FAMLog
Claris FileMaker Server 19.5.1の改善点:[名前を付けて XML として保存]スクリプトステップ
September 27, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.1では、FileMaker Serverから[名前を付けて XML として保存]スクリプトステップを使用してXMLファイルを保存できるようになっています。
FileMaker Pro 18 Advancedで追加された[名前を付けて XML として保存]スクリプトステップは、Claris FileMaker 19.4まではFileMaker Server スケジュールスクリプトではサポートされていませんでしたが、バージョン19.5ではサーバーサイドでも使用できるように改善されています。
当該スクリプトステップを使用すると、開いているファイルのコピーをスキーマ、レイアウトおよびスクリプトのXML表現として保存します。なお、このXML形式は、FileMaker Proのバージョンごとに変更されることがあるとのことです。
[関連]FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:名前を付けて XML として保存(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5.4の提供が開始
September 22, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.4の提供が開始されています。
FileMaker Server 19.5.4では、Claris FileMaker Pro 19.5.1および19.5.2でアクセスが制限されたアカウントで[ファイルオプション]ダイアログボックスの設定を変更した後にFileMaker ProおよびFileMaker Serverで再度開くことができなかったファイルを開けるようになっています。
なお、バージョン19.5のFileMaker Server for LinuxではUbuntu 20.04 LTSとUbuntu 18.04 LTSがサポートされていますが、将来のバージョンではUbuntu 18.04 LTSはサポート対象外になる予定となっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.4の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.5.4の提供が開始
September 21, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.4の提供が開始されています。
FileMaker Pro 19.5.4では、FileMaker Pro 19.5.1および19.5.2でアクセスが制限されたアカウントで[ファイルオプション]ダイアログボックスの設定を変更した後にFileMaker ProおよびFileMaker Serverで再度開くことができなかったファイルを開けるようになっています。また、macOS版においてプレビュー機能として搭載されていたクイックスタートエクスペリエンスが削除されています。クイックスタートエクスペリエンスはバージョン19.5で廃止予定となっていました。
Claris FileMaker 19.5.4のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration Toolも同時に更新されています。なお、FileMaker Pro 19.5.1以降ではWindows 8.1がサポートされなくなっています。
(2022/09/22追記:「アクセスが制限されたアカウントで[ファイルオプション]ダイアログボックスの設定を変更した後に」の前に「FileMaker Pro 19.5.1および19.5.2で」を追加しました。)
Claris FileMaker Pro 19.5.1の新機能:[fmp URL でファイルを開く前に警告する]オプション
September 12, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.1では、[環境設定]ダイアログボックスの[許可]タブに[fmp URL でファイルを開く前に警告する]オプションが追加されています。
[fmp URL でファイルを開く前に警告する]を有効にすると、fmp URLを使用して共有カスタム Appを開くときに通知されるようになります。[常にこのホストの fmp URL を許可]を選択してから[開く]をクリックすると、FileMaker Proがカスタム Appを開いて許可された一覧にホストを追加し、このホストではこれ以上通知を受け取ることがなくなります。
なお、この通知は初期状態では無効になっています。設定支援インストールで当該通知機能を有効にするには「Assisted Install.txt」ファイル内でAI_WARN_FMP_URLを設定します。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Server 19.5.3の提供が開始
September 01, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.3の提供が開始されています。
OpenSSL 1.1.1qに更新されたFileMaker Server 19.5.3では、OData以外の要求がODataプロセスにルーティングされるとODataプロセスが応答を停止する問題や、複数のマシン展開を使用している場合にClaris FileMaker WebDirectで[メールを送信]スクリプトステップが失敗する問題、UbuntuにおいてFileMaker Serverをインストールする前にlibcurl3-gnutlsパッケージがインストールされていなかった場合にFileMaker Serverが起動に失敗する問題などが修正されています。
なお、バージョン19.5のFileMaker Server for LinuxではUbuntu 20.04 LTSとUbuntu 18.04 LTSがサポートされていますが、将来のバージョンではUbuntu 18.04 LTSはサポート対象外になる予定となっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.3の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.5.3の提供が開始
August 31, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.3の提供が開始されています。
OpenSSL 1.1.1qに更新されたFileMaker Pro 19.5.3では、FileMaker Pro 19.5.1および19.5.2でアクセスが制限されたアカウントで[ファイルオプション]ダイアログボックスの設定を変更した後にファイルを再度開くことができない問題が修正されています。
Claris FileMaker 19.5.3のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration Toolも同時に更新されています。なお、FileMaker Pro 19.5.1以降ではWindows 8.1がサポートされなくなっています。
(2022/09/22追記:「アクセスが制限されたアカウントで[ファイルオプション]ダイアログボックスの設定を変更した後に」の前に「FileMaker Pro 19.5.1および19.5.2で」を追加しました。)
「Claris Engage Japan 2022」のご案内
August 30, 2022
2022年10月26日から10月28日までオンラインで開催される「Claris Engage Japan 2022」において2つセッションを担当します。
2日目の10月27日(木)17時から開始予定のテクニカルセッション「社内システムから Claris FileMaker Cloud に接続する際に知っておきたいポイント」ではClaris FileMaker CloudのAPIを使用するために必要となるClaris IDの各種トークンに関する解説を、同日18時から開始予定のテクニカルセッション「Claris FileMaker Server で多要素認証を導入するには」ではKeycloakを活用してClaris FileMaker Server上の共有データベースに接続する際に多要素認証を要求するように設定する方法について解説を行う予定です。
参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。
Claris Engage Japan 2022
開催日:2022年10月26日(水)〜10月28日(金)
参加費:無料(事前登録制)
詳細:https://www.claris.com/ja/engage/
[関連]Claris Engage Japan 2022の事前登録受付が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Data Migration Tool 19.5.1の新機能:-target_localeオプション
August 29, 2022
バージョン19.5.1以降のClaris FileMaker Data Migration Toolでは、生成されるターゲットファイルに新しいロケールを指定する-target_localeオプションを利用できるようになっています。
今年の5月頃に無料でダウンロードできるようになったClaris FileMaker Data Migration Toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルのデータを高速に移行できるコマンドラインツールです。現時点(2022年8月29日時点)におけるFileMaker Data Migration Toolの最新版はバージョン19.5.2であり、Windows、macOSおよびLinux(Ubuntu)で使用できます。
なお、-target_localeオプションで指定できるロケールの一覧についてはClaris FileMaker Data Migration Tool Guide(英語)に記載されており、日本語に変更する場合には「Japanese」を指定します。
[関連]Claris FileMaker Data Migration ToolとiOS App SDKが公開(FAMLog)
カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に
August 26, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始された際に、カスタムWeb公開 with PHPが今後廃止予定であることがClaris ナレッジベースで案内されています。
FileMaker Server 19.5.2で廃止予定となったカスタムWeb公開 with PHP(CWP with PHP)の代替方法として、Claris FileMaker Data API、OData APIもしくはODBC/JDBCが案内されています。
最新版のFileMaker ServerではすでにインストーラーにPHPが添付されなくなっており、現在FileMaker API for PHPを使用している場合には将来的には代替方法のいずれかへの移行を検討することが必要になります。
[関連]FileMaker 19 - 廃止予定の機能およびオペレーティングシステム(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server インストーラへの PHP 添付の廃止について(Claris ナレッジベース)
FMウェブもくもく会 vol.14開催のお知らせ
August 25, 2022
2022年8月28日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 vol.14」を開催します。
カスタムWeb勉強会は2020年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。隔月でFileMakerもくもく会が開催される日の午前中に開催し、今回もオンラインで開催します。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/258465/