FAMLog
OpenSSH 9.6の提供が開始
December 21, 2023
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョンであるOpenSSH 9.6が2023年12月中旬に公開されています。
不具合の修正だけでなくセキュリティ修正も含まれているOpenSSH 9.6では、中間者攻撃を可能にするTerrapin attackを妨害するプロトコル拡張が実装されていて、鍵交換中に不要なメッセージや予測されないメッセージを受け取った場合に接続の終了を要求するようになっています。
バージョン9.6ではいくつか小さな機能追加も実施されており、PEM PKCS8形式ED25519秘密鍵の読み取りがサポートされるようになっています。
[参考]OpenSSH 9.6p1 がリリースされました(春山征吾のBlog)
macOS Ventura 13.6.3およびmacOS Monterey 12.7.2の提供が開始
December 19, 2023
macOS Ventura 13.6.3およびmacOS Monterey 12.7.2の提供が2023年12月中旬に開始されています。
macOS Ventura 13.6.3およびmacOS Monterey 12.7.2ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverは、バージョン19.4.1以降でmacOS Montereyに対応するようになっており、バージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールがサポートされるようになっています。
[関連]macOS Sonoma 14.2の提供が開始(FAMLog)、Safari 17.2の提供が開始(FAMLog)
Safari 17.2の提供が開始
December 18, 2023
AppleからSafari 17.2の提供が開始されています。
Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン17.2ではWebKitのセキュリティ脆弱性が2件修正されています。macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17.2はmacOS Sonoma 14.2にも搭載されています。
なお、macOS Big Sur用のSafari 17が提供されていないことから、実質的にmacOS Monterey以降にバージョンアップすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Sonoma 14.2の提供が開始(FAMLog)
macOS Sonoma 14.2の提供が開始
December 15, 2023
macOS Sonoma 14.2の提供が開始されています。
macOS Sonoma 14.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Sonomaに対応しているMacは、iMac(2019以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2018以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022以降)およびMac mini(2018以降)です。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、iOS 17.2およびiPadOS 17.2の提供が開始(FAMLog)
iOS 16.7.3およびiPadOS 16.7.3の提供が開始
December 14, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.7.3と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.7.3の提供が開始されています。
iOS 16.7.3およびiPadOS 16.7.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-42916およびCVE-2023-42917)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.7.3に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.7.3にアップデートすることが推奨されます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]iOS 17.2およびiPadOS 17.2の提供が開始(FAMLog)
iOS 17.2およびiPadOS 17.2の提供が開始
December 13, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 17.2と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 17.2の提供が開始されています。
日々の記録をつけられるジャーナルアプリが追加されたiOS 17.2とPDFで連絡先や名前などの自動入力をサポートしたiPadOS 17.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
Safari 17.1.2の提供が開始
December 06, 2023
Safari 17.1.2の提供が2023年11月下旬に開始されています。
Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン17.1.2ではWebKitのセキュリティ脆弱性が2件修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、macOS MontereyもしくはmacOS Venturaを使用している場合にはSafari 17.1.2に更新することが推奨されます。
なお、macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17.1.2はmacOS Sonoma 14.1.2にも搭載されています。
[関連]iOS 17.1.2およびiPadOS 17.1.2の提供が開始(FAMLog)、macOS Sonoma 14.1.2の提供が開始(FAMLog)
macOS Sonoma 14.1.2の提供が開始
December 05, 2023
macOS Sonoma 14.1.2の提供が2023年11月下旬に開始されています。
macOS Sonoma 14.1.2ではWebKitのセキュリティ脆弱性が2件修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、macOS Sonomaを使用している場合にはmacOS Sonoma 14.1.2に更新することが推奨されます。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。
[関連]Claris FileMaker and macOS Sonoma (14.0) and iOS 17 compatibility(Claris Knowledge Base)、Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、iOS 17.1.2およびiPadOS 17.1.2の提供が開始(FAMLog)
iOS 17.1.2およびiPadOS 17.1.2の提供が開始
December 04, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 17.1.2と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 17.1.2の提供が開始されています。
iOS 17.1.2およびiPadOS 17.1.2ではWebKitのセキュリティ脆弱性が2件修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
OpenSSL 3.2系列のサポート終了予定日
November 29, 2023
OpenSSL 3.2系列は2025年11月23日にサポートが終了する予定となっています。
現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンは、今月下旬に公開されたバージョン3.2.0です。OpenSSLはバージョン3.0.0でライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0以降ではApache License, Version 2.0に変更されています。
バージョン1.1.1系統は2023年9月11日にサポートが終了したため、今後はバージョン3.0系統もしくはバージョン3.1系統以降へのアップグレードが推奨されます。なお、長期サポート版(LTS)であるOpenSSL 3.0系統は2026年9月7日までサポートされる予定となっています。
[関連]OpenSSL 1.1.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)、OpenSSL 3.1.0が公開(FAMLog)、OpenSSL 3.2.0が公開(FAMLog)