FAMLog
FileMaker Pro 16の変更点:Windows版におけるオブジェクトの座標
May 14, 2018
Windows版のFileMaker Pro 16では、マルチドキュメントインターフェース(MDI)からシングルドキュメントインターフェース(SDI)に変更されたことに伴い、GetLayoutObjectAttribute関数で取得できるオブジェクトの座標が変更されています。
FileMaker Pro 15以前では、起点の座標はFileMaker Proメニューバーもしくは表示されている場合はツールバーの左下端までの相対距離で示されていました。バージョン16では、メイン画面のデスクトップ領域の左上端までの相対距離に変更されています。GetLayoutObjectAttribute関数で影響を受ける属性は、bounds、left、right、top、bottom、startPointおよびendPointです。
なお、Windows版のFileMaker Pro 16では、GetLayoutObjectAttribute関数だけでなく次の取得関数の動作が旧バージョンと異なる場合があります。
・Get (ウインドウ左位置)
・Get (ウインドウ上位置)
・Get (ウインドウデスクトップ幅)
・Get (ウインドウデスクトップ高さ)
[関連]FileMaker Pro 16の改善点:Windows環境で一新されたユーザーインターフェース(FAMLog)、マルチドキュメントインターフェース (MDI) とシングルドキュメントインターフェース (SDI) の概要(FileMaker ナレッジベース)