FAMLog
Claris FileMaker Data Migration Tool 19.5.1の新機能:-target_localeオプション
August 29, 2022
バージョン19.5.1以降のClaris FileMaker Data Migration Toolでは、生成されるターゲットファイルに新しいロケールを指定する-target_localeオプションを利用できるようになっています。
今年の5月頃に無料でダウンロードできるようになったClaris FileMaker Data Migration Toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルのデータを高速に移行できるコマンドラインツールです。現時点(2022年8月29日時点)におけるFileMaker Data Migration Toolの最新版はバージョン19.5.2であり、Windows、macOSおよびLinux(Ubuntu)で使用できます。
なお、-target_localeオプションで指定できるロケールの一覧についてはClaris FileMaker Data Migration Tool Guide(英語)に記載されており、日本語に変更する場合には「Japanese」を指定します。
[関連]Claris FileMaker Data Migration ToolとiOS App SDKが公開(FAMLog)
カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に
August 26, 2022
Claris FileMaker Server 19.5.2の提供が開始された際に、カスタムWeb公開 with PHPが今後廃止予定であることがClaris ナレッジベースで案内されています。
FileMaker Server 19.5.2で廃止予定となったカスタムWeb公開 with PHP(CWP with PHP)の代替方法として、Claris FileMaker Data API、OData APIもしくはODBC/JDBCが案内されています。
最新版のFileMaker ServerではすでにインストーラーにPHPが添付されなくなっており、現在FileMaker API for PHPを使用している場合には将来的には代替方法のいずれかへの移行を検討することが必要になります。
[関連]FileMaker 19 - 廃止予定の機能およびオペレーティングシステム(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server インストーラへの PHP 添付の廃止について(Claris ナレッジベース)
FMウェブもくもく会 vol.14開催のお知らせ
August 25, 2022
2022年8月28日(日)午前10時より「FMウェブもくもく会 vol.14」を開催します。
カスタムWeb勉強会は2020年6月からFMウェブもくもく会としてリニューアルしました。FMウェブもくもく会は、Claris FileMakerとWebに関してもくもくがやがや一緒に勉強していく会です。隔月でFileMakerもくもく会が開催される日の午前中に開催し、今回もオンラインで開催します。
詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://fmweb-mokumokukai.connpass.com/event/258465/
2022年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
August 24, 2022
2022年8月20日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:fmcsadmin 2.0.0の新機能(PDF形式/ファイルサイズ:約650KB)
「fmcsadmin-for-FileMaker19dot5.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
3d4096d48701dd55403195b7c02403f082ca498ec76a5aada9903dd760f5a63e
■関連リンク
・fmcsadmin(株式会社エミック)
・Claris FileMaker 19 Admin API ガイド(FileMaker)
・fmcsadmin 2.0.0の動作環境(FAMLog)
・Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)
Claris Engage Japan 2022の事前登録受付が開始
August 23, 2022
Claris Engage Japan 2022の事前登録受付が開始されています。
Claris Enagage Japanは、Clarisが主催する日本最大の年次カンファレンスです。今年もオンラインで40以上のセッションが配信される予定です。2022年10月26日(水)から28日(金)までの3日間、複数のチャンネルでスケジュールに沿って動画がオンラインで配信されます。昨年同様、セッション配信直後に、Claris パートナーの有志が企画・運営するバーチャルイベントスペースに移動することにより、セッション Q&A ラウンジにてスピーカーに直接質問することも可能です。
なお、Claris Engage Japan 2022では、10月27日(木)に2つのセッション(「社内システムから Claris FileMaker Cloud に接続する際に知っておきたいポイント」および「Claris FileMaker Server で多要素認証を導入するには」)を担当します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。
Claris FileMaker Pro 19.5.1の新機能:ライセンス証明書ファイルの置き換え
August 17, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.1では、FileMaker Proを終了せずにいつでも既存のライセンス証明書ファイルを置き換えられるようになっています。
FileMaker Proをアンイストールすることなくライセンス証明書ファイルを置き換えるには、FileMaker Proを起動した後に、[ヘルプ]メニューの[FileMaker ライセンスの置き換え...]を選択してから[ライセンスを入力...]をクリックします。その後、[参照...]をクリックして新しいライセンス証明書ファイルを選択します。
なお、バージョン19.0以降のmacOS版FileMaker Proでは、FileMaker Proを終了している状態でFileMaker Proのアプリケーションアイコンに新しいライセンス証明書ファイルをドラッグすることで、ライセンス証明書ファイルを置き換えることもできます。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始(FAMLog)
fmctoken 1.0.0の動作環境
August 12, 2022
fmctokenは、Claris ID 更新トークンおよびClaris ID トークンを取得・表示できるコマンドラインツールです。エミックラーニングの講座「Claris FileMaker Cloudと連動したWebフォームの作成」にご登録いただくと無料でfmctokenをダウンロードできます。
fmctoken 1.0.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、Ubuntu Server 20.04 LTS、Ubuntu 20.04 Desktop、macOS Big Sur 11以降(macOS Monterey 12で動作確認済み)およびWindows 10 Version 21H1以降(Windows 11で動作確認済み)です。fmctokenは、Claris FileMaker Proを実行する環境で使用することが想定されているツールですが、macOS版とWindows版だけでなくLinux版も用意されています。
使用にあたっては事前にClaris ID アカウントを取得する必要があり、fmctokenを使用する前にWebブラウザーでhttps://my.claris.com/にアクセスしてサインインしてください。Claris IDにサインインした同じ環境でfmctokenを実行することを推奨します。
[関連]fmctokenの提供を開始(FAMLog)
FMPress CloudAuth 1.0.0の動作環境
August 10, 2022
FMPress CloudAuthは、FMPress FormsおよびFMPress ProをClaris FileMaker Cloudに接続できるようにするWordPressプラグインです。
2022年8月現在、FMPress CloudAuthのご利用には、バージョン7.4以降のPHPとバージョン5.7以降のWordPressが稼働するWebサーバー、バージョン1.2.0以降のFMPress FormsもしくはFMPress Pro、バージョン5.5以降のContact Form 7(FMPress Forms使用時)そしてClaris FileMaker Cloudが必要です。FMPress CloudAuthが有効化されていると、WordPressの管理画面でFMPressデータソースを編集する際に、ドライバーとしてFileMaker ServerだけでなくFileMaker Cloudも指定できるようになります。
FMPress CloudAuthのライセンスはGPLv3であり、エミックラーニングの講座「Claris FileMaker Cloudと連動したWebフォームの作成」にご登録いただくと無料でダウンロードできます。
[関連]FMPress CloudAuthの提供を開始(FAMLog)
FMDataAPI Ver.28が公開
August 05, 2022
Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン28が公開されています。
新居雅行氏が開発したFMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.28では、FMDataAPIクラスにgetContainerDataメソッドが追加されています。また、FileMakerRelationクラスに用意されているtoArrayメソッドの不具合が修正されています。
FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
Claris FileMaker Pro 19.5.1の新機能:バージョン19.5.1で追加された関数
August 03, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.1では新しい関数が追加され、オブジェクト名、配列索引またはパスで指定された要素のJSONデータタイプを検証して返す関数や、オブジェクトフィールドの画像内にあるテキストもしくはオブジェクトフィールド内のQRコードの値を返す関数が新設されています。
バージョン19.5.1で追加された関数一覧は次の通りです。
・GetLiveText
・JSONGetElementType
・ReadQRCode
なお、GetLiveText関数およびReadQRCode関数を使用するには、iOS 15.0、iPadOS 15.0もしくはmacOS Monterey 12.0以降が必要です。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始(FAMLog)