FAMLog
FileMaker Pro 18 Advancedのピアツーピア共有は廃止予定の機能に
July 17, 2019
FileMaker Pro 18 AdvancedではFileMaker Pro Advancedによるピアツーピア共有は廃止予定の機能になっています。
さらに、バージョン18では、ピアツーピアでの共有(FileMaker Pro Advancedによるクライアント共有機能)はテスト目的でのみ利用できるライセンスに変更されています。
本番環境では利用できないようになったため、テスト目的ではなく実運用でFileMakerネットワーク共有を利用するには、FileMaker ServerもしくはFileMaker Cloud for AWSを使用する必要があります。
[関連]FileMaker 18 プラットフォームで削除される機能(FAMLog)
OpenSSH 8.0が公開
April 19, 2019
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.0」が公開されています。
OpenSSH 8.0では、scpの脆弱性(CVE-2019-6111)に対する緩和策が導入され、リモートのサーバーからローカルのディレクトリにscpでファイルをコピーする際に、サーバーから送られたファイル名がクライアント側の要求と一致するかどうかチェックするように変更されています。
なお、scpのプロトコルは旧式であるため、ファイル転送にはscpの代わりにsftpやrsyncといったプロトコルの利用が推奨されています。
[参考]OpenSSH 8.0 がリリースされました(春山征吾のBlog)
INTER-Mediator 5.10を公開
April 17, 2019
INTER-Mediator 5.10を公開しました。同時に、バージョン5.10をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator 5.10では、日付書式で日本の新元号「令和」に対応しました。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。なお、INTER-Mediatorは現在バージョン6系統の開発も別途進められている状況です。
Ruby on Rails 4.2.11.1、5.0.7.2、5.1.6.2および5.2.2.1が公開
March 15, 2019
Ruby on Rails 4.2.11.1、Ruby on Rails 5.0.7.2、Ruby on Rails 5.1.6.2およびRuby on Rails 5.2.2.1が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 4.2.11.1、Rails 5.0.7.2、Rails 5.1.6.2およびRails 5.2.2.1ではActive Viewにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2019-5418とCVE-2019-5419)が修正されています。
さらに、Rails 5.2.2.1ではDevelopmentモードにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2019-5420)も修正されています。
FAMLog News Archive:第84回 2019年春号
March 06, 2019
■PHP 5.6系統の最終バージョンが公開(2019年1月)
PHP 5.6.40が2019年1月に公開されました。PHP 5.6.40はPHP 5.6系統における最後のバージョンとなる予定であるため、今後はバージョン7.1系統以降へのアップグレードが推奨されています。なお、現時点におけるPHPの最新バージョンは2019年2月に公開されたバージョン7.3.2です。
[関連]PHP 5.6.40、PHP 7.1.26、PHP 7.2.14およびPHP 7.3.1が公開(FAMLog)、Mac版FileMaker Server 17.0.2.252ではインストールされるPHPのバージョンが更新(FAMLog)
■INTER-Mediator 5.9が公開(2019年1月)
PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 5.9が2019年1月に公開されました。INTER-Mediator 5.9では、PHP 5.6.40でINTER-Mediatorが動作しない不具合や、XAMPP for Windows利用時に発生していた互換性に関する問題が修正されています。
[関連]INTER-Mediator 5.9を公開(FAMLog)
FileMaker Pro 17 Advancedの改善点:サーバーへの再接続時の応答性
February 22, 2019
FileMaker Pro 17 Advancedでは、サーバーとのネットワーク接続が途絶えた場合に、接続を復旧している間にそのホストに依存しないファイルの作業を続行できるように改善されています。
バージョン17では、共有ファイルに再接続する方法が改善されており、切断されたファイルへの接続を再確立している間も他のローカルファイルや接続済みファイルを自由に操作できるようになっています。
なお、FileMaker ナレッジベースによると、FileMaker Pro 17 Advancedでは次のいずれかの条件に該当するとファイルへの再接続を試行しないようになっているとのことです。
・スクリプトに保存されていない変更内容がある
・ウインドウが[レイアウト]モードである
・[レイアウト設定]ダイアログボックスが開いている
・[タブ順設定]ダイアログボックスが開いている
[関連]FileMaker Pro Advanced で、あるファイルによって再接続を試行している間にローカルファイルおよび接続済みファイルを使用できるようにする(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 14の新機能:サーバーへの再接続(FAMLog)
Rubyist Magazine 0059 号が公開
February 01, 2019
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0059 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0059 号には、フロントエンドフレームワーク「Ovto」の紹介記事や、mruby/cを使った電子工作の解説記事、2018年10月に出版された「現場で使えるRuby on Rails5速習実践ガイド」の書籍紹介記事、国内で開催された地域Ruby会議のレポートなどが掲載されています。
INTER-Mediator 5.9を公開
January 30, 2019
INTER-Mediator 5.9を公開しました。同時に、バージョン5.9をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator 5.9では、PHP 5.6.40でINTER-Mediatorが動作しない不具合や、XAMPP for Windows利用時に発生していた互換性に関する問題が修正されています。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。
[関連]PHP 5.6.40、PHP 7.1.26、PHP 7.2.14およびPHP 7.3.1が公開(FAMLog)
FAMLog News Archive:第83回 2018年冬号
January 09, 2019
■macOS Mojaveに対応したFileMaker Server 17のインストーラが公開(2018年12月)
FileMaker Server 17.0.2.252 インストーラが2018年12月に公開されました。これにより、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14上での動作をサポートするようになっています。
[関連]FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応(FAMLog)
■INTER-Mediator 5.8が公開(2018年11月)
PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 5.8が2018年11月に公開されました。INTER-Mediator 5.8では、FileMaker Server 17のFileMaker Data APIに正式に対応しています。
[関連]INTER-Mediator 5.8を公開(FAMLog)
FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータが公開
December 06, 2018
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン17.0.3では、macOS Mojave 10.14において[編集]ダイアログボックスの表示上の問題や、[計算式の指定]ダイアログボックスに演算子を挿入するボタンが表示されない問題が修正されています。また、Windows版で、スクリプトワークスペースを最大化してスクリプトステップパネルが表示された後に元のサイズに戻すとアプリケーションが予期せず終了する不具合や、カスタムメニューの初期化中にアプリケーションが応答しなくなる問題が修正されています。
バージョン17.0.3にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。