FAMLog
Java SE 8のパブリック更新終了によるFileMaker Serverへの影響について
December 27, 2018
FileMaker ServerとJava SE 8に関する情報がFileMaker ナレッジベースに掲載されています。
オラクル社がJava SE 8のパブリック更新終了を発表していましたが、個人ユーザー向けには少なくとも2020年12月まで、商用ユーザー向けには2019年1月までOracle Java SE 8の無償でのパブリック更新と自動更新の提供を継続します。
今月発表されたFileMaker ナレッジベースの記事によると、FileMaker ServerはJava SE 8を用いてFileMaker WebDirectやカスタムWeb公開(CWP)といったWebテクノロジーを実装していますが、オラクル社によるJava SE 8のパブリック更新終了に関する決定はFileMaker プラットフォームには特に影響はないと記載されています。
[関連]Java SE 8 のパブリック更新終了による FileMaker への影響について(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker 18 プラットフォームで削除される機能
December 21, 2018
ファイルメーカー社が、次期バージョンのFileMaker 18 プラットフォームで廃止予定または削除される機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker 18 プラットフォームでは、macOS Sierra 10.12のサポートを終了し、FileMaker Serverのスウェーデン語版は提供されなくなる予定となっています。また、FileMaker Pro Advancedのピアツーピア共有は将来的に廃止予定となり、この機能は接続テスト目的でのみ使用できる位置付けとなるとのことです。
なお、FileMaker Pro Advancedのピアツーピア共有機能は、安全性と安定性の観点から実際の運用で利用することは推奨されていませんが、一時的な動作確認等のためにテスト目的での使用を想定して機能の提供は継続されるようです。
[関連]FileMaker Cloud 1のサポート終了予定日(FAMLog)
FileMaker Go 17.0.4が公開
December 12, 2018
FileMaker Go 17.0.4の提供が開始され、同時にFileMakerデータベースからiOSアプリを作成できるソフトウェア開発キット「iOS App SDK」も更新されています。
FileMaker Go 17.0.4では、12.9インチiPad Pro(第3世代)および11インチiPad Proの画面解像度をサポートするようになっています。
なお、iOS App SDKは、FileMaker Developer Subscriptionを購入すると利用できます。FileMaker Developer Subscriptionの価格は年間9,000円(税別)です。
FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応
December 07, 2018
FileMaker Server 17のインストーラが更新され、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14上での動作をサポートするようになっています。
macOS Mojaveに対応したFileMaker Server 17.0.2.252 インストーラはフルインストーラであるため、インストールディスクイメージおよびライセンス証明書ファイルをソフトウェアダウンロードページからダウンロードする必要があります。
既存のFileMaker Serverがインストールされた環境をmacOS Mojaveにアップグレードする場合には、一度FileMaker Serverをアンインストールする必要が出てきます。インストール手順の詳細については、FileMaker Server 17.0.2.252 インストーラのページと、FileMaker Server 17 インストールおよび構成ガイドを参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータが公開
December 06, 2018
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン17.0.3では、macOS Mojave 10.14において[編集]ダイアログボックスの表示上の問題や、[計算式の指定]ダイアログボックスに演算子を挿入するボタンが表示されない問題が修正されています。また、Windows版で、スクリプトワークスペースを最大化してスクリプトステップパネルが表示された後に元のサイズに戻すとアプリケーションが予期せず終了する不具合や、カスタムメニューの初期化中にアプリケーションが応答しなくなる問題が修正されています。
バージョン17.0.3にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
FileMaker Go 17の新機能:ローカル通知
December 05, 2018
FileMaker Go 17ではローカル通知を表示できるようになっています。
FileMaker Pro 17 Advancedでは[ローカル通知の構成]スクリプトステップが新しく追加されており、このスクリプトステップを利用することでFileMaker Go 17でローカル通知を表示させることが可能です。
[ローカル通知の構成]スクリプトステップは、FileMaker Goが実行されていない時やバックグラウンドで実行されている時でもiPadやiPhone上で通知を表示するようにできるもので、FileMaker Goでのみ利用できるスクリプトステップとなっています。
[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:バージョン17で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)
2018年12月「FM関西ユーザーズグループ」発表資料
December 04, 2018
2018年12月1日に開催された「FM関西ユーザーズグループ」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:fmcsadminの使い方(PDF形式/ファイルサイズ:約240KB)
「how-to-use-fmcsadmin-trial.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
121a3960052a2fdad90d64539826bfca0af6537cbd399a1d5186680789a24772
■関連リンク
・fmcsadmin – CLIでFileMaker Admin APIを操作(株式会社エミック)
・fmcsadmin 0.9.2を公開(株式会社エミック)
・FileMaker Server 17 リリースノート(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Cloud 17 Admin API Guide(FileMaker)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Go 17の新機能:ドラッグアンドドロップ
November 30, 2018
FileMaker Go 17では、iPadを使用している際にアプリケーション間でテキストや写真、ファイルをドラッグアンドドロップできるようになっています。
ドラッグアンドドロップを行うには、iPadで2つのAppをSplit ViewまたはSlide Overで開き、アイテムが浮き上がるまで長押しした後、アイテムを別のAppまでドラッグしてドロップする手順をとる必要があります。
なお、iPadおよびiPhone向けに設計された単一のユニバーサルなアプリケーションであるFileMaker Go 17は、iOS 11.2またはそれ以降のバージョンが実行されているiOSデバイスと互換性があります。
[関連]iPad でマルチタスク機能を使う(Apple サポート)
FileMaker Go 16の提供終了予定日
November 28, 2018
FileMaker Go 16は2019年9月24日にApp Storeから削除される予定となっています。
FileMaker Go 16はFileMaker Server 14に接続できますが、FileMaker Go 17はFileMaker Server 14に接続できません。FileMaker Server 14を利用している場合には、削除されるまでにApp StoreからFileMaker Go 16をダウンロードしておく必要がありますが、FileMaker 14 プラットフォームは2018年9月にメーカーサポートが終了しています。
なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 16が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。
[関連]サポート対象製品(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Go 16 のシステム条件(FileMaker ナレッジベース)
FMDataAPI Ver.14が公開
November 27, 2018
新居雅行氏がFileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン14を2018年11月中旬に公開しています。
FMDataAPIの利用にはFileMaker Server 17もしくはFileMaker Cloud 1.17が必要です。FMDataAPI Ver.14では、Jupyter Notebookベースのサンプルが追加されています。
FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能でしたが、バージョン17では正式版として利用できるようになっています。なお、FileMaker Server 16のFileMaker Data API (Trial)は、2018年9月27日が試用期限であり現在は使用できません。
[関連]FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Data API(FAMLog)、Jupyter notebookでPHPを動かす(Blog by msyk)