FAMLog
Safari 17.3の提供が開始
January 29, 2024
AppleからSafari 17.3の提供が開始されています。
Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン17.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS MontereyもしくはmacOS Venturaを使用している場合にはSafari 17.3に更新することが推奨されます。
なお、macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17.3はmacOS Sonoma 14.3にも搭載されています。
[関連]macOS Sonoma 14.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
macOS Sonoma 14.3の提供が開始
January 26, 2024
macOS Sonoma 14.3の提供が開始されています。
macOS Sonoma 14.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS Sonomaを使用している場合にはmacOS Sonoma 14.3に更新することが推奨されます。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
iOS 15.8.1およびiPadOS 15.8.1の提供が開始
January 25, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.8.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.8.1の提供が開始されています。
iOS 15.8.1およびiPadOS 15.8.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-42916およびCVE-2023-42917)が修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。
[関連]iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始
January 24, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.7.5と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.7.5の提供が開始されています。
iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.7.5に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.7.5にアップデートすることが推奨されます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)
iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始
January 23, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 17.3と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 17.3の提供が開始されています。
iOS 17.3およびiPadOS 17.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、iOS 17.3では“盗難デバイスの保護”機能による追加のセキュリティ対策が導入されています。“盗難デバイスの保護”機能を利用すると、特定の操作を実行するときにパスコードを使用せずにFace IDまたはTouch IDを要求することで、iPhoneとApple IDのセキュリティを向上できます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
Apache Tomcat 8.5.64および9.0.44では情報漏洩の脆弱性(CVE-2024-21733)が修正済み
January 22, 2024
Apache Tomcat 8.5.64およびApache Tomcat 9.0.44では情報漏洩の脆弱性(CVE-2024-21733)が修正されています。
Apache Tomcat 8.5.64およびApache Tomcat 9.0.44が公開されたのは2021年ですが、CVE-2024-21733は今月になって公開された次第です。不完全なPOSTリクエストを受信した際のエラーレスポンスに、他のユーザーが以前にリクエストしたデータが含まれる可能性があったとのことです。
なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン10.1.18ですが、Claris FileMaker Server 2023(FileMaker Server 20.3.1)ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.69が使用されています。
[関連]JVNVU#98698305: Apache Tomcatにおける情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 8.5.61およびApache Tomcat 9.0.41が公開(FAMLog)、Apache Tomcat 7.0.109、8.5.68、9.0.48および10.0.7ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)
PHP 8.2.15とPHP 8.3.2が公開
January 19, 2024
PHP 8.2.15とPHP 8.3.2が公開されています。
PHP 8.2.15およびPHP 8.3.2では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系統の公式セキュリティサポートは2023年11月に終了しており、今後はバージョン8.1系列以降に更新することが推奨される状況になっています。
なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日まで、PHP 8.3は2026年11月23日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。PHPはバージョン8.4系統の開発も進められており、現在のところ2024年11月下旬にPHP 8.4が公開される予定となっています。
Apache Tomcat 8.5.98、Apache Tomcat 9.0.85およびApache Tomcat 10.1.18が公開
January 18, 2024
Apache Tomcat 8.5.98、Apache Tomcat 9.0.85およびApache Tomcat 10.1.18が2024年1月上旬に公開されています。
Apache Tomcat 8.5.98、Apache Tomcat 9.0.85およびApache Tomcat 10.1.18では、NIO2コネクターにおける仮想スレッドのサポートに対する修正が行われています。Apache Tomcat 8.5系列については2024年3月31日にサポートが終了し、2024年7月になるとApache Tomcat 8.5のダウンロードページが削除される予定となっています。
なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン10.1.18ですが、Claris FileMaker Server 2023(FileMaker Server 20.3.1)ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.69が使用されています。
FMPress ProおよびFMPress Officeの販売を開始
January 17, 2024
Claris FileMaker Serverと連動したWebアプリケーションを構築できるWordPressプラグインであるFMPress ProおよびFMPress Officeの販売を開始しました。
FMPress Proでは不特定多数のユーザーが利用する一般公開用検索サイトを、FMPress Officeではマイページ機能を備えたWebアプリケーションを構築できます。最上位版のFMPress Officeでは、Webフォームに入力されたデータをFileMakerデータベースに保存できるFMPress Formsの機能がさらに強化されていて、WebフォームにおいてFileMakerデータベースで定義した値一覧の利用やデータベースの更新が可能です。
FMPress ProおよびFMPress Officeは定額開発サービスであるFMP開発パック48にて提供しており、FMプランが標準運用環境という位置付けとなっています。詳細については株式会社エミックのWebサイトをご参照ください。
PHP 8.3系列の公式セキュリティサポート終了予定日
January 16, 2024
PHP 8.3系列は2026年11月下旬に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。
PHP 8.3系列のアクティブサポートは2025年11月下旬に終了する予定であり、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2026年11月23日までの予定となっています。PHPはバージョン8.4系統の開発も進められており、現在のところ2024年11月下旬にPHP 8.4が公開される予定となっています。
現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン8.3.1です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 8.3に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
[関連]PHP 8.2系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)