverフォルダの直下にあるDatabase Serverフォルダ内にインストールされます。
[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Data Migration ToolとiOS App SDKが公開(FAMLog)
Ubuntu 20.04 LTSの標準サポート終了予定日
December 08, 2022
Ubuntu 20.04 LTSは2025年4月に標準サポートが終了する予定となっています。
UbuntuはDebianベースのLinuxディストリビューションであり、現時点におけるUbuntu LTS版の最新バージョンはUbuntu 22.04 LTS(Ubuntu 22.04.1 LTS)です。Ubuntu 18.04 LTSは2023年4月に、Ubuntu 22.04 LTSは2027年4月に標準サポートが終了する予定となっています。
バージョン19.5.1のClaris FileMaker Server for LinuxではUbuntu 18.04 LTSに加えてUbuntu 20.04 LTSもサポートされるようになりましたが、バージョン19.6.1ではUbuntu 18.04 LTSがサポート対象外になっています。
[関連]Ubuntu 18.04 LTSの標準サポート終了予定日(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:Ubuntu 20.04のサポート(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)
fmctokenのバージョン確認方法
November 30, 2022
Claris ID 更新トークンおよびClaris ID トークンを取得・表示できるコマンドラインツールであるfmctokenのバージョンを確認するには、fmctokenコマンドで-vオプションもしくは--versionオプションを使用します。
macOSおよびUbuntuではfmctokenのバージョン情報は次のように表示されます。なお、Windowsの場合にはfmctoken.exeを利用します。
[実行例]
% fmctoken -v
fmctoken 1.0.0
現時点におけるfmctokenの最新版はバージョン1.0.0です。エミックラーニングの講座「Claris FileMaker Cloudと連動したWebフォームの作成」にご登録いただくと無料でfmctokenをダウンロードできます。
[関連]fmctokenの提供を開始(FAMLog)、fmctoken 1.0.0の動作環境(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5でODataを停止する方法
November 18, 2022
Claris FileMaker Server 19.5ではmacOSおよびWindows ServerにおいてもODataを利用できるようになりましたが、Admin Consoleを用いる方法以外に、fmsadminコマンドを使用してODataのプロセスを停止できます。
fmsadminコマンドを用いてODataのプロセスを停止するには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin stop odata -y
なお、ODataのプロセスを起動するにはfmsadminコマンドのstartコマンドを使用します。
[実行例]
$ fmsadmin start odata
[関連]FileMaker Server 16でFileMaker Data API エンジンを停止する方法(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:WindowsおよびmacOSにおけるODataのサポート(FAMLog)、
Apache Tomcat 8.5.83、9.0.68、10.0.27および10.1.1ではセキュリティ脆弱性が修正済み
November 09, 2022
2022年10月に公開されたApache Tomcat 8.5.83、Apache Tomcat 9.0.68、Apache Tomcat 10.0.27およびApache Tomcat 10.1.1ではセキュリティ脆弱性が修正されています。
Apache Tomcat 8.5.83、Apache Tomcat 9.0.68、Apache Tomcat 10.0.27およびApache Tomcat 10.1.1では、Apache TomcatにおいてrejectIllegalHeaderをfalse(8.5系だけは初期設定)にして無効なHTTPヘッダーを無視する設定としている場合に無効なContent-Lengthヘッダーを含むリクエストであっても拒否しない問題(CVE-2022-42252)が修正されています。
なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン10.1.1ですが、Claris FileMaker Server 19.5.4ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.45が使用されています。
[関連]JVNVU#93003913: Apache Tomcatにおける無効なHTTPヘッダの取り扱いに関する問題(Japan Vulnerability Notes)
Contact Form 7 5.6.4が公開
October 19, 2022
Contact Form 7 5.6.4が公開されています。
Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。バージョン5.6.4では、特別なメールタグを処理する際における冗長なエスケープ処理が削除され、フロントエンドJavaScriptにおけるブラウザー互換性確認処理の追加やスキーマ関連の不具合修正が行われています。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードできます。
OpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6が公開
October 12, 2022
OpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.6では、カスタム暗号作成をサポートするEVP_CIPHER_meth_new()関数および関連する関数にてカスタム暗号を誤って処理することに起因しNULL暗号化が発生する問題(CVE-2022-3358)が修正されています。
なお、OpenSSL 1.1.1系列については当該脆弱性の影響を受けないとのことです。
[関連]JVNVU#92530096: OpenSSLのNID_undefを使用したカスタム暗号におけるNULL暗号化の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
(2022/10/13追記:重大な不具合が検出されたためOpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6の公開が取り下げられており、不具合に対応する新バージョンの公開を現在準備中であるとのことです。)