FAMLog
Claris FileMaker Server 2023のサポート終了予定月
February 19, 2024
Claris FileMaker Server 2023は2025年5月にサポートが終了する予定となっています。
2024年2月現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれClaris FileMaker 2023(バージョン20.3)です。FileMaker 19.4は2023年12月にサポートが終了したため、2024年2月時点においてサポートされるFileMaker製品はFileMaker 19.5、FileMaker 19.6もしくはFileMaker 2023となっています。FileMaker 19.5は2024年6月に、FileMaker 19.6は2024年12月にサポートが終了する予定となっています。
なお、FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。
[関連]Claris のサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.6のサポート終了予定月(FAMLog)
PHP 8.2.16とPHP 8.3.3が公開
February 16, 2024
PHP 8.2.16とPHP 8.3.3が公開されています。
PHP 8.2.16およびPHP 8.3.3では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系統の公式セキュリティサポートは2023年11月に終了しており、今後はバージョン8.1系列以降に更新することが推奨される状況になっています。
なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日まで、PHP 8.3は2026年11月23日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。PHPはバージョン8.4系統の開発も進められており、現在のところ2024年11月下旬にPHP 8.4が公開される予定となっています。
Node.js v20.11.1とNode.js v18.19.1が公開
February 15, 2024
Node.js v20.11.1 (LTS)およびNode.js v18.19.1 (LTS)が公開されています。
Node.js v20.11.1およびNode.js v18.19.1では、それぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。現在長期サポート版と位置付けられているのはNode.js v18系列とNode.js v20系列の2系列です。Node.js v16は2023年9月にサポートが終了したため、Node.js v18もしくはNode.js v20への更新が推奨される状況になっています。
なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 20.3.1ではNode.js v18.13.0が使用されています。
Ruby 3.2.3が公開
February 14, 2024
Ruby 3.2.3が2024年1月中旬に公開されています。
多くの不具合が修正されているRuby 3.2.3ではuri gemがバージョン0.12.2に更新されています。uri gem 0.12.2および0.10.3ではReDoS脆弱性(CVE-2023-36617)が修正されていますが、当該バージョンのgemは2023年6月下旬に公開されていたものであり、当該gemの更新を推奨する案内も公開時に行われていました。
2024年2月14日現在、Rubyの最新安定バージョンはRuby 3.3.0です。Ruby 3.3.0にはバージョン0.13.0のuri gemが同梱されています。
[関連]Rubyのuri gem 0.12.2および0.10.3ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)、Ruby 3.3.0が公開(FAMLog)
Eclipse Temurin 8u402、Eclipse Temurin 11.0.22およびEclipse Temurin 17.0.10が公開
February 13, 2024
Eclipse Temurin 8u402、Eclipse Temurin 11.0.22およびEclipse Temurin 17.0.10が2024年1月下旬に公開され、同時にEclipse Temurin 21.0.2も公開されています。
Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。2021年にAdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u402、11.0.22、17.0.10および21.0.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なり、2024年2月13日時点ではOpenJDK 21への対応状況については特に言及されていません。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)
INTER-Mediator Ver.12に対応したチュートリアルが公開
February 09, 2024
INTER-Mediator Ver.12に対応したチュートリアルが公開されています。本チュートリアルは、INTER-Mediatorの基礎から応用までをチュートリアル形式で学習できるコンテンツです。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。アーキテクチャ変更前のINTER-Mediator Ver.5に対応したチュートリアルは以前から公開されていましたが、このたびVer.12で利用できるほぼすべての機能を網羅した内容のチュートリアルとして2024年1月下旬に改めて公開された次第です。
改訂途中の内容は以前から更新および公開されていましたが、古いチュートリアルを参照されている場合には最新版をご利用ください。マニュアルトップページの左上にチュートリアルへのリンクがあります。
[関連]INTER-Mediator Ver.12が公開(FAMLog)、INTER-Mediator Ver.12でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)
INTER-Mediator Ver.12でサポートされているPHPのバージョン
February 08, 2024
INTER-Mediator Ver.12は、バージョン7.4系列からバージョン8.3系列までのPHPをサポートしています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。2024年2月に公開されたINTER-Mediator Ver.12の動作にはPHP 7.4以降の環境が必要になっています。
2024年2月8日現在、PHPの最新安定バージョンはPHP 8.3.2です。PHPはバージョン8.4系統の開発も進められており、現在のところ2024年11月下旬にPHP 8.4が公開される予定となっています。
[関連]INTER-Mediator Ver.12が公開(FAMLog)
INTER-Mediator Ver.12が公開
February 07, 2024
INTER-Mediator Ver.12が公開されています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。PHP 7.4以上の環境が必要となったINTER-Mediator Ver.12では、Service Serverの起動処理として利用していたforeverの代わりにnodemonを利用するように変更されています。また、マスター/ディテール形式のページを別々のページファイルを用いて構成できるようになっています。
INTER-Mediator Ver.5系統とINTER-Mediator Ver.6以降は内部的な構造が大幅に異なります。旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドやINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。
[関連]今後のINTER-MediatorにおけるClaris FileMaker Server対応について(FAMLog)、INTER-Mediator Ver.5のサポート終了予定月(FAMLog)
Contact Form 7 5.8.7が公開
February 06, 2024
Contact Form 7 5.8.7が公開されています。
Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。Contact Form 7 5.8.7では、REST APIでフォーム送信に正しいユニットタグが含まれていない場合に400 Bad Requestを返すようになっています。Contact Form 7 5.8においてWordPressとPHPに関する新しいサポート方針が導入されていたため、Contact Form 7 5.8.7の動作にはPHP 7.4以降かつWordPress 6.2以上の環境が必要です。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
[関連]Contact Form 7 5.8が公開(FAMLog)
WordPress 6.4.3が公開
February 05, 2024
WordPress 6.4.3が2024年1月下旬に公開されています。
WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.4.3では2件のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われています。WordPressはバージョン6.5系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.5は2024年3月下旬に公開される予定となっています。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードできます。