FAMLog


FileMaker Pro 15の動作環境

May 26, 2016

OS X版FileMaker Pro 15およびFileMaker Pro 15 Advancedの動作環境は、OS X Yosemite v10.10もしくはOS X El Capitan v10.11となっており、OS X Mavericks v10.9が動作環境の対象から外されています。

Windows版FileMaker Pro 15およびFileMaker Pro 15 Advancedの動作環境は、Windows 7 SP1(Professional EditionおよびUltimate Edition)、Windows 8.1(Standard EditionおよびPro Edition)もしくはWindows 10(ProおよびEnterprise Edition)となっています。バージョン14と同様、Windows版では32ビットバージョンと64ビットバージョンの2つのバージョンが用意されています。

なお、OS X版は32ビットアプリケーションとして実行できなくなっています。OS Xにおいて、32ビット専用のプラグインやODBCクライアントドライバ、オーディオ/ビデオコーデックを使用する場合には、64ビットバージョンを利用しなければならない点に注意する必要があります。

[関連]FileMaker Pro 14の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 8.0.35が公開

May 25, 2016

Apache Tomcat 8.0.35が2016年5月中旬に公開されています。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.0系統です。Apache Tomcat 8.0.35では、TLSのデフォルト設定がより安全なものに変更されています。また、Apache Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.7に更新され、Tomcat Native LibraryがWindows環境でOpenSSL 1.0.2hとAPR 1.5.2を使用するようになっています。セキュリティ修正が含まれているかどうかは現状では不明です。

Apache TomcatはHTTP/2やTLSバーチャルホスティング等がサポートされたバージョン8.5系統の開発も進められており、現在「Apache Tomcat 8.5.2 beta」が公開されている状況です。

Tag: Apache

第27回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

May 24, 2016

2016年6月19日(日)午前10時より「第27回カスタムWeb勉強会」を開催します。

カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/27

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2016-05-16-5 Safari 9.1.1

May 23, 2016

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9.1.1が配布されています。

多数の脆弱性が修正されたSafari 9.1.1は、OS X Mavericks v10.9.5およびOS X Yosemite v10.10.5で利用できます。また、同時に公開されたOS X El Capitan v10.11.5にもSafari 9.1.1が含まれています。

OS X Mountain Lion用のSafari 9は提供されておらず、OS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。

[関連]APPLE-SA-2016-05-16-4 OS X El Capitan 10.11.5 and Security Update 2016-003(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2016-05-16-4 OS X El Capitan 10.11.5 and Security Update 2016-003

May 20, 2016

AppleからOS X El Capitan v10.11.5が公開されています。同時にOS X Yosemite v10.10.5用およびOS X Mavericks v10.9.5用のSecurity Update 2016-003も公開されています。

上記の各アップデートには多数のセキュリティに関わる修正が含まれており、libxml2やlibxslt等のセキュリティ修正が含まれている他、OS X El CapitanのPHPがバージョン5.5.34に更新されます。

FileMaker Serverはバージョン14.0.4以降でOS X El Capitanに対応していますが、OS X El Capitan v10.11.4以降で利用するためにはFileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが必要です。

[関連]OS X El Capitan バージョン 10.11.4 に必要な FileMaker Server 14.0v4b ソフトウェアパッチ(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2016-05-16-2 iOS 9.3.2

May 19, 2016

iOS 9.3.2の提供が開始されています。

iOS 9.3.2では、MDMサーバーでカスタムB2B Appがインストールできなかった問題や、辞書で項目を調べるときにうまく動かないことがあった問題などが修正されている他、セキュリティに関わる修正も多数含まれています。

iOS 9.3.2に更新できる対象機種は、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、第5世代および第6世代のiPod touch、iPad 2、第3世代および第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad Pro、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。

Tag: Security

OS X版FileMaker Server 14以前においてPHPソースコードが閲覧可能な問題

May 18, 2016

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が、OS X版FileMaker Server 14以前においてPHPソースコードが閲覧可能な問題に関する情報を公開しています。

脆弱性の内容は、OS X版FileMaker Server(バージョン9から14まで、バージョン13.0v10を除く)においてAdmin Consoleで展開アシスタントの設定を編集するとサーバーに設置したPHPスクリプトのソースコードが閲覧されてしまう時間が発生するというものです。脆弱性が確認されているFileMaker製品は下記の通りです。

・OS X版FileMaker Server 14(バージョン14.0.4、14.0.4a、14.0.4bを含む)
・OS X版FileMaker Server 13(バージョン13.0v10を除く)
・OS X版FileMaker Server 12、OS X版FileMaker Server 12 Advanced
・OS X版FileMaker Server 11、OS X版FileMaker Server 11 Advanced
・OS X版FileMaker Server 10、OS X版FileMaker Server 10 Advanced
・OS X版FileMaker Server 9、OS X版FileMaker Server 9 Advanced

インターネットに接続している最中にFileMaker Server Admin Consoleの展開アシスタントを使用しなければ本脆弱性の脅威はありません。展開アシスタントの設定を編集する際には、インターネットに接続しない状態で実行することで上記の問題を回避できます。さらに、PHPスクリプトファイルをサーバーに設置する際には、展開アシスタントにおいてPHPの利用を無効化しないようにする必要があります。

[関連]OS X版FileMaker Server 14以前においてPHPソースコードが閲覧可能な問題に関するご案内(株式会社エミック)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー

May 17, 2016

FileMaker Server 15では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。

バージョン15では、Internet Explorer 10、Safari 8およびMobile Safari 8がサポート対象外となり、Chromeはバージョン48以上への対応となっています。FileMaker Server 15のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。

・OS Xの場合:Safari 9.x、Chrome 48以上
・Windowsの場合:Chrome 48以上、Internet Explorer 11.x、Microsoft Edge 25以上
・iOSの場合:iOS 9.x上のMobile Safari 9.x
・Androidの場合:Android 5.xおよび6.x上のChrome 48以上

サポートされるモバイルデバイスは、iOSの場合はiPad Air、iPad Air 2、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad Pro、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6sおよびiPhone 6s Plusとなっています。Androidについては、2GB以上のRAM、1.4GHzおよびクアッドコアプロセッサー以上、そして5インチ以上の画面サイズが必要条件となっています。

[関連]FileMaker Server 14のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、FileMaker Server 15の新機能:FileMaker WebDirectでスマートフォンをサポート(FAMLog)、FileMaker Server 15 技術仕様(FileMaker)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.8.4が公開

May 16, 2016

CakePHP 2.8.4が2016年5月上旬に公開されています。

CakePHP 2.8.4は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースで、不具合の修正が行われています。CakePHP 2.7系統からCakePHP 2.8系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン3.2.8ですが、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 3.xに対応していないのでご注意ください。

Tag: Apache

FileMaker Server 15の新機能:FileMaker WebDirectでスマートフォンをサポート

May 13, 2016

FileMaker Server 15のFileMaker WebDirectでは、スマートフォンのWebブラウザーからFileMakerソリューションを利用できるようになっています。

バージョン14のFileMaker WebDirectはスマートフォンをサポートしていませんでしたが、バージョン15ではiOS 9を搭載したiPhone 6以降のMobile SafariおよびAndroid 5以降を搭載した5インチ以上のAndroidスマートフォン上で動作するGoogle Chromeを新たにサポートするようになっています。

FileMaker WebDirectは、モバイルハードウェアの必要条件に記載されていないデバイスでも動作する可能性がありますが、記載されていないデバイスは検証されていないことからサポートされていません。

[関連]FileMaker Server 15 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

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