FAMLog


Sudoのバージョン確認方法

February 15, 2021

Sudoのバージョンを確認するには、sudoコマンドで--versionオプションを使用します。

macOS Big Sur 11.2.1では、sudoのバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
% sudo --version
Sudo version 1.9.5p2
Sudoers policy plugin version 1.9.5p2
Sudoers file grammar version 48
Sudoers I/O plugin version 1.9.5p2
Sudoers audit plugin version 1.9.5p2

なお、現時点におけるSudoの最新版はバージョン1.9.5p2です。

[関連]APPLE-SA-2021-02-09-1 macOS Big Sur 11.2.1, macOS Catalina 10.15.7 Supplemental Update, and macOS Mojave 10.14.6 Security Update 2021-002(FAMLog)

Tag: Mac

Zshのバージョン確認方法

February 09, 2021

Zsh(Z shell)のバージョンを確認するには、zshコマンドで--versionオプションを使用します。

macOS Big Sur 11.2では、Zshのバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
% zsh --version
zsh 5.8 (x86_64-apple-darwin20.0)

macOSではmacOS CatalinaからデフォルトのシェルとしてZshが設定されています。なお、現時点におけるZshの最新版はバージョン5.8です。

Tag: Mac

Get(アクティブポータル行番号)関数

January 22, 2021

Claris FileMaker ProのGet(アクティブポータル行番号)関数は、フォーカスが含まれているポータル行を表す番号を返します。現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合、一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。

Claris FileMaker Proにおけるポータルは、レコードを各行に1つずつ一覧表示するレイアウトオブジェクトです。ポータルを使用すると関連テーブルまたは現テーブルのレコードを表示できます。

Get(アクティブポータル行番号)関数は、ポータル行にフォーカスがない場合には「0」を返します。また、特定のポータル行を選択せずに、かつ特定のポータル行内でオブジェクトをアクティブにせずにポータルに移動した場合も「0」を返します。

Tag: FileMaker

Get(ウインドウのズームレベル)関数

January 19, 2021

Claris FileMaker ProのGet(ウインドウのズームレベル)関数は、現在のウインドウにおけるズーム倍率を返します。

FileMaker Proでは[ズームの設定]スクリプトステップを使用することで画面上の表示倍率を設定できます。設定できる縮小率は100%、75%、50%または25%で、設定できる拡大率は150%、200%、300%または400%です。[縮小表示]オプションを選択するとズームレベルを1レベル縮小し、[拡大表示]オプションを選択するとズームレベルを1レベル拡大します。

Get(ウインドウのズームレベル)関数はバージョン8で追加された関数です。なお、FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため常に「100」を返します。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 8.5.61およびApache Tomcat 9.0.41が公開

January 15, 2021

Apache Tomcat 8.5.61とApache Tomcat 9.0.41が2020年12月に公開されています。

Apache Tomcat 8.5.61およびApache Tomcat 9.0.41では、Apache Tomcat におけるJava APIの実装不備に起因する情報漏えいの脆弱性が修正されています。Apache Tomcat 8.5.61とApache Tomcat 9.0.41が公開されたのは先月上旬ですが、上述の修正に関する情報は今日になって公開されました。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.41です。なお、Claris FileMaker Server 19.2.1ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.39が使用されています。

[関連]JVNVU#96136392: Apache Tomcat における Java API の実装不備に起因する情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Apache

CentOS Linux 7のサポート終了予定日

December 28, 2020

CentOS Linux 7は2024年6月30日にサポートが終了する予定となっています。

CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、現時点におけるCentOS Linuxの最新バージョンはCentOS Linux 8 (2011)です。ただし、2020年12月にCentOS Linuxの開発方針が変更され、2029年5月末にサポートが終了する予定だったCentOS Linux 8は2021年12月末にサポートが終了する予定に変更されました。

CentOS Linux 7についてはRed Hat Enterprise Linux 7のライフサイクルにあわせて公開を進めるとのことで、現時点でFileMaker Server for Linuxがサポート対象としているCentOS Linux 7は今月変更された開発方針の影響は受けない模様です。

[関連]CentOS Linuxの開発方針が変更(FAMLog)、CentOS Linux 8のサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Linux

CakePHP 2.10.24が公開

December 21, 2020

CakePHP 2.10.24が2020年12月中旬に公開されています。

CakePHP 2.10.24はCakePHP 2.x系統の最後となる保守リリースです。CakePHP 2.10系統のセキュリティ修正は2021年6月15日まで継続される予定となっています。

なお、現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン4.2.0ですが、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 3.xやCakePHP 4.xに対応していないのでご注意ください。

Tag: Apache

OpenSSL 1.1.1iが公開

December 10, 2020

OpenSSL 1.1.1iが公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1iでは、影響度高と位置付けられているセキュリティ脆弱性(CVE-2020-1971)が修正されています。

OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了したので、現状はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。

[関連]JVNVU#91053554: OpenSSL における NULL ポインタ参照の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

Apache Tomcat 7.0.107、Apache Tomcat 8.5.60およびApache Tomcat 9.0.40が公開

December 04, 2020

Apache Tomcat 7.0.107、Apache Tomcat 8.5.60およびApache Tomcat 9.0.40が2020年11月に公開されています。

Apache Tomcat 8.5.60およびApache Tomcat 9.0.40では、HTTP/2のリクエストを処理する際の不備に起因する情報漏洩の脆弱性が修正されています。Apache Tomcat 8.5.60とApache Tomcat 9.0.40が公開されたのは先月中旬ですが、上述の修正に関する情報は今月になって公開されました。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.40です。なお、Claris FileMaker Server 19.1.2ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 8.5.55が使用されています。

[関連]JVNVU#94251682: Apache Tomcat における HTTP/2 リクエスト処理の不備に起因する情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Claris FileMaker Server 19.1.2 リリースノート(Claris ナレッジベース)

Tag: Apache

OpenSSL 1.1.1hが公開

September 24, 2020

OpenSSL 1.1.1hが公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1hには特にセキュリティ上の修正は含まれていないとのことです。

OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了したので、今後はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。

[関連]OpenSSL 1.0.2系統における暗号通信を解読可能な脆弱性(FAMLog)

Tag: Security

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