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FAMLog News Archive:第79回 2017年冬号

November 24, 2017

■FileMaker Server 16.0.3 アップデータが公開(2017年10月)

FileMaker Server 16.0.3 アップデータが2017年10月に公開されました。FileMaker Server 16の最新版はバージョン16.0.3となっており、バージョン16.0.3ではJavaがバージョン8 Update 144に更新されます。

[関連]FileMaker Server 16.0.3 アップデータが公開(FAMLog)

■FileMaker Cloud 1.16が登場(2017年10月)

FileMaker Cloudの新バージョンであるFileMaker Cloud 1.16.0が2017年10月に発表されました。FileMaker Cloudは、AWS Marketplaceを通じて提供され、Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するクラウドサービスです。なお、FileMaker Cloudでは、カスタムWeb公開機能はサポートされていません。

[関連]FileMaker Cloud 1.16.0が登場(FAMLog)

Tag: News

CakePHP 2.10.5が公開

November 22, 2017

CakePHP 2.10.5が公開されています。

CakePHP 2.10.5は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースです。CakePHP 2.9系統からCakePHP 2.10系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

なお、オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.10に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.10で動作可能な状態になっています。CakePHPをバージョン2.10に更新する際には、FMCakeMixもあわせて更新するようにしてください。

Tag: Apache

FileMaker Server 16の新機能:FileMaker WebDirectでPDFファイルの出力をサポート

November 21, 2017

FileMaker Server 16では、FileMaker WebDirectで[印刷]、[印刷設定]および[レコードを PDF として保存]スクリプトステップを使用できるようになっています。

[印刷]スクリプトステップを用いてFileMaker WebDirectでPDFファイルを生成すると、新しいWebブラウザーのタブにPDFファイルが表示されます。PDFファイルを表示するには、Webブラウザーのポップアップブロックを無効にする必要があります。

FileMaker WebDirectで[レコードを PDF として保存]スクリプトステップを使用すると、作成されたPDFファイルはWebブラウザーで設定されているダウンロードフォルダに保存されます。なお、[レコードを PDF として保存]スクリプトステップはモバイルデバイスではサポートされていません。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:サーバーサイドスクリプトでPDFファイルの出力が可能に(FAMLog)

Tag: FileMaker

macOSでFileVaultの状態を確認する

November 20, 2017

macOSでFileVaultの状態を確認するには、ターミナルでfdesetupコマンドを使用します。

macOS High Sierra 10.13.1でFileVaultが有効になっている場合は次のように表示されます。

[実行例]
$ fdesetup status

[実行結果]
FileVault is On.

FileVaultが無効になっている場合には「FileVault is On.」ではなく「FileVault is Off.」と表示されます。FileVaultによるディスク全体の暗号化(FileVault 2)では、XTS-AES 128暗号化方式と256ビットのキーを用いて、起動ディスク上の情報への不正アクセスを阻止します。

[関連]OS X Lionは新バージョンのFileVaultを搭載(FAMLog)、FileVault を使って Mac の起動ディスクを暗号化する(Apple)

Tag: Mac

FileMaker Cloud 1.16.0の新機能:FileMaker Data API (Trial)

November 17, 2017

FileMaker Cloud 1.16では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が新機能として追加されています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16と同様、FileMaker Cloud 1.16では試用版として利用できる機能です。2018年9月27日が試用期限となっており、試用期間終了後はFileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことです。

Tag: FileMaker

Node.js v8.9.1、Node.js v6.12.0およびNode.js v4.8.6が公開

November 16, 2017

Node.js v8.9.1、Node.js v6.12.0およびNode.js v4.8.6が2017年11月上旬に公開されています。

Node.js v8.9.1、Node.js v6.12.0およびNode.js v4.8.6ではOpenSSLがバージョン1.0.2mに更新されています。Node.js v8系列はNode.js v8.9で長期サポート版(LTS)となっており、現在長期サポート版と位置付けられているのはNode.js v8系列、Node.js v6系列およびNode.js v4系列となっています。

なお、FileMaker Server 16とFileMaker Cloud 1.16のFileMaker Data API エンジンではNode.js v6系列が使われていて、FileMaker Server 16.0.3ではNode.js v6.9.2、FileMaker Cloud 1.16.0ではNode.js v6.9.4が使用されています。

[関連]macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する(FAMLog)


FileMaker Cloud 1.16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する

November 15, 2017

nodeコマンドを使用することで、FileMaker Cloud 1.16に同梱されているNode.jsのバージョンを確認できます。

FileMaker Cloud 1.16.0では、FileMaker CloudのFileMaker Data API エンジンで使用しているNode.jsのバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
$ "/opt/FileMaker/FileMaker Server/node/bin/node" -v

[実行結果]
v6.9.4

現時点におけるFileMaker Cloudの最新バージョンはバージョン1.16.0(1.16.0.55)です。FileMaker Cloud 1.16.0にはNode.js v6.9.4が同梱されています。

[関連]macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する(FAMLog)、FileMaker Cloud 1.16.0.55 リリースノート(FileMaker)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 1.16.0の新機能:FileMaker Admin API (Trial)

November 14, 2017

FileMaker Cloud 1.16.0では試用版としてFileMaker Admin APIを利用できるようになっています。

RESTベースのFileMaker Admin API (Trial)を使用すると、メッセージやスクリプトスケジュールを作成したり、データベースファイルや接続クライアントの一覧情報を確認したり、データベースファイルを開いたり閉じたりする処理などを実行することができます。

なお、FileMaker Admin APIのトライアル期間は2018年9月27日に終了します。トライアル期間終了後は使用できなくなるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Cloud 16 Admin API Guide(FileMaker)

Tag: FileMaker

LibreSSL 2.6.3が公開

November 13, 2017

LibreSSL 2.6.3が2017年11月上旬に公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.6は、これまで開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン2.6.3で安定版として配布されるようになっています。

なお、LibreSSL 2.6.3が安定版となったことで、LibreSSL 2.4系統のサポートが終了しています。

Tag: Security

第37回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

November 10, 2017

2017年12月23日(土)午前10時より「第37回カスタムWeb勉強会」を開催します。

カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FileMaker Data API、FX.php、INTER-Mediator、FMCakeMix、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/37

Tag: FileMaker

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