FAMLog


FileMaker Pro 15はFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲

May 12, 2016

FileMaker Pro 15のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。

同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、FileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedおよびFileMaker Go 15はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。

ただし、FileMaker Pro 15では新しい機能や関数が追加されています。FileMaker Pro 15の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12、バージョン13およびバージョン14)で開いた場合には、適切に動作しない部分が出てくる可能性があるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Pro ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker 15 プラットフォームが登場

May 11, 2016

ファイルメーカー社が、FileMaker 15 プラットフォームを2016年5月11日から販売を開始すると発表しています。

本日より「FileMaker Pro 15」、「FileMaker Pro 15 Advanced」および「FileMaker Server 15」の販売が開始され、さらにユーザー数ベースのライセンスプログラム「FileMaker Licensing for Teams (FLT)」が新しく開始されています。「FileMaker Go 15」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。

FileMaker 15 プラットフォームの各製品は、日本国内では下記の価格にて販売されます。FileMaker Go、FileMaker WebDirectもしくはFileMaker Pro(ユーザ接続用)からFileMaker Server 15にアクセスするには、有償のFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。

・FileMaker Pro 15:38,000円(税別)
・FileMaker Pro 15 Advanced:63,000円(税別)
・FileMaker Server 15:99,000円(税別、ボリュームライセンスのみ)
・FileMaker Licensing for Teams (FLT) 5 ユーザ接続:96,000 円(年間利用料金)

なお、FileMaker Pro 15では、OS X Mavericks v10.9はサポート対象外となっています。

Tag: FileMaker

PHP 5.5.35、PHP 5.6.21およびPHP 7.0.6が公開

May 10, 2016

PHP 5.5.35」、「PHP 5.6.21」および「PHP 7.0.6」が2016年4月下旬に公開されています。

PHP 5.5.35、PHP 5.6.21およびPHP 7.0.6では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、PHP 5.5系統の保守は今年の7月に、PHP 5.6系統の保守は2018年12月に終了する予定となっています。

PHP 7では実行速度が高速化されていることから将来的にはPHP 7.0系統の普及が期待されますが、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

Tag: Apache

FileMaker Pro 14で取り除かれた機能

May 09, 2016

FileMaker Pro 14では一部の機能が削除されています。バージョン14で削除された機能の一覧は下記の通りです。

・QuickTime を挿入
・Bentoデータのインポート
・環境設定ダイアログボックスの[フォント]タブ
・クラシックテーマ
・新規デフォルトスクリプト

環境設定ダイアログボックスの[フォント]タブは、新しいインスペクタオプション[フィールドの言語と同期]に置き換わっています。[フィールドの言語と同期]は、インスペクタの[データ]タブの[動作]領域にある[インプットメソッドの設定]内で指定できます。

「クラシック」テーマについては、バージョン14でサポート対象外となり、[テーマの変更]ダイアログボックスで「クラシック」に変更および指定できなくなっています。

また、FileMaker Pro 14では、画面ステンシルの内容・一覧が更新されており、iOS用画面ステンシルの高さが変更され、3.5インチスクリーン用のサイズが削除されています。

[関連]FileMaker Pro 13で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker Pro 13の改善点:画面ステンシル(FAMLog)、FileMaker Pro 14の新機能:「ミニマリスト」および「ミニマリストタッチ」テーマ(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.0.2hとOpenSSL 1.0.1tが公開

May 06, 2016

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2h」と「OpenSSL 1.0.1t」が公開されています。

OpenSSL 1.0.2hおよびOpenSSL 1.0.1tでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.0.1系統に移行する必要があります。バージョン1.0.1系統のサポートが2016年12月31日に終了する予定となっていることを考慮すると、今後はOpenSSL 1.0.2系列へのアップグレードが推奨されることになります。

なお、FileMaker Pro 14.0.5、FileMaker Server 14.0.4aおよび14.0.4bにはOpenSSL 1.0.2dが同梱されています。

Tag: Security

FileMaker Pro 14の新機能:[すべてのツールバーを隠す]オプション

May 02, 2016

FileMaker Pro 14では、ファイルオプションの設定に[すべてのツールバーを隠す]オプションが追加されています。

[すべてのツールバーを隠す]にチェックを付けておくと、当該ファイルを開いた際にすべてのツールバーが非表示になります。具体的には、[ツールバーの表示切り替え]スクリプトステップおよび[メニューバーの表示切り替え]スクリプトステップを実行した場合と同様にツールバーが非表示になります。

なお、このオプション設定を確認するには、[ファイル]メニューの[ファイルオプション...]を選び、[開く]タブを選択します。

Tag: FileMaker

FileMaker Go 14の改善点:[メニューバーの表示切り替え]スクリプトステップのサポート

April 28, 2016

FileMaker Go 14では、[メニューバーの表示切り替え]スクリプトステップが動作するように機能強化されています。

[メニューバーの表示切り替え]スクリプトステップは、バージョン13で追加された、FileMaker WebDirectで使用できるスクリプトステップです。

バージョン14では、当該スクリプトステップがFileMaker WebDirectに加えてFileMaker Goにも対応し、メニューバーの表示・非表示を調整できるようになっています。また、FileMaker Goでメニューバーの状態が変更されないようにロックできるようにもなっています。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)、FileMaker Pro 14 でのスクリプトステップの変更および機能強化の概要(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 14の新機能:署名キャプチャの機能強化

April 27, 2016

FileMaker Go 14では、署名キャプチャの機能が強化されています。

FileMaker Go 14では、iPadで署名キャプチャ画面を縦方向にも横方向にも表示できるようになっています。また、スクリプトを使用すれば、敬称や説明、署名行の下のテキストなど、情報を追加することもできるようになっています。

FileMaker Go 13以前では、ユーザーが署名キャプチャ画面に入ったときには、署名の内容のみが表示されていました。バージョン14では[デバイスから挿入]スクリプトステップが強化され、署名オプションとしてタイトル、メッセージおよびプロンプトという3つの追加パラメータを指定できるようになっています。

[関連]FileMaker Go 14 - 署名キャプチャの強化(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Ruby 2.3.1とRuby 2.2.5が公開

April 26, 2016

Ruby 2.3.1Ruby 2.2.5が公開されています。

Ruby 2.3.1とRuby 2.2.5では多数のバグ修正が行われています。なお、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。

Ruby 2.1系列の保守は来年3月頃に終了する予定となっており、今後はRuby 2.3系統もしくはRuby 2.2系統に移行することが推奨されます。

Tag: Ruby

Apache Tomcat 7.0.69が公開

April 25, 2016

Apache Tomcat 7.0.69が公開されています。

現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.0系統です。Apache Tomcat 7.0.69では主に不具合の修正が行われており、セキュリティ修正が含まれているかは現状では不明です。Apache TomcatはHTTP/2がサポートされたバージョン8.5系統の開発も進められており、現在「Apache Tomcat 8.5.0 beta」が公開されている状況です。

なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使われていて、バージョン13.0v5以降およびバージョン14ではApache Tomcat 7.0.55が使用されています。

Tag: Apache

このページの上へ