FAMLog
OpenSSL 3.5系列のサポート終了予定日
March 02, 2025
OpenSSL 3.5系列は2030年4月8日にサポートが終了する予定となっています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンは2025年2月に公開されたバージョン3.4.1ですが、2025年4月に公開される予定であるOpenSSL 3.5が次の長期サポート版(LTS)として位置付けられることが2025年2月下旬に案内されていました。
現在、バージョン3.0系統が長期サポート版として位置付けられており、OpenSSL 3.0系統は2026年9月7日までサポートされる予定となっています。
[関連]OpenSSL 3.0系列のサポート終了予定日(FAMLog)、OpenSSL 3.4系列のサポート終了予定日(FAMLog)
OpenSSL 3.4系列のサポート終了予定日
January 05, 2025
OpenSSL 3.4系列は2026年10月22日にサポートが終了する予定となっています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSLはバージョン3.0.0でライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0以降ではApache License, Version 2.0に変更されています。
現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンは2024年10月に公開されたバージョン3.4.0ですが、バージョン3.0系統が長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.0系統は2026年9月7日までサポートされる予定となっています。
[関連]OpenSSL 3.0系列のサポート終了予定日(FAMLog)、OpenSSL 3.3系列のサポート終了予定日(FAMLog)
LibreSSL 3.8.3が公開
March 19, 2024
LibreSSL 3.8.3が2024年3月上旬に公開されています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークされたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。ARM版Windowsで異常終了する問題が修正されているLibreSSL 3.8.3の公開と同時に、LibreSSL 3.9.0も開発版として公開されています。
なお、LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされ、1年間更新が行われるスケジュールになっています。
OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1が公開
January 31, 2024
OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1では、深刻度低と位置づけられている4点のセキュリティ脆弱性(CVE-2023-5678、CVE-2023-6129、CVE-2023-6237、CVE-2024-0727)が修正されています。
なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.2.1ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.1系統やOpenSSL 3.2系統のサポートが終了した後もOpenSSL 3.0系統はサポートされる予定となっています。
[関連]JVNVU#93108954: OpenSSLにおけるNULLポインタ参照の脆弱性(Security Advisory [25th January 2024])(Japan Vulnerability Notes)
OpenSSL 3.2.0が公開
November 28, 2023
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョンであるOpenSSL 3.2.0が公開されています。
OpenSSLはバージョン3.0.0でライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0以降ではApache License, Version 2.0に変更されています。OpenSSL 3.2.0はクライアント側のQUICに対応しており、バージョン3.2系統は2025年11月23日までサポートされる予定となっています。
なお、バージョン3.1系列のサポートは2025年3月14日に、バージョン3.0系列のサポートは2026年9月7日に終了する予定となっています。
LibreSSL 3.8.2が公開
November 15, 2023
LibreSSL 3.8.2が2023年11月上旬に公開されています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークされたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。SHA-3をサポートしたLibreSSL 3.8はこれまで開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン3.8.2で安定版として配布されるようになっています。
なお、LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされ、1年間更新が行われるスケジュールになっています。
OpenSSL 3.0.12およびOpenSSL 3.1.4が公開
October 27, 2023
OpenSSL 3.0.12およびOpenSSL 3.1.4が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.12およびOpenSSL 3.1.4では、鍵とIV(Initialization Vector)の長さに関する処理に問題があることで一部の共通鍵暗号の初期化時に切り捨てやオーバーフローが発生する可能性がある脆弱性(CVE-2023-5363)が修正されています。 OpenSSL Projectによると、OpenSSL SSL/TLS実装およびOpenSSL 3.0と3.1のFIPSプロバイダは本脆弱性の影響を受けないとのことです。
なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.1.4ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.0系統はOpenSSL 3.1系統のサポートが終了した後も約1年半引き続きサポートされる予定となっています。
[関連]JVNVU#99631663: OpenSSLにおける暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題(OpenSSL Security Advisory [24th October 2023])(Japan Vulnerability Notes)
OpenSSL 3.0.11およびOpenSSL 3.1.3が公開
September 20, 2023
OpenSSL 3.0.11およびOpenSSL 3.1.3が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.11およびOpenSSL 3.1.3では、深刻度が低であるセキュリティ脆弱性(CVE-2023-4807)が修正されています。
なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.1.3ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.0系統はOpenSSL 3.1系統のサポートが終了した後も約1年半引き続きサポートされる予定となっています。
[関連]JVNVU#96140980: OpenSSLのPOLY1305 MAC実装におけるWindows上のXMMレジスタが破損する問題(Security Advisory [8th September 2023])(Japan Vulnerability Notes)、OpenSSL 1.1.1wが公開(FAMLog)
OpenSSL 1.1.1wが公開
September 14, 2023
OpenSSL 1.1.1wが公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1wでは深刻度が低であるセキュリティ脆弱性(CVE-2023-4807)が修正されていますが、 OpenSSL 1.1.1系列は2023年9月11日にサポートが終了したことから今後はバージョン3.0系列以降を利用することが強く推奨されます。
なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.1.2ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.0系統はOpenSSL 3.1系統のサポートが終了した後も約1年半引き続きサポートされる予定となっています。
[関連]JVNVU#96140980: OpenSSLのPOLY1305 MAC実装におけるWindows上のXMMレジスタが破損する問題(Security Advisory [8th September 2023])(Japan Vulnerability Notes)、OpenSSL 1.1.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)、OpenSSL 3.0系列のサポート終了予定日(FAMLog)
OpenSSL 1.1.1v、OpenSSL 3.0.10およびOpenSSL 3.1.2が公開
August 04, 2023
OpenSSL 1.1.1v、OpenSSL 3.0.10およびOpenSSL 3.1.2が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1v、OpenSSL 3.0.10およびOpenSSL 3.1.2では影響度低と位置付けられているセキュリティ脆弱性が複数修正されています。
なお、OpenSSLはバージョン3.0.0でライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0以降ではApache License, Version 2.0に変更されています。
[関連]JVNVU#92583151: OpenSSLのAES-SIV実装における関連データエントリが正しく認証されない問題(Security Advisory [14th July 2023])(Japan Vulnerability Notes)、JVNVU#95617114: OpenSSLのDH_check()関数におけるDHキーとパラメータのチェックに過剰な時間がかかる問題(OpenSSL Security Advisory [19th July 2023])(Japan Vulnerability Notes)、JVNVU#98291788: OpenSSLのDH_check()関数におけるDHキーとパラメータのチェックに過剰な時間がかかる問題(Security Advisory [31st July 2023])(Japan Vulnerability Notes)