FAMLog
WordPress 6.3.2が公開
October 13, 2023
WordPress 6.3.2が公開されています。
WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.3.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われています。WordPressはバージョン6.4の開発も進められており、現在バージョン6.4 Beta 3が公開されている状況です。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードできます。
iOS 16.7.1およびiPadOS 16.7.1の提供が開始
October 12, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.7.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.7.1の提供が開始されています。
iOS 16.7.1およびiPadOS 16.7.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-42824)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.7.1に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.7.1にアップデートすることが推奨されます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]iOS 17.0.3およびiPadOS 17.0.3の提供が開始(FAMLog)
curl 8.4.0の提供が開始
October 11, 2023
curl 8.4.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 8.4.0では2点のセキュリティ脆弱性(CVE-2023-38545およびCVE-2023-38546)が修正されています。
なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.2.1)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は次の通りです。
[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.12 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS
iOS 17.0.3およびiPadOS 17.0.3の提供が開始
October 10, 2023
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 17.0.3と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 17.0.3の提供が開始されています。
iOS 17.0.3およびiPadOS 17.0.3ではセキュリティ脆弱性の修正も行われています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]iOS 17.0.1およびiPadOS 17.0.1の提供が開始(FAMLog)
Form data to kintone 2.27.1が公開
October 06, 2023
Form data to kintone 2.27.1が2023年9月下旬に公開されています。
Form data to kintoneは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをkintoneに保存できるWordPressプラグインです。Contact Form 7 5.8.1との互換性が確認されているForm data to kintone 2.27.1ではPHP 7.4以降の環境が要求されるように変更されています。
Form data to kintoneのライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
[関連]Contact Form 7 5.8.1が公開(FAMLog)
Contact Form 7 5.8.1が公開
October 05, 2023
Contact Form 7 5.8.1が2023年9月下旬に公開されています。
Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。Contact Form 7 5.8.1では、安全でないメール設定を警告する新しいエラータイプの導入に加えて、いくつか重要な変更が設定検証に対して行われています。一部後方互換性がないものも含まれているため、開発者としてWPCF7_ConfigValidatorクラスを利用したことがある場合には注意が必要です。
なお、Contact Form 7 5.8においてWordPressとPHPに関する新しいサポート方針が導入されているため、Contact Form 7 5.8.1の動作にはPHP 7.4以降かつWordPress 6.2以上の環境が必要です。
[関連]Contact Form 7 5.8が公開(FAMLog)
Xcode 15の提供が開始
October 04, 2023
AppleからXcode 15の提供が2023年9月に開始されています。
Xcode 15には、iOS 17、iPadOS 17、tvOS 17、watchOS 10およびmacOS Sonoma 14用のSDKならびにSwift 5.9が含まれています。また、Dev Tools、GPU DriversおよびiTMSTransporterのセキュリティ脆弱性が修正されています。
Xcode 15はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/から入手可能で、動作条件としてmacOS Ventura 13.5以降が必要です。
[関連]macOS Sonoma 14の提供が開始(FAMLog)
Safari 17の提供が開始
October 03, 2023
AppleからSafari 17の提供が2023年9月下旬に開始されています。
さまざまな新機能が追加されているSafari 17では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17はmacOS Sonomaにも搭載されています。
なお、今回macOS Big Sur用のSafari 17が提供されていないことから、実質的にmacOS Monterey以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。
[関連]macOS Sonoma 14の提供が開始(FAMLog)
macOS Sonoma 14の提供が開始
October 02, 2023
macOS Sonoma 14の提供が2023年9月下旬に開始されています。
macOS Sonomaでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Sonomaに対応しているMacは、iMac(2019以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2018以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022以降)およびMac mini(2018以降)です。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Server 2023(20.2)はmacOS Sonomaと互換性があり、現在のところ既知の問題点はありません。一方、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)はmacOS Sonomaと互換性がありますが、既知の問題が複数確認されているとのことです。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.2)の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker と macOS Sonoma (14.0) と iOS 17 の互換性(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker 2023(バージョン20.2)の提供が開始
September 29, 2023
Claris FileMaker 2023(バージョン20.2)の提供が開始されています。
macOS Sonomaと互換性があるClaris FileMaker 2023(バージョン20.2)では、計算フィールドの作成やスクリプトによる変数の設定をせずにレイアウトに計算値を配置できるようになっています。なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)はmacOS Sonoma 14と互換性がありますが、既知の問題が複数確認されています。
Claris FileMaker 2023(バージョン20.2)のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration ToolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。なお、FileMaker Pro 2023ではmacOS Catalina 10.15およびmacOS Big Sur 11がサポートされなくなっています。
[関連]Claris FileMaker と macOS Sonoma (14.0) と iOS 17 の互換性(Claris ナレッジベース)