FAMLog
Eclipse Temurin 8u402、Eclipse Temurin 11.0.22およびEclipse Temurin 17.0.10が公開
February 13, 2024
Eclipse Temurin 8u402、Eclipse Temurin 11.0.22およびEclipse Temurin 17.0.10が2024年1月下旬に公開され、同時にEclipse Temurin 21.0.2も公開されています。
Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。2021年にAdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u402、11.0.22、17.0.10および21.0.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なり、2024年2月13日時点ではOpenJDK 21への対応状況については特に言及されていません。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)
INTER-Mediator Ver.12に対応したチュートリアルが公開
February 09, 2024
INTER-Mediator Ver.12に対応したチュートリアルが公開されています。本チュートリアルは、INTER-Mediatorの基礎から応用までをチュートリアル形式で学習できるコンテンツです。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。アーキテクチャ変更前のINTER-Mediator Ver.5に対応したチュートリアルは以前から公開されていましたが、このたびVer.12で利用できるほぼすべての機能を網羅した内容のチュートリアルとして2024年1月下旬に改めて公開された次第です。
改訂途中の内容は以前から更新および公開されていましたが、古いチュートリアルを参照されている場合には最新版をご利用ください。マニュアルトップページの左上にチュートリアルへのリンクがあります。
[関連]INTER-Mediator Ver.12が公開(FAMLog)、INTER-Mediator Ver.12でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)
INTER-Mediator Ver.12でサポートされているPHPのバージョン
February 08, 2024
INTER-Mediator Ver.12は、バージョン7.4系列からバージョン8.3系列までのPHPをサポートしています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。2024年2月に公開されたINTER-Mediator Ver.12の動作にはPHP 7.4以降の環境が必要になっています。
2024年2月8日現在、PHPの最新安定バージョンはPHP 8.3.2です。PHPはバージョン8.4系統の開発も進められており、現在のところ2024年11月下旬にPHP 8.4が公開される予定となっています。
[関連]INTER-Mediator Ver.12が公開(FAMLog)
INTER-Mediator Ver.12が公開
February 07, 2024
INTER-Mediator Ver.12が公開されています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。PHP 7.4以上の環境が必要となったINTER-Mediator Ver.12では、Service Serverの起動処理として利用していたforeverの代わりにnodemonを利用するように変更されています。また、マスター/ディテール形式のページを別々のページファイルを用いて構成できるようになっています。
INTER-Mediator Ver.5系統とINTER-Mediator Ver.6以降は内部的な構造が大幅に異なります。旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドやINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。
[関連]今後のINTER-MediatorにおけるClaris FileMaker Server対応について(FAMLog)、INTER-Mediator Ver.5のサポート終了予定月(FAMLog)
Contact Form 7 5.8.7が公開
February 06, 2024
Contact Form 7 5.8.7が公開されています。
Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。Contact Form 7 5.8.7では、REST APIでフォーム送信に正しいユニットタグが含まれていない場合に400 Bad Requestを返すようになっています。Contact Form 7 5.8においてWordPressとPHPに関する新しいサポート方針が導入されていたため、Contact Form 7 5.8.7の動作にはPHP 7.4以降かつWordPress 6.2以上の環境が必要です。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
[関連]Contact Form 7 5.8が公開(FAMLog)
WordPress 6.4.3が公開
February 05, 2024
WordPress 6.4.3が2024年1月下旬に公開されています。
WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.4.3では2件のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われています。WordPressはバージョン6.5系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.5は2024年3月下旬に公開される予定となっています。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードできます。
curl 8.6.0の提供が開始
February 02, 2024
curl 8.6.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 8.6.0では1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2024-0853)が修正されています。
なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.3.1)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は次の通りです。
[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.12 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS
エミックラーニングの提供を2024年2月29日に終了
February 01, 2024
株式会社エミックが提供するeラーニングサービスであるエミックラーニングの提供を2024年2月29日17時に終了します。
今後、オープンソースソフトウェアとして提供しているFMPress Formsに関するサポートはWordPress公式プラグインディレクトリから辿れるサポートフォーラムにて、fmcsadminに関するサポートはGitHub.comにてサポートを行います。
サービス終了後、エミックラーニングにご登録いただいた方の登録情報を消去いたします。これまでエミックラーニングをご利用いただき、誠にありがとうございました。
[関連]エミックラーニングを2月29日に終了します(2024.01.31)(株式会社エミック)
OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1が公開
January 31, 2024
OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1では、深刻度低と位置づけられている4点のセキュリティ脆弱性(CVE-2023-5678、CVE-2023-6129、CVE-2023-6237、CVE-2024-0727)が修正されています。
なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.2.1ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.1系統やOpenSSL 3.2系統のサポートが終了した後もOpenSSL 3.0系統はサポートされる予定となっています。
[関連]JVNVU#93108954: OpenSSLにおけるNULLポインタ参照の脆弱性(Security Advisory [25th January 2024])(Japan Vulnerability Notes)
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3の提供が開始
January 30, 2024
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.6.4に、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.7.3に更新することが推奨されます。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverは、バージョン19.4.1以降でmacOS Montereyに対応するようになっており、バージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールがサポートされるようになっています。
[関連]macOS Sonoma 14.3の提供が開始(FAMLog)、Safari 17.3の提供が開始(FAMLog)