FAMLog
WordPress 6.4.3が公開
February 05, 2024
WordPress 6.4.3が2024年1月下旬に公開されています。
WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.4.3では2件のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われています。WordPressはバージョン6.5系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.5は2024年3月下旬に公開される予定となっています。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードできます。
curl 8.6.0の提供が開始
February 02, 2024
curl 8.6.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 8.6.0では1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2024-0853)が修正されています。
なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.3.1)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は次の通りです。
[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.12 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS
エミックラーニングの提供を2024年2月29日に終了
February 01, 2024
株式会社エミックが提供するeラーニングサービスであるエミックラーニングの提供を2024年2月29日17時に終了します。
今後、オープンソースソフトウェアとして提供しているFMPress Formsに関するサポートはWordPress公式プラグインディレクトリから辿れるサポートフォーラムにて、fmcsadminに関するサポートはGitHub.comにてサポートを行います。
サービス終了後、エミックラーニングにご登録いただいた方の登録情報を消去いたします。これまでエミックラーニングをご利用いただき、誠にありがとうございました。
[関連]エミックラーニングを2月29日に終了します(2024.01.31)(株式会社エミック)
OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1が公開
January 31, 2024
OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1が公開されています。
OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.13、OpenSSL 3.1.5およびOpenSSL 3.2.1では、深刻度低と位置づけられている4点のセキュリティ脆弱性(CVE-2023-5678、CVE-2023-6129、CVE-2023-6237、CVE-2024-0727)が修正されています。
なお、現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンはバージョン3.2.1ですが、バージョン3.0系統は長期サポート版(LTS)として位置付けられており、OpenSSL 3.1系統やOpenSSL 3.2系統のサポートが終了した後もOpenSSL 3.0系統はサポートされる予定となっています。
[関連]JVNVU#93108954: OpenSSLにおけるNULLポインタ参照の脆弱性(Security Advisory [25th January 2024])(Japan Vulnerability Notes)
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3の提供が開始
January 30, 2024
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.6.4に、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.7.3に更新することが推奨されます。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverは、バージョン19.4.1以降でmacOS Montereyに対応するようになっており、バージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールがサポートされるようになっています。
[関連]macOS Sonoma 14.3の提供が開始(FAMLog)、Safari 17.3の提供が開始(FAMLog)
Safari 17.3の提供が開始
January 29, 2024
AppleからSafari 17.3の提供が開始されています。
Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン17.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS MontereyもしくはmacOS Venturaを使用している場合にはSafari 17.3に更新することが推奨されます。
なお、macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17.3はmacOS Sonoma 14.3にも搭載されています。
[関連]macOS Sonoma 14.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
macOS Sonoma 14.3の提供が開始
January 26, 2024
macOS Sonoma 14.3の提供が開始されています。
macOS Sonoma 14.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS Sonomaを使用している場合にはmacOS Sonoma 14.3に更新することが推奨されます。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
iOS 15.8.1およびiPadOS 15.8.1の提供が開始
January 25, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.8.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.8.1の提供が開始されています。
iOS 15.8.1およびiPadOS 15.8.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-42916およびCVE-2023-42917)が修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。
[関連]iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始
January 24, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.7.5と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.7.5の提供が開始されています。
iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.7.5に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.7.5にアップデートすることが推奨されます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)
iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始
January 23, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 17.3と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 17.3の提供が開始されています。
iOS 17.3およびiPadOS 17.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、iOS 17.3では“盗難デバイスの保護”機能による追加のセキュリティ対策が導入されています。“盗難デバイスの保護”機能を利用すると、特定の操作を実行するときにパスコードを使用せずにFace IDまたはTouch IDを要求することで、iPhoneとApple IDのセキュリティを向上できます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。