FAMLog
CakePHP 4.0.0が公開
December 18, 2019
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 4.0.0」が公開されています。
CakePHP 4.0.0は、動作にPHP 7.2.0以上が必須となり、mbstring、intlおよびsimplexml拡張モジュールが必要です。旧バージョンからバージョンアップを行う際には、移行ガイドで各種変更点を確認して移行作業を行わなければならず注意が必要です。
なお、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 4やCakePHP 3には対応していません。
APPLE-SA-2019-12-10-7 Xcode 11.3
December 17, 2019
AppleからXcode 11.3が2019年12月上旬に公開されています。
Xcode 11.3には、iOS 13.3、iPadOS 13.3、tvOS 13.3、watchOS 6.1.1およびmacOS Catalina 10.15.2用のSDKが含まれています。また、セキュリティ脆弱性が1点修正されています。
Xcode 11.3はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてmacOS Mojave 10.14.4以降が必要です。
APPLE-SA-2019-12-10-6 Safari 13.0.4
December 16, 2019
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 13.0.4が2019年12月上旬に配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 13.0.4は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Catalina 10.15.2にもSafari 13.0.4が含まれています。
なお、macOS Sierra用のSafari 13は提供されておらず、macOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2019-12-10-3 macOS Catalina 10.15.2, Security Update 2019-002 Mojave, Security Update 2019-007 High Sierra(FAMLog)
APPLE-SA-2019-12-10-3 macOS Catalina 10.15.2, Security Update 2019-002 Mojave, Security Update 2019-007 High Sierra
December 13, 2019
AppleからmacOS Catalina 10.15.2、macOS Mojave 10.14.6用のSecurity Update 2019-002およびmacOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2019-007が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、macOS Sierra用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3でmacOS Catalinaに対応しています。
[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2019-12-10-2 iOS 12.4.4
December 12, 2019
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.4.4の提供が開始されています。
iOS 12.4.4ではセキュリティ脆弱性が修正されており、重要な修正であることからすべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
アップデートの対象機種は、iOS 13に対応していないiPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3および第6世代のiPod touchです。
APPLE-SA-2019-12-10-1 iOS 13.3 and iPadOS 13.3
December 11, 2019
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 13.3とiPad向けのiPadOS 13.3の提供が開始されています。
iOS 13.3およびiPadOS 13.3では、SafariでNFC、USB、LightningのFIDO2準拠のセキュリティキーへのサポートが追加され、新たに追加されたペアレンタルコントロールの機能で通話、FaceTimeおよびメッセージできる相手を制限できるようになっています。また、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
iOS 13に対応している機種は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOSに対応している機種は、
第5世代、第6世代および第7世代のiPad、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:刷新された[インポート順の指定]ダイアログボックス
December 10, 2019
FileMaker Pro 18 Advancedでは、[インポート順の指定]ダイアログボックス(旧称[フィールドデータのインポート順]ダイアログボックス)が刷新されています。
バージョン18ではインポートダイアログボックスが新しくなり、次の機能が追加されています。
・ターゲットフィールドの検索
・ターゲットフィールドごとにインポート中における入力値自動化オプションの実行を選択
・フィールド値の区切りに使用するカスタム文字を指定
・ソースファイル内のフィールド名を表すレコードを選択してフィールド名として使用
なお、[インポート順の指定]ダイアログボックスを表示するには、[ファイル]メニュー>[レコードのインポート]>[ファイル...]を選択した後、インポートするファイルを選択して[開く]をクリックします。
[関連][レコードのインポート] の機能強化(FileMaker ナレッジベース)
OData用拡張アクセス権キーワード
December 09, 2019
FileMaker Cloud 2.18で追加された機能であるOData(Open Data Protocol)を利用する場合、FileMakerデータベースの拡張アクセス権設定を調整する必要があります。
FileMaker Data APIではキーワードが「fmrest」である拡張アクセス権設定を作成しましたが、ODataの場合ではそのキーワードは「fmodata」となります。
利用したいデータベースごとに、キーワードが「fmodata」である拡張アクセス権設定を作成し、任意のアクセス権セットにODataによる接続を許可するように設定を行います。セキュリティ上の理由から、ODataを使用したアクセスを許可するアカウントのアクセス権セットでのみfmodata拡張アクセス権を有効にするようにします。
[関連]FileMaker Cloud 2.18の新機能:OData(Open Data Protocol)(FAMLog)
FileMaker Cloud 2.18の新機能:OData(Open Data Protocol)
December 06, 2019
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloud 2.18ではOData(Open Data Protocol)に新たに対応しています。
ODataはデータの照会および更新を行うためのRESTベースのプロトコルで、HTTP、Atom、XMLおよびJSONなどの標準化された技術で構成されています。ODataでは、バッチ、トランザクション、メタデータの作成およびテーブルの削除がサポートされています。FileMakerデータを操作するためのレイアウトは必要なく、さらに、データを操作するためにドライバなど追加のソフトウェアをクライアントにインストールする必要はありません。
データ転送量の上限についての扱いはFileMaker Data APIと同様であり、1ユーザあたり年間24GBです。追加のFileMakerデータ転送量はFileMaker Customer ConsoleやFileMaker Storeで購入可能となるようです。
[関連]FileMaker Cloud 2 の OData インターフェース(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Cloud 2.18 OData ガイド(Claris International Inc.)
FileMaker Go 18の新機能:バージョン固有のURLを使用してファイルを開く
December 05, 2019
FileMaker Go 18では、FileMaker Pro 18 Advancedと同様に、URLにfmp18スキーマを使用してファイルを開くことができるようになっています。
FileMaker Go 18をインストールすると、URLスキーマとして「fmp」だけでなく「fmp18」(fmpXX:XXはアプリケーションのメジャーバージョン番号)もオペレーティングシステムに登録されます。URLスキーマとしてfmp18を使用した場合には、FileMaker Go 18がインストールされていれば、必ずFileMaker Go 18を起動させることができます。FileMaker Go 18がインストールされていなければ特に何も起こりませんが、これらの挙動はiOSで使用する場合には有用と言えるでしょう。
[例]
fmp18://192.168.10.0/Clients.fmp12
fmp18://192.168.10.0/Clients.fmp12?script=ListClients¶m=TopClients&$NumberToList=10
なお、URLを使用してデータベースを開く際に共有ファイル内のスクリプトを実行させるためには、アクセス権セットの拡張アクセス権を編集して、fmurlscript拡張アクセス権を明示的に有効にする必要があります。
[関連]FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:バージョン固有のURLを使用してファイルを開く(FAMLog)