FAMLog


OpenSSH 7.6が公開

October 05, 2017

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.6」が公開されています。

OpenSSH 7.6では、リードオンリーモードでsftp-serverが間違って長さが0であるファイルの作成を許可してしまっていたというセキュリティ上の問題が修正されています。

SSHプロトコルバージョン1のサポートが廃止された他、HMAC-RIPEMD160やRC4(arcfour)、Blowfish、CAST暗号のサポートが削除され、1024ビット未満のRSA鍵を拒否するようになっており、既存の設定に影響するかもしれない変更も多数含まれています。

[参考]OpenSSH 7.6 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

Rubyist Magazine 0056 号が公開

August 31, 2017

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0056 号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0056 号には、Ruby製の新しいWebフレームワークであるHanamiの紹介記事や、国内で開催された地域Ruby会議のレポートなどが掲載されています。

Tag: Ruby

FileMaker Server 16.0.2 アップデータが公開

July 18, 2017

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 16.0.2 アップデータ」を公開しています。

バージョン16.0.1のFileMaker Server 16をバージョン16.0.2に更新するこのアップデータには、セキュリティ更新、サードパーティ製コンポーネントの更新および不具合の修正が含まれています。JavaについてはJava 8 Update 131に、Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.77に更新されます。

FileMaker Server 16.0.2では、サブジェクトの別名(SAN)に対応したSSLサーバー証明書をインポートできないことがある問題や、FileMaker WebDirectにおいて特定のネットワーク構成でフィールド内容のエクスポートに失敗する問題などが修正されています。

[関連]Java 8 Update 131が公開(FAMLog)、Apache Tomcat 8.5.15、Apache Tomcat 8.0.44およびApache Tomcat 7.0.78が公開(FAMLog)

(2017/10/14追記:「Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.78に更新されます」を「Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.77に更新されます」に変更・修正しました。)

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 5.6を公開

June 23, 2017

INTER-Mediator 5.6を公開しました。同時に、バージョン5.6をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。バージョン5.6では、スタイル設定を特にしなくても見栄えの良いページを作成できるようになり、 さらにページの見栄えを変更できるテーマ機能を新たに追加しました。公式にMariaDBをサポートするようになった他、 オプションとして提供されているAuth_Supportフォルダー内のPasswordResetフォルダーにあるresetpassword.phpにおけるXSS脆弱性も修正されています。

今回テーマ機能が新設されたことで、旧バージョンからバージョンアップする際には注意点があります。必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。

Tag: FileMaker

iMac Proが2017年12月に登場予定

June 12, 2017

Appleが完全に新しいワークステーションクラスの製品ラインとなる「iMac Pro」を2017年12月に発売すると発表しています。

最大18コアのプロセッサーを搭載し、Macで初めて10Gb Ethernetを搭載するiMac Proは、最大で4TBのSSD、最大で128GBのメモリーをサポートします。4つのThunderbolt 3ポートには、高性能RAIDアレイを最大で2つ、5Kディスプレイを最大で2台同時に接続できます。

2017年12月に発売される予定であるiMac Proの価格は4,999米ドルからとなる見込みで、日本での予定価格は現在のところ発表されていません。

Tag: Mac

Ruby on Rails 5.1が公開

May 02, 2017

Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 5.1」が2017年4月下旬に公開されています。

バージョン5.1では、JavaScriptの依存管理をnpmからYarnに変更できるようになり、さらにオプションでwebpackを簡単にRailsアプリに統合できるようになっています。その他、Railsアプリの秘密情報を安全に管理できるようになるなど、数多くの新機能が追加されています。

なお、バージョン5.1系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

[関連]Ruby on Rails 5.1リリースノート(Ruby on Rails ガイド)

Tag: Ruby

Get(ネットワークタイプ)関数

April 20, 2017

FileMaker ProのGet(ネットワークタイプ)関数は、FileMaker Goで現在のファイルへのアクセスに使用されているネットワークの種類を示す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:現在のファイルがiOSデバイス上にあるローカルファイルの場合
・「1」:ネットワークタイプが不明な場合
・「2」:携帯電話ネットワークの場合
・「3」:Wi-Fiネットワークの場合

なお、iOS以外ではこの関数はサポートされておらず、FileMaker ProやFileMaker WebDirect等では空の文字列を返すようになっています。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSH 7.5が公開

March 23, 2017

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.5」が公開されています。

OpenSSH 7.5では、OpenSSH 7.3で修正された攻撃の亜種が有効だったCBCパディングオラクル対抗策の弱点が修正された他、移植版OpenSSHにおいてバージョン1.0.1より前のOpenSSLがサポート対象外となっています。なお、OpenSSHクライアントはCBC暗号モードを用いる暗号をデフォルトで無効にしており、sshdはCBC暗号モードを用いる暗号を最低の優先順位で提供していて次のリリースでデフォルトでは完全に取り除かれる予定となっています。

将来廃止される機能の告知も行われており、2017年6月から8月頃にかけてSSH v.1プロトコルのサポートを全面的に廃止する計画や、BlowfishとRC4暗号、RIPE-MD160 HMACのサポートを削除する予定などが案内されています。

[参考]OpenSSH 7.5登場(マイナビニュース)、OpenSSH 7.5 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

FileMaker カンファレンス 2017が2017年10月下旬に開催

March 14, 2017

ファイルメーカー社が、2017年10月23日(月)から10月25日(水)までの3日間、パシフィコ横浜の会議センター(神奈川県横浜市)で「FileMaker カンファレンス 2017」を開催すると発表しています。

入場無料および事前登録制のカンファレンスで、3日間の会期で30以上のセッション/ランチョンセミナー、参加型のワークショップおよび展示エリアでパートナー企業のブース出展が予定されています。また、すでに北米と欧州で提供が開始されているFileMakerのクラウドサービスである「FileMaker Cloud」をテーマとしたトラックが新設され、日本での利用を検討しているユーザーに向けて最新動向の情報が提供されるとのことです。

事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス特設ページにて2017年7月上旬より開始される予定です。

Tag: FileMaker

ターミナルでMacのハードウェア情報を取得する

March 03, 2017

macOSにおいてCLI(コマンドラインインターフェース)でハードウェア情報を取得する方法の1つにsystem_profilerコマンドを使用する方法があります。

system_profilerコマンドを使用してハードウェア情報を取得するには、ターミナルで次のように入力します。

[使用例]
system_profiler SPHardwareDataType

system_profilerコマンドを使用することで、Macの機種情報やCPU情報、メモリーサイズなどを確認できますが、それ以外にもMacのハードウェアやソフトウェア、ネットワークに関する概要情報も確認できます。

[関連]Mac のシステム情報について(Apple サポート)

Tag: Mac

このページの上へ